記憶喪失のTS娘が頑張ったり頑張らなかったりするお話   作:祈るね☆

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遅筆……!余りにも遅筆……!
これがその場のノリで執筆してる弊害って訳。
ネタはあるんだよネタは。


第3話 TS娘、保護される!

 

 話し合いが終わり、先生と並んでユウカのいる部屋へと歩いていた。どうやらそこが部室らしく、普段の業務もそこで行っているとのこと。つまり執務室って事?

 部屋に入ると、紙に何やら書き込んでいたユウカが手を止めてこちらへ顔を向けた。

 

「あ、話し合い終わったんですね? どうなりましたか?」

「うん、この子はシャーレ所属の生徒として登録することになったよ」

「よろしく!」

「えぇ、よろしくね」

 

 面倒な話は終わったのだ。いや、これから面倒をかけるのはオレなんですけども。記憶云々については現状どうにもならないので考えるべきはこれからの生活だ。油断せずに行こう(手塚ファントム)

 ひとまずは隣人と仲良くすることだ。挨拶は大事って古事記にも書かれていると何かで聞いたことがある。

 

「それでね──」

「はい──」

 

 先生がユウカにさっきの事を説明している傍ら、オレは部屋の探索を始めた。多分だけど今後はオレもここで仕事をするのだ。どこに何があるかはあらかじめ把握しておかなければならない。備品の把握は新人の務めなのである。

 スケルトンな棚はスルーして誰も使ってなさそうな机の引き出しを開けては閉めて開けては閉めて。ふーむ、空っぽの引き出しばかりだな。そんな感じで色んなところを物色していると、なにやら四角の箱が連なっている引き出しを発見した。

 

「こ、これは……ッ!?」

 

 ぷ、プラモデルだ!それもロボット物。しかもギ○ン!?数あるプラモから敢えてこれを選ぶなんて、渋すぎるぜ先生……!

 その下には……パーフェクトジ○ング!?か〜っ!脚なんて飾り!偉い人にはそれが分からんのです!しかも……100分の1!?デカすぎんだろ……。

 

 オレはそっと引き出しを閉じた。こんなところに置いてるということは、きっと先生はこのプラモデル達を隠しているに違いない。ふふ、先生、オレは誰にも言わねぇぜ?でも面白かったからもうちょっと物色させてね……。

 

 他にも別の引き出しや棚で高級そうなお菓子や超合金のジャイ○ントなロボットフィギュアを発見していると、先生にこちらへ戻ってくるように声をかけられた。……なんかちょっと焦ってる。

 

「ふふっ、何か面白いものはあった?」

「あっあっ……」

「……べ、別に?」

「……そう?」

 

 本当に言う気は無かったが、先生があまりにも憐れみを誘う顔をしていたのが面白くて思わず皆の心の中に住む彼女が顔を出してしまった。あかん、ユウカが訝しげな表情してる。普通に答えてたら何も無かったろうに。ごめんね、先生。

 

「昼休憩の時間ですし、一緒に下のカフェでランチにしませんか?」

 

 ユウカが時計を見つつそんなことを言い出した。すると、その言葉で思い出したかのように空腹に襲われる。今にもお腹から悲鳴が聞こえそうだ。いつから食べてないのかは記憶がないから知らんが、今ならいくらでも食べられそうだ。

 

 しかし、問題が一つある。

 

「……あいはゔのーまねー」

 

 そう、金がない。

 

 カフェということは公共の施設なのだろう。であれば金が必要な筈だ。でもオレは財布すら持ってないんだぞ。それどころか金目のものすら持ち合わせの無い素寒貧だ。払える物など何も無い!

 そんなオレはもう、先生を露骨にチラチラと見ることくらいしか出来ないんだ。

 

 何度も目を合わせていると、先生はちょっとだけ苦笑いしてた。

 

「気にしないで。私が払うから大丈夫だよ」

「ありがとうございます!……へ、へへ、ご同伴に預からせていただきやす。く、靴でも舐めやしょうか?」

「舐めなくていいから……」

「急に卑屈になり過ぎよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

「ところで、君の事はなんて呼べばいい?」

 

 オレが最後の一口を頬張ったタイミングで先生が言った。既に先生とユウカは食べ終えており、コーヒーを飲みながらブレイクタイムを楽しんでいた。日替わりランチのセットに付いているやつだ。

 ちなみにオレは先生から"遠慮しなくていいよ"とのお言葉をいただいたので遠慮せずにサイコロステーキランチ(ライス大盛り)を頼んでやりました。オレは人の好意は素直に受け取る人間なのだ。んまい。でもちょっと多かったかも。お腹がぱんぱんだ。

 

 ごくんと飲み込み先生の言葉に意識を傾ける。

 

 確かに、今のオレは名無しの権兵衛、A.K.Aジェーン・ドゥだ。生活するにあたって名前がないのは大層不便だというのも分かる。いつまでも二人にチミとかアータとかと呼ばれる訳にもいかない。本当の名前はちゃんとあるんだろうけど、知ってる人がいないから何かしら考える必要があるな。

 

「そうね、ちゃんとした……って言うと変になるわね。えーと、元の名前があるにせよ、その名前を知る人がいないのだから、仮称であっても呼び名を決めるべきね」

 

ユウカが先生の言葉に便乗した。んな事分かっとる!(短気)

 

「……なら寿限無、寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚の 水行末 雲来末 風来末 食う寝る処に住む処 やぶら小路のぶら小路 パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの 長久命の長助というのはどうですか?」

 

「長いよ」

「オレ、大往生したいんです」

「いや……長いよ」

「噛まずによく言い切れたわね……」

「省略されたら所構わず猿叫します」

「しないで……」

「長助だからチョウ・チャンでもいいですよ」

「それは違う人……」

「これも意味記憶なのかしら?それだったら名前も意味記憶になるような気もするけど……」

 

 さぁな、そこんとこだがオレにもよう分からん。

 

 不評みたいだし、別の名前を考えてみる。……うーん、出来れば呼びやすいかつサインしやすい名前がいいよな。この場合のサインがしやすいというのは画数が少ないという意味だ。あ、後は可愛い響きがいいな。だって今のオレ、可愛いし!(自画自賛)

 って考えるとオレの中では実質二択となる。どっちにしようかな〜?

 

「……じゃあ、ノノっていうのはどうですか?」

 

 ちなみにもう一つはノンだった。でもこっちは画数が一つ増えるし、響きもノノの方が好みだ。

 

「……いいんじゃないかな? 響きも可愛らしいし、君にピッタリの名前だと思うよ。何か理由でもあるの?」

「覚えやすいですし、何より書くときに簡単だと思いました!」

「……うん、そういうのも重要だよね。ノノ"らしさ"が現れていると思うよ」

 

 オレらしさ、か。記憶の無いオレにとって、そういった"オレらしさ"というのが記憶を取り戻す手がかりになってくるのだろうか。今は分からないが、先生が言うならこの感性は大事にしていこう。

 

 ……っていうかオレ、いま口説かれた? 先生にきゃわわって言われちゃった。きゃっきゃっ!

 

「それじゃあ苗字はどうしようか」

「それは本気でどうでもいいので適当に見繕っておいてくれませんか?」

 

 どうせ記憶が戻るまでの仮称だ。なんでもいいさ。

 

「あっ、やっぱりカッコイイ感じでオナシャス!」

 

 記憶が戻るまでの仮称だが、どうせならカッコイイものがいいよね。

 

「やっぱりカッコイイかつ簡単にかける苗字がいいです!」

 

「結構求めてくるね!?」

「アレを候補に上げてくる割に簡単である事へのこだわりが強いわね……」

 

 最初は苦笑しながらも静観していた先生だったが、度重なるオレからの要求に思わずといった感じで声を荒げた。ユウカからもツッコミが入ったし。ごめんなさい、一回で言うべきでした。

 しかしカッコイイかつ簡単な苗字かぁ。一体なにがあるかな?……よし、こういうのはまず少ない画数の漢字から考えるべきだな。

 

 少ない画数の漢字といえば(いち)。けど一ってそんなに読み方あったっけ?スマホで調べてみるか……ってスマホなんて持ってなかったわ。くっ、所詮俺はスマホを持ってなければ読み方一つも分からない素養のない人間なんだ……!

 

「ねぇねぇユウカ。スマホでさ、一って漢字の他の読み方調べてくれない?」

「いいわよ。一般的に格好良いと言われている読み方が知りたいのよね。えっと、なになに?はじめ、いちもんじ、よこいち、かずと、……一って書くだけなのにこんなにも色々な読み方があるのね。へぇ、この読み方なんてオシャレじゃない?」

 

 ユウカがスマホの画面をこちらに向けてくるので椅子をユウカに近付けて覗き込む。こ、これは……!

 

「先生、決めました!(にのまえ)でお願いします!オレの名前は一ノノです!」

「考えてって言ったのに自分で答えちゃうんだ!?でも確かにカッコイイ苗字だね。一だから二の前かぁ。しかも凄く簡単だ……!」

「請われるままに教えたのは私だけど、苗字と名前全て合わせても三画って極まってるわね」

 

 我ながら凄まじい苗字を選んだもんだ。これ以上に書くのが楽な名前なんてないと自信を持って言えるぞこれ。一ノノだぞ?外国での読み方なんてノノ一だぞ?オレに勝てるやついるの?

 

 にのまえ、うぅむ、響きがいいな!なんとなく某アーッ!を思い立たせるような素晴らしい苗字だ。もしかしたらこれは、オレに剣を持てと何某かの何かが言ってたり言ってなかったりするのかもしれない。もうこれ以外の苗字なんて考えられない。

 

「……でもちょっと待って頂戴。簡単を追求することを否定はしないし、書く時にすごく楽なのも分かるわ。でもこの苗字だと書いた際に、必ず読み方を聞かれるわよ?一だけでも様々な読み方があるわけだし。結果的にそれは時間のロスになるんじゃないかしら」

「ユウカ……やはりお前は天才だ」

 

 オレは、目先の事しか考えていなかった……!まさしくユウカの言う通りだ。この苗字にしたが最後、オレは会う人会う人に苗字の読み方を尋ねられるのだろう。きっと途中からはメンドくさくなってただの伸ばし棒だと説明するに違いない。

 まぁでも、そういうのって大抵役所とか、契約する時にしか読み方は聞かれないだろうし、その他の場面では初対面にちゃんと自己紹介するのは当たり前だから、ユウカが言うほど面倒ではないような気がする。

 

「先生、カッコイイかつ簡単に書けるかつパッと読み方が分かる苗字をもう一候補、お願いします!」

「む、難しすぎる……!!」

 

 頭を抱えて悩む先生を横目にお冷を飲む。

 

「苗字はおいといて、名前はノノで決まり?じゃあノノ、改めてこれからよろしくね」

 

 ユウカが頭を撫でてくる。オレは甘んじて受け入れた。正直気恥ずかしい気持ちはあるが、今のオレは推定ユウカよりも幼い少女となってしまった訳だ。撫でてくる理由もなんとなく分からなくもない。後輩とかなんかそんな感じに思われているのだろう。知らんけど。

 だがオレに撫でポは効かんぞ!見た目は少女だが中身は大人なのだ。大人が少女に撫でられてポッてなるか?ならんでしょ。寧ろオレはオトナノオトコのミリョクで撫でポする側の筈だ。側と中身のギャップ?ってやつであまねく女性たちを際限なく魅了するのだ!

 

 しょうもない事を考えていると、ユウカは興が乗ってきたのか先程より撫でる勢いが増し、それに合わせてオレの頭も円を描くように左回転する。言うなれば2000年以降のドラ○ーンである。というか、これはもはや撫でられていない。少し酔いそうだ。

 

「先生、オレはこのあとどうすればいいですか?」

「色々あって疲れたでしょ?これからの事とかは諸々まとめたあとで説明するから、今日のところはユウカと一緒にゆっくりしてて」

「分かりました!じゃあ、ユウカ!外でオレの身体について調べるから付き合ってくれ!」

「ゆっくりしてって言ったのに……」

 

 ユウカの話を聞いてから、オレは背中の翼について検証を行いたくて仕方なかったのだ。具体的には空を飛べるのか否かである。見た目からして飛べるようなフォルムではなさそうだが、やってみなくちゃ真相は分からない。人間はそうやって科学を発展させていた。じっくりこってりねっとりしっとりと調べ尽くしてやる。唆るぜこりゃ。

 

「ノノ、体調とかは大丈夫なの?貴女、一応さっきまで気絶してたのよ?」

「気絶ぅ?そんな昔の事、とうに忘れたわ!」

「……これも記憶喪失の弊害かしら」

 

 深刻そうな顔をするユウカ。

 

「でもここに来るまで元気だったし、大丈夫でしょ。それにご飯も食べてお腹も膨れた。体調は万全だ」

「ノノ、疲れっていうのは身体的なものだけじゃなくて精神的なものについても言ってるんだよ。今日は考える事、いっぱいあったでしょ?」

「……ありました。じゃあ自覚症状がないだけで、多分先生の言うとおりです」

 

 そう言われるとなんだか疲れてるような気がしてくる。というか首の寝違えが今になって気になり始めた。ちょっと痛い。ついでに眠くなってきたような……いや、これは昼食の後だからかも……んぅ…………ぅ………………。

 

 …………。

 

 ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く、会って間もない相手の前でよくもまぁ呑気に眠れるわね」

 

 そう言いつつ、恐らくは緊張の糸が切れたのだろうと当たりをつける。

 

 こくり、こくりと頭を揺らす、どこからともなくこの世界に現れた記憶喪失の少女──ノノ。やがて私の方に寄っかかるように倒れてきた頭を優しく抱きかかえると、きめ細やかでまるでシルクのような白髪(はくはつ)が視界いっぱいに映る。ヘイローが見えないので本当に寝てしまったのだろう。散々撫で回した後ではあるが改めて撫でてみると、枝毛一つもないさらりとした感触が手に残る。

 

 情報は先生と共有している。半日にも満たない短い時間。しかしノノにとってはその短い時間が何倍にも、もしくは何十倍にも感じられたことだろう。何せキヴォトスについての何もかもが未知だと彼女は言う。

 人は勉強をしている時や新しい事に挑戦する際は時間の経過が緩やかに感じるものだ。記憶喪失というものがいかなるものか、実際に体験したことのない私には想像でしか物を言うことは出来ないが、おおよそ類似する感覚だと思う。

 

「もしかしてノノ、寝ちゃった?」

「はい。先生の言葉で疲れを自覚したのかすぐに船を漕ぎましたよ。睡眠薬とか使ってないですよね?」

「まさか!子供に睡眠薬なんて処方しないよ。もちろんアイスティーにも入れてないからね」

「冗談ですよ。先生がそんな事するはずないじゃないですか」

「ユウカから言ってきたのに……」

 

 苦笑する先生から視線をそらし、ノノを極力揺らさないように椅子から立ち上がる。椅子に座った状態から私の方に寄っかかっているので少々体勢が不安定なのだ。

 

「大丈夫?私が変わろうか?」

「い、いえ、大丈夫です!こんな役得……いえ、ノノくらいの体重なら全然平気です!」

 

 崩れそうな顔を必死に誤魔化しながらノノをおんぶする。この役目を先生に任せるなんてとんでもない。普段学校ではセミナー会計として皆には厳しく接しているので、私には友人や味方といった類の人間が少ないのだ。つまり、可愛い子と触れ合う機会が中々訪れないということ。そんな中降って湧いたようなチャンス。逃すわけにはいかない。

 とはいえ正直なところ、少々重い。いくら幼く見えても背丈は10センチくらいしか変わらないし、体形も少々痩せ型ではあるものの標準的なもの。更に言えば寝ているからというのもあるだろう。気を失っている人間は殊更重く感じるのだ。

 

「では先生、ノノを仮眠室まで運びますね」

「お願いね。私はこれからさっき言った物を準備しておくから。……あと、ユウカも一緒に休んでていいよ。ヘルメット団たちとやり合って少し疲れたでしょ?」

「……いえ、ただでさえ通常業務が圧迫しているところに午前中がヘルメット団たちの抗争のせいで潰れて、更に追加の作業が入って来てるんですから、私がいるうちに片付けたほうが良いと思います」

「……ごめんね。助かるよ」

「当然のことです」

 

 魅力的な提案を断りノノを抱えてカフェから出ると、エレベーターの方へと歩みを進める。肩に頭を乗せるノノの鼻息が、首に掠めて妙にくすぐったい。

 

 やがて仮眠室に辿り着くと、ノノをベッドにおろして体勢を整えてあげる。規則正しく行われる呼吸と穏やかな表情に僅かな安堵感を覚えて息を吐く。

 

 気丈に振る舞ってはいたが、シャーレに到着してからも先生と話すまで彼女から不安げな面持ちが消えることはなかった。

 当然だ。知らない土地、知らない人、挙句の果てに自分のことすら分からない。おまけに自分を知っている人すらいない。そんな状況下で不安にならないわけがない。恐慌状態に陥ってもおかしくない事態だ。

 勝ち気な口調も、もしかすると少しでも自分を大きく見せようとする自己防衛本能から来るものなのかもしれない。……いや、アレは素だろう。

 

「……可愛い寝顔ね」

 

 無垢な寝顔に少し癒される。

 

 先生から話を聞いた時、最初はそういう事もあるのか程度の認識だった。ミレニアムでの出来事というわけでも無し。気の毒、可哀想という感情は浮かべど、そこまで親身に接するつもりは無かったのだ。

 しかし、ノノは余りにも可愛らしかった。私の言葉に楽しそうに相槌をしてくれるし、撫でても嫌な顔しないし翼への接触まで許可してくれた。加えて初対面であるにも関わらず何故かキラキラした目で見てくるしで、そんな事をされたらもう他人事とは思えなかった。

 可愛い後輩のために一肌脱ぐくらいはしてあげなければ、私自身が納得出来ない。端的に言うと情が湧いたのだ。

 

 生活するにあたっての諸々はシャーレが請け負うため、ひとまずは不便する事はないだろう。

 しかし、問題が解決したわけではない。依然としてノノは記憶喪失なままであり、身元も不明な不審者である事に変わりはない。いずれはそちらに対しても着手する必要がある。

 

「……さて、そろそろ頑張らないと」

 

 最後に頭をひと撫でして、私は仮眠室を後にするのだった。

 

 

 

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