無下限呪術でキヴォトス無双したい   作:サリム

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アビドス過去編
プロローグ


 

ピピピピッピピピピッピピピピッ

 

うっすらと光の入った部屋のベッドでスマホのアラーム音が鳴り響く。

 

「んーっ…もう朝か」

 

俺はぐっと背を伸ばしまだ寝ていたい気持ちを押さえアラームを止めてあくびをしながらベッドから降りてカーテンを開けると暖かい日差しが部屋全体を照らしていく

 

(今日は大事な日だからアラームを早めにセットしといたんだったな)

 

今日は高校の入学式なのだ、とりあえず部屋から出て顔を洗いに行く

 

洗面所で顔を洗いリビングのドアを開けるとふわっとトーストの香りがただよってくる

 

「「おはよう」」

 

と、父さんと母さんが俺に向かって優しく微笑みながら言う

 

「おはよー」

 

あいさつを返すと父さんは新聞を読み始めて母さんは朝ごはんの準備を続けていく

 

「昨日は昼まで寝てたのに今日はずいぶんと早起きだな善一」

 

新聞をめくりながら父さんが話しかけて来た。

 

「今日は高校の入学式だからだよ、一昨日は徹夜でストーリー読んでたから仕方なく…」

 

「またあのゲームの話してるの?」

 

ベーコンエッグをのせたトーストをカタンと机の上に置きながら母さんが言う

 

そうそのゲームとは透き通る世界観で有名な青春RPG"ブルーアーカイブ"俺の1番好きなゲームだ

 

「ブルアカは個性豊かなキャラがたくさんいるしストーリーが面白いんだよ」

 

「ゲームも良いが勉強はちゃんとしてるんだろうな」

 

「もちろんしてるよ」

 

自慢じゃないが俺は勉強が結構得意だ中学のテストでも80点以下は取ったことがなかった

 

ご飯を食べ終えると俺はいそいそと2階に上がっていく、クローゼットからホコリひとつ付いてない新品の制服を取り出して着替えていく

 

制服に着替えたら1回に降りて玄関に向かっていく

 

「もう出るのか?」

 

靴を履いているとリビングから父さんが話しかけてくる

 

「今日はゆっくり行きたいからね」

 

「そうか気をつけて行くんだぞ」

 

「うん、行ってきます!」

 

「「行ってらっしゃい」」

 

二人の声を聞きながら俺は外へ出た

 

学校への道を歩きながら信号を待っていると俺の後ろからぽんぽんとなにかが跳ねている音がする

 

(ボール?)

 

気になって後ろを見ようとすると俺の横をボールと同時に小さな女の子が横切っていく、信号は赤向こうからトラックが走ってきていた人集りで飛び出そうとしている女の子に気づいてないのかトラックはスピードを落とす気配はない

 

気づいた時には女の子を押し飛ばしていた

 

ガシャーンッ

 

「キャーーー」

 

悲鳴とともに朝の道路に衝突音が響いた

 

(おん な の子は..無事そう..だな...良かった...........)

 

俺の意識はそこで途切れた

 

 

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