無下限呪術でキヴォトス無双したい   作:サリム

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再び開く青い目

目を開けると見慣れない天井が視界に入る

 

「クックック、おはようございます」

 

聞き覚えのある声が隣から聞こえてきた...この声は黒服だ

 

「どうして、お前が...それになんで助けたんだ?」

 

俺がそう聞くと黒服はタブレットのようなものを取りだし画像見せてきた

 

「とりあえずこちらを、これはビナーを倒したあとのあなたの脳の画像です、どうやらあの技を使ったあと...脳の至る所が焼き切れてたようで、...あなたを助けたのはまだ利用価値があるからです...」

 

どうやら俺にはまだ領域展開は早かったようだ黒閃も反転術式も会得していないのに無理してしまった...

 

「それとこちらを」

 

黒服が見せてきたのは鏡だった...

 

「え?髪が白くなってる...これじゃほんとに五条先生みたいだ」

 

「クックック、あなたが倒れた時すでに髪の色は黒から白に変化していましたよ」

 

まぁ髪の色が変わったくらいなら問題ないか、これはこれでかっこいいし

 

「腕はなんで治ってるんだ?それと俺はどれくらいの時間寝てたんだ?」

 

(腕の事も気になるがどれくらい寝ていたんだろうか1ヶ月くらいは覚悟しないとな)

 

「腕は『複製』で治しましたそしてあなたが寝ていた時間は2年です」

 

「は?」

 

聞き間違いか?

 

「も、もう一度言ってくれないか?」

 

「あなたはあれから2年の間昏睡状態にありました、私たちがいなかったら危なかったでしょうね...ククッ」

 

どうやら聞き間違いじゃなかったみたいだあれから2年も寝ていたのかユメ先輩は、無事だろうか...

 

「とりあえず助けてくれてありがとう、いったん家に帰りたいんだけど...」

 

「あなたの家ならもうありませんよ」

 

目覚めて2度目の衝撃...まぁたしかに2年も連絡無かったら死んだと思われるのも仕方ないか...小鳥遊さんとユメ先輩には悪いことしたな

 

「シャーレの先生ってもう来てる?」

 

「えぇ1週間ほど前にキヴォトスに来るのを確認していますが、何故あなたがそれを?」

 

「まぁ細かいことは気にすんなって、とりあえずシャーレの近くに送ってくれるか?」

 

「クックック良いでしょうでは、また会えるのを楽しみにしていますよ...」

 

また黒い霧に包まれるこれにももう慣れたな、そうして俺は街の路地裏に飛ばされていた

 

「シャーレの近くに飛ばしてくれているはずだがここはどこだろうか...?」

 

人目につかないところにしてくれたのは嬉しい、黒い霧を纏ったやつがいきなり街の真ん中に出てきても目立つだけだからな

 

俺は路地裏を出て辺りを見回してみる...とりあえず道行く人にシャーレの場所を聞いてみるか

 

「あの!すいません」

 

俺は適当に歩いてる人に声をかける、白いジャケットに黒いブレザーを着ていて菫色の髪色をしてツーサイドアップの髪型の女性だった...どこかで見たことがある

 

(ってこの人早瀬ユウカか?)

 

「どうしましたか?」

 

「あ、えっとシャーレの場所を聞きたいんですけど」

 

「?それなら目の前にあるじゃないですか」

 

早瀬ユウカは俺の隣の建物に指を指す

 

「えっ?こんなに近かったのか」

 

「教えていただきありがとうございました」

 

俺はお辞儀をしてシャーレに入ろうとすると方を掴まれて止められた

 

「あの...何か?」

 

「シャーレは一般の人は入れないわよ?」

 

(そうなのか、俺はてっきり生徒なら誰でもウェルカムかと..)

 

「あなたの制服...アビドス高校の人ね、手続き手伝ってあげるわ」

 

「えっ?良いんですか」

 

「私もシャーレに用があったからついでよ」

 

 

確認することはだいたい終わってあとは先生の許可があれば入れるらしい...

 

「ところでどうしてシャーレに来たの?」

 

「先生に頼み事があって...」

 

「そう?あっ、許可が取れたみたいね」

 

俺は受付で許可証を貰って先生の居る部屋までエレベーターに乗っていく

 

「私はここで降りるわ」

 

「ありがとうございました」

 

お礼を言うと早瀬さんは手を振って歩いていった...かっこいい、そんなことを考えていると先生が居る階に着いた...

 

(ちょっと緊張するな男の人だろうか?それとも女性?)

 

ドアを開け部屋に入る

 

「失礼します」

 

「いらっしゃい」

 

出迎えてくれたのは優しそうな男性の先生だった

 

「君は白藤よいちくんだよね」

 

「はい...実は先生に頼み事があって」

 

「とりあえず座ろうか」

 

俺は案内され椅子に座る

 

「それで頼みたいことって何かな?」

 

「実は...」

 

俺は2年前に事故で倒れて最近ようやく目を覚ましたこと、元の家は俺が死んだと思われてて解約されてしまったことを話した

 

「なるほど...だからか...」

 

「だから、頼れるのはもう"田○角栄先生"しか...」

 

「えっと...私そんな名前じゃないんだけど」

 

しまった...お願いしているのにふざけてしまった

 

「まぁ、事情はわかったよ大事な生徒の頼みだし断れないよシャーレに空き部屋はいくつかあるからそのひとつを使って欲しい」

 

「えっ良いんですか?」

 

結構あっさり決められちゃったな、まぁ先生なら生徒ご困ってたら助けてくれるよね!

 

「じゃあここにサインしてくれるかな」

 

渡されたのはシャーレの入部届けだった、俺はそこにサインをして晴れてシャーレの部員になることが出来たのだ

 

 

入部してから1週間ほど経った、普段は先生の書類を手伝ったり時々暴れている生徒を鎮圧しに行ったりした...最初は止められたが俺の能力を説明して実際に見せてみると凄く驚いていたそのおかげで戦闘経験も結構積めた。

 

時々来るネームド...美食研究会とか、そいつらのいわゆるEXスキルはバリアを貫通してきた...どうやら神秘を多く含んだ攻撃は普通に届くらしい、でもあの時のことを反省して今はバリアだけでなく呪力で体も強化しているので当たってもめっちゃくちゃ痛いだけで済むだろうまぁほとんどは避けているんだけど

 

そしてある日シャーレに一通の手紙が届いたおそらくアビドスからだろう

 

「どうするんですか?」

 

俺は返事が分かりきっていることを聞く

 

「もちろんすぐに出発するよ、よいちはどうする?」

 

(どうしようか、久しぶりに小鳥遊さんに会いたいし...)

 

「俺も行きます」

 

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