蒼龍さん感想ありがとうございます。
雄二「良くやった」
教室に戻ってからまたもや雄二らしくもない言葉を口にした。僕を素直に誉めるなんてどういう風のふきまわしだろう疑問に思いながらその顔を見る。
めちゃくちゃ晴れやかな笑顔だった
それはもうムカつくくらいに
さてはこの男ーー
明久「校内放送、聞こえてた?」
雄二「ああ。ばっちりな」
明久「そんなことより須川君がどこにいるか知らない?」
智也「もうすぐ戻ってくるんじゃない?」
明久「やれる、僕なら殺れる」
雄二「殺るなっての」
智也「あ、そういえば明久」
明久「なに?」
智也「あの放送指示したの雄二だと思うよ?」
明久「死ねぇぇぇっ!!」
雄二「おい!落ち着けそれは智也の推測だろ?俺がやったとは限らないだろ」
明久「あ、それもそっか」
雄二「まぁ俺が指示したんだがな」
明久「やっぱりかぁぁーっ!」
雄二「あ、船越先生」
智也「流石の明久も自分の身を大事にするか」
雄二「さて、馬鹿は放っておいて、そろそろ決着つけるか」
秀吉「そうじゃな。ちらほらと下校しておる生徒の姿も見え始めたし、頃合いじゃろう」
康太「・・・・・(コクコク)」
智也「そーだねー」
雄二「おっしゃ!Dクラス代表の首級を獲りに行くぞ!」
F「おう!」
雄二「あー、明久 船越先生が来たってのは嘘だ」
え、嘘?誰もいない...
明久「逃がすか、雄二ぃっ!」
~戦闘場所~
雄二「下校している連中に溶け込め!取り囲んで多対一の状況を作るんだ!」
明久「雄二!どこだぁ!首を洗ってーー」
平賀「援護にきたぞ!もう大丈夫だ!皆、落ち着いて取り囲まれないように周囲を見て動け!」
F「Dクラスの本隊だ!遂に動き出したぞ!」
平賀「本隊の半分はFクラス代表坂本雄二を獲りに行け!他のメンバーは囲まれている奴を助けるんだ!」
D「おおー!」
雄二「Fクラスは全員一度撤退しろ!人混みに紛れて攪乱するんだ!」
平賀「逃がすな!個人同士の戦いになれば敗けはない!追い詰めて討ち取るんだ!」
こそこそ逃げ回っている僕の視界に平賀君の姿が入った。もう間に邪魔な近衛部隊がいないほどに防備が薄くなっている。
明久「チャンスっ! 向井先生!Fクラス吉井がーー」
玉野「Dクラス玉野美紀、サモン」
明久「なっ!近衛部隊!?」
平賀「残念だったな、船越先生の彼氏クン?」
明久「ち、違う!アレは雄二が勝手に」
平賀「そんなに照れなくてもいいじゃないか。さ、玉野さん。彼に祝福を」
玉野「分かりました。」
明久「ちくしょう!あと一歩でDクラスを僕の手で落とせるのに!」
平賀「何を言うかと思えば、彼氏クン。いくら防御が薄く見えても、流石にFクラスの人が近づいたら近衛部隊が来るに決まっているだろう?
ま、近衛部隊がいなくてもお前じゃ無理だろうけど」
明久「それは同感。確かに僕には無理だろうね。だからーー
姫路さんよろしくね」
平賀「は?」
瑞希「あ、あの・・・・」
平賀「え?あ、姫路さん。どうしたの?Aクラスはこの廊下は通らなかったと思うけど」
瑞希「いえ、そうじゃなくて・・・
Fクラスの姫路瑞希です。よろしくお願いします。」
平賀「あ、こちらこそ」
瑞希「その・・・・Dクラス平賀君に現代国語勝負を申し込みます」
平賀「・・・・はぁ。どうも」
瑞希「あの、えっと・・・・・さ、サモンです」
Fクラス 姫路瑞希
現代国語 339点
VS
Dクラス 平賀源二
129点
平賀「え?あ、あれ?」
瑞希「ご、ごめんなさいっ」
相手の反撃も許さず、一撃Dクラス代表を下して、この戦いの決着となった。
Dクラス代表 平賀源二 討死
Fクラス「うぉぉーーっ!」
F「凄ぇよ!本当にDクラスに勝てるなんて!」
「これで畳や卓袱台ともおさらばだな!」
「ああ。あれはDクラスの連中のものになるからな」
「坂本雄二サマサマだな」
「やっぱりあいつは凄いやつだったんだよ」
「坂本万歳!」
「姫路さん愛してます!」
雄二「あー、まぁなんだ。そう手放しで褒められるとなんつーか」
F「坂本!握手してくれ!」
「俺も!」
明久「雄二!」
雄二「ん?明久か」
明久「僕も雄二と握手を! ぬぉぉっ! 雄二・・・どうして握手なのに手首を押さえるのかな・・!」
雄二「押さえるに・・・決まっているだろうが・・・!フンッ!」
明久「ぐあっ!」
智也「えっどこに包丁が入ってたの? え?やばくね」
雄二「・・・・」
明久「雄二、皆で何かをやり遂げるって、素晴らしいね」
雄二「・・・・」
明久「僕、仲間との達成感がこんなにいいものだなんて、今まで知らな関節が折れるように痛いぃっ!」
雄二「今、何をしようとした」
明久「も、もちろん、喜びを分かち合うための握手を手首がほどに痛いぃっ!」
雄二「おーい。誰かペンチを持ってきてくれー」
明久「す、ストップ!僕が悪かった」
雄二「・・・・チッ・・・・ブツブツ・・・・」
智也「雄二何いってんの?」
雄二「・・・生爪・・・」
智也「えっ怖っ!」
平賀「まさか姫路さんがFクラスだなんて・・・信じられん」
瑞希「あ、その、さっきはすみません」
平賀「いや、謝ることはない。全てはFクラスを甘く見ていた俺達が悪いんだ ルールに則ってクラスを明け渡そう。ただ、今日はこんな時間だから、作業は明日でいいか?」
明久「もちろん明日でいいよね、雄二?」
智也「はぁ何いってんの?明久」
雄二「そうだぞ明久 クラス交換はしない」
明久「え?何で?」
智也「Dクラスを奪う気はないから」
明久「雄二、それはどういう事?折角普通の設備を手にいれることが出来たのに」
雄二「忘れたのか?俺達の目標はあくまでもAクラスのはずだろう?」
明久「でもそれなら、何で標的をAクラスにしないのさ。おかしいじゃないか」
雄二「少しは自分で考えろ。そんなんだから、お前は近所の中学生に『馬鹿なお兄ちゃん』なんて愛称をつけられるんだ」
智也「雄二、中学生じゃないよ、小学生だよ」
雄二「そうだったかすまなかったな明久」
明久「・・・・人違いです」
雄二「まさか・・・本当に言われたことがあるのか・・・・?」
智也「・・・・ごめん」
雄二「と、とにかくだな。Dクラスの設備には一切手を出すつもりはない」
平賀「それは俺達にはありがたいが・・・。それでいいのか?」
雄二「もちろん、条件がある」
平賀「一応聞かせてもらおうか」
智也「そんな大したことじゃないよ。僕らが指示を出したらあれを動かなくしてほしいんだ」
平賀「Bクラスの室外機か」
智也「設備を壊すと教師に睨まれる可能性あると思うけど悪い話じゃないでしょう」
平賀「それはこちらとしては願ってもない提案だが、なぜそんなことを?」
雄二「次のBクラス戦に必要なんでな」
智也「それともう1つ同盟をくんでほしいな。例えば意図的に勝負を挑むとかさ」
平賀「・・・・そうか。ではこちらはありがたくその提案を呑ませておう」
雄二「タイミングについては後日詳しく話す。今日はもういっていいぞ」
平賀「ああ。ありがとう。お前らが勝てるよう願っているよ」
雄二「ははっ。無理するなよ。勝てっこないと思っているだろ?」
平賀「それはそうだ。AクラスにFクラスが勝てるわけない。ま、社交辞令だな」
智也「くくっ。ずいぶんといってくれるじゃん」
雄二「さて皆!今日はご苦労だった!明日は消費した点数の補給を行うから、今日のところは帰ってゆっくり休んでくれ!解散!」
明久「雄二、智也。僕らも帰ろうか」
雄二、智也「そうだな(ね)」
瑞希「あ、あのっ、坂本君っ」
雄二「ん? お、姫路。どうした?」
瑞希「実は、坂本君に聞きたいことがあるんです」
雄二「おう。分かった」
智也「じゃあ先行ってるよ雄二」
雄二「おう」
明久「あっ待ってよ智也」
帰り道ーー
明久「それにしてもさ」
雄二「ん?」
明久「Dクラスとの勝負って本当に必要だったの?別にエアコンくらいなら他の方法でも壊せたと思うけど」
雄二「ああ、そのことか 理由は他にもある。クラスの皆を試召戦争に慣れさせる為だとか、他のプレッシャーを与えるためだとか、自信をつけて士気を上げるためだとかな」
明久「ふーん。それじゃ、Dクラスの設備をてにいれなかったのは?」
智也「それはDクラスの設備を手に入れて一部の奴らが満足して反発するかもしれないじゃん。だからそれの予防と不満と言うモチベーション維持のためだよ」
明久「Aクラスに勝てるかな?」
雄二「無論だ。俺に任せておけ」
明久「・・・・ありがとう。僕のわがままの為に」
雄二「別にそんな訳じゃない。試召戦争は俺がこの学校に来た目的そのものだからな」
智也「そーそー僕も面白そうだと思ってやってんやから」
雄二「目的のためにも、明久にだってきっちり協力してもらうからな。
とりあえず明日の補給テストで」
明久「・・・ぐぅ」
智也「ゲームばかりしてないで、寝る前くらいに少しくらい勉強も
なよ」
明久「はいはい。教科書くらいは読んで・・・・ん?
あ!教科書、卓袱台の下に置いたままだった!」
雄二「・・・・あほ。さっさととってこい」
明久「んじゃ、先に帰っていいよ」
雄二「もちろんだ。待っているわけがないだろう」
智也「そーそー」
明久「わかっていたけど、薄情もの、チビ!」
智也「いいお節介だこのやろう」
雄二「仕方ないだろ事実なんだから」
智也「お前がでかいんだよ!」
雄二「確かにそれは認めるが、お前も十分小さいだろうなんcmだよ」
智也「・・・・160」
雄二「ほらちいせいじゃねえか」
智也「くっ!いつか勝ってやるからな!」
雄二「そんなことあるわけないだろ」
そんなことを話ながら僕たちは帰った。
実は智也は背が低いです。
どうでもいいですね
明久と瑞希の手紙のくだりは書きません。
次回は楽しいお弁当が地獄とかす!?と言う感じです知ってる人は知ってますね
それではまた次回