現代最強ヒーロー五条悟   作:何かを極めようとした者

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第6話 懐玉・終

 

 

 

 

 

「おう、言われた通りちゃんと殺しといたぜ」

 

「それで、金の方はいつ……へっ仕事が早ぇこった」

 

「じゃあな」

 

 

 

 

 所詮はただのボンボン。如何にその名を世に轟かせる雄英の生徒とは言え、力の扱いを知らない餓鬼。そう思っていた。

 

 

 

「よぉ。久しぶり」

 

「……マジか」

 

「大マジ。元気ピンピンだよ」

 

 暫しのブランクはあった。勘だって鈍っていた。それでも確かに致命傷を与えた。そのはずだ。

 何だコイツは。第一、コイツの個性は攻撃系。致命傷を治すのは不可能。

 周りのヒーローは全員殺した。

 

「どうなってやがる」

 

「反転術式だよ!知らねぇか?!あぁそうか。そうだよなぁ。知らなくて当然だもんなぁ!つうかこれ本当にできたんだな!呪術がないこの世界でできるか分からねぇし、参考書も何もないからなぁ!」

 

 ペラペラと……。コイツ……ハイになってやがる。一体何言ってんだ。呪術?個性じゃないのか?

 

「だが、死の際で掴んだ。呪力の核心!!」

「お前の敗因は俺を首をチョンパしなかったことと、頭を真っ二つにしなかったこと」

 

 どうでもいいことを。ごちゃごちゃと。

 

「敗因?」

 

「勝負はこれからだろ」

 

 

 

「あーそうか?そうだな──

そーーかもなあ!!

 

 

 

 勘は戻った。今度は確実に殺ッ!?速いッ!

 

「赫」

 

 

 

 クソッ。真逆の能力。反発、いや発散する力か。なんとか武器で防げたが。何なんだコイツは。

 

「ハッ、バケモンが」

 

 そこそこふっ飛ばされたが……骨は逝ってねぇな。一先ず整理するか。

 一つ、如何なる事象をも防ぐバリア。

 二つ、集束する力。

 三つ、発散する力。

 一つ目に関しては常時発動してるわけじゃない。恐らく消耗が激しいか、連続使用ができない。些細なことだ。

 問題は残り二つ。収束する力と反発する力。本来個性は一人一つ。複合型の可能性もあるが今まで使用していない所を見るに怪我が回復したことと関係あるだろう。

 

 幸い威力は大したことない。さっきの高速移動にさえ気をつければいい。

 

 

 

 

 

 全て……問題なし。

 

 

 

 

 

「殺す!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 ごめん天内。

 

 俺は今お前のために怒っていない。

 

 誰も憎んじゃいない。

 

 

 

 

 

 今はただただ

 

 この世界が心地良い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「天上天下────────唯我独尊」

 

 

 

 これは五条悟の必殺にして秘伝の技。

 

 順転と反転。

 

 二つの力を衝突させることで生成された仮想の質量を押し出す。

 

 

 

「虚式・紫」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■■■■年■月■日■ 都内某所

伏黒甚爾襲撃により、天内理子及びその護衛が死亡。さらに、周辺の護衛にあたっていたヒーローの死体を確認。

伏黒甚爾はその後現場から逃走し、■キロメートル離れた場所にて死体が確認。

また今回の関係者、及び一部権力者による会議の結果本件については秘匿事項とし、捜査が終了次第関係資料を適切な形で処理することが決定された。

追記

天内理子の死体は現在も発見されていない。発見しだい報告すること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その夏は忙しかった。色々なところを駆け回った。

 

 

 

 私が見たものは何も珍しくない。周知の醜悪。

 

 知った上で私はヒーローとして人を救う選択をしてきたはずだ。

 

 

 

 あの日から自分に言い聞かせてる。あの日から……。

 

 

 


 

 どーも尺管理が絶望的に下手な作者です。

 

 最後まで呼んでくださりありがとうございます。

 

 尺管理を誤ってクソ短い文になってしまいました。書いてる途中で気づきましたよ。これ玉折の部分まで書いてねって。

 

 あと今回早いなと思ったそこの貴方!もしくは毎回こんくらい早く投稿しろと思った貴方!

 

 できるだけ善処していきたい所存です。

 

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