サイヤ人に転生した俺はッ!キヴォトスを救うんだよ!! 作:YY:10-0-1-2
ラーメン屋にて、ホシノはご機嫌を撮ろうとご飯を奢るやら何やらアヤネと話している。
ちょっと待って、俺の金じゃないよね?
「どうでもいいんだけどさ、なんでまたウチに来たの?」
残念、セリカの言葉はシロコ達には届かなかったらしい。あーあ。
すると、ガラガラッと扉が開く。
おっ、やっとか。
「こ、ここで一番安いメニューって、お、おいくらですか…?」
「580円の紫関ラーメンです!看板メニューなので、美味しいですよ!」
紫色の髪の子はそそくさと店を出て、特徴的な角を持っている女の子筆頭に、合わせて4人で入店した。
600円以下のメニューやら、なんやら話していることから、相当な貧乏だとわかる。
いや、実際貧乏なんだけど。
彼女達は便利屋68。
陸八魔アルを社長として活動する、いわゆる便利屋と言うやつだ。残念ながら万事屋ではない。
セリカが勘違いをして、アルたちに特大ラーメンを提供していた。
すごく驚いていたようだが、柴大将が手元を狂わせてしまったという言葉を聞いて、ラーメンを食べ始めたようだった。
なんという事だ。あのイケメン大将。まさかレジェンド妖怪かなにかなのか?
ま、俺は原作で内容を知っていることもあって大して聞きもせず、目の前の美味しいラーメンをすすることにした。
ウーッ、ウマウマ。
その後も、原作通りアルとノノミが仲良さげに話をしたりしているから、まぁ良しとする。
さて、俺はお金を払うとしますかね。
9人分……うへ、結構金飛ぶな…。
「…ちょいと、お代が多いようだが?」
「ん? あぁ、手元が狂っちまった見てぇでな」
「……そうかい。ありがとよ」
「お互い様だよ」
俺はそう言って、静かにアル達を静かに見ているのであった。
◇Ⅶ◇
「な、ななななっ、何ですってーーーー!!?」
よし。この目でバッチリ見たぞ。
やっぱり、アルはああいう感じじゃないとだな。
俺は空を飛びながらアル達を見て、アルの反応にクスッと笑いながら、静かにその場から立ち去る。
しばらく飛び、校舎に降りる。
教室内に入ると、シロコ達が戦闘準備をしていた。
みんなやる気満々だね。
「よし、現状は理解した、出動しようか」
校舎から出ると、アルが悔しそうな、悲しそうな顔で立っていた。
ほんと、心優しいからねあの子。こう言うのが一番参るタイプなんだね。
「誰かと思えばあんたたちだったのね! ラーメンも無料で特盛にしてあげたのに、この恩知らず!」
「あははは、その件はありがと。それはそれ、これはこれ。こっちも仕事でさ」
「残念だけど、公私はハッキリ区別しないと。受けた仕事はきっちりこなす」
カヨコがビシッと言ってくれる。
うーん、やはりカヨコがあっちにいると安心するっていうかなんというか。
ノノミが便利屋について、もっと健全なアルバイトがあるでしょ、と叫ぶとアルが反論する。
「アルバイトじゃないわ! れっきとしたビジネスなの! 肩書だってあるんだから! 私は社長!」
なんだあれ、可愛いかよ。
ただ、依然としてシロコ達の敵意が収まることは無い。俺からすればもうやめましょうよと飛び出てもいいんだけど、そうするとアル達も顔が立たないだろう。
アルだって、強いんだし。
「総員! 攻撃!」
アルの命令で日雇いバイト達が銃火器を持って走ってくる。
当たることは無いだろうけど、ここはシロコ達に任せても大丈夫だろう。
俺は安全圏で指示を出すとしますかっ!
さぁ、激戦が続かれていますが……
キーンコーンカーンコーンと学校のチャイムが鳴り響く。
と、ヘルメットを被ったアルバイトの一人が
「あっ、定時だ」
と呟く。
うーん、これはひどい。
「今日の日当だとここまでね。あとは自分たちで何とかして。みんな、帰るわよ」
「は、はあ!? ちょ、ちょっと待ってよ!!」
だが、アルの声は届かず、アルバイト達は去っていってしまう。
「こらー!! ちょっ、どういうことよ!? ちょっと! 帰っちゃダメ!!」
「………」
「こりゃヤバいね。まさかこの時間まで決着がつかないなんて……アルちゃん? どうする? 続ける?」
アルは悔しそうな顔を浮かべて、俺たちに指さす。
「これで終わったと思わない事ね! アビドス!」
そうして退却して言ったアル達。
俺はその後をニッコリと笑いながら見ていた。
強く生きて。アル……。
次はどこ行こうかな……?
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ケイ、アリス、起動します!
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もちろんワイらは補習で抵抗するで?
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え、アリウス行くんですか?
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兎!ウサギこそ正義!!
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百鬼ダロォォ??