無下限呪術でキヴォトス無双したい   作:サリム

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柴関ラーメン食べてみたい

「そういうわけで、ちょっと計画を練ってみたんだー」

 

「えっ!?ホシノ先輩が!?」

 

「うそっ・・・!?」

 

「小鳥遊さん・・・いつも何してるの?」

 

「いやぁ〜ちょっとお昼寝をしてただけで・・・ってかさすがにみんなその反応はいくら私でも、ちょーっと傷ついちゃうかなー、おじさんだってたまにはちゃんとやるのさー」

 

(最近の記憶だと小鳥遊さんは私呼びだったから慣れないな)

 

「・・・で、どんな計画?」

 

「ヘルメット団は、数日もすればまた攻撃してくるはず、ここんとこずっとそういうサイクルが続いているからねー」

 

「だから、このタイミングでこっちから仕掛けて、奴らの前哨基地を襲撃しちゃおうかなって、今こそ奴らが一番消耗しているだろうからさー」

 

「い、今ですか?」

 

「そう、今なら先生もいるし、補給とか面倒なことも解決できるし」

 

「俺もいるぞ?」

 

「よいちは危ないから来ないで」

 

「えぇ?」

 

「よいち先輩、結構強いんでしょ?さっきのヘルメット団だって一瞬で倒してたし」

 

「セリカ、もっと言ってやってくれ!」

 

「あんたはなんなのよ!?」

 

「でも2年前も余裕だって言っておきながらそれから姿を消しちゃったし・・・」

 

「それは・・・ほんとごめん」

 

「・・・わかったよ今回は留守番しとくから」

 

そう言うと小鳥遊さんは満足気に頷いた

 

「ん、ヘルメット団の前哨基地はここから30kmくらいだし、今から出発しようか」

 

「良いと思います、あちらもまさか今から反撃されるなんて、夢にも思ってないでしょうし」

 

「そ、それはそうですが・・・先生はいかがですか?」

 

"いいんじゃないかな"

 

「よっしゃ、先生のお墨付きももらったことだし、この勢いでいっちょやっちゃいますかー」

 

「善は急げ、ってことだね」

 

「はい〜それでは、しゅっぱーつ!」

 

・

・

・

 

「カタカタヘルメット団のアジトがあるとされるエリアに入りました」

 

俺とアヤネさんは学校でお留守番だアヤネさんはオペレーターという仕事があるが俺は特に何もやることがない・・・

 

「半径15km圏内に、敵のシグナルを多数検知」

 

「おそらく敵もこちらが来たことに気づいているでしょう、ここからは実力行使です!」

 

「頑張ってねー」

 

・

・

・

 

先生の指揮もあってヘルメット団達は為す術もなくやられていた

 

「敵の退却を確認!」

 

「並びに、カタカタヘルメット団の補給所、アジト、弾薬庫の破壊を確認」

 

「これでしばらくはおとなしくなるはず」

 

「よーし、作戦終了みんな、先生、お疲れ〜」

 

「それじゃ、学校に戻ろっかー」

 

・

・

「お帰りなさい皆さん、お疲れ様でした」

 

「お疲れ様」

 

「ただいま〜」

 

「アヤネちゃんも、オペレーターお疲れ・・・よいち先輩は・・・応援お疲れ?」

 

「なんだよそれ・・・」

 

「火急の事案だったカタカタヘルメット団の件が片付きましたね、これで一息つけそうです」

 

「そうだね、これでやっと、重要な問題に集中できる」

 

「うん!先生のおかげね、これで心置き無く全力で借金返済に取り掛かれるわ!」

 

「ありがとう、先生!この恩は一生忘れないから」

 

"借金返済って?"

 

「・・・あ、わわっ!」

 

「そ、それは・・・」

 

「ま、待って!!アヤネちゃん、それ以上は!」

 

「・・・!」

 

(・・・そうか先生にはまだ借金の事は言ってなかったな)

 

「いいんじゃない、セリカちゃん隠すようなことじゃあるまいし」

 

「か、かといって、わざわざ話すようなことでもないでしょ!」

 

「別に罪を犯したとかじゃないでしょー?それに先生は私たちを助けてくれた大人でしょー?」

 

「ホシノ先輩の言う通りだよ、セリカ、先生は信頼してもいいと思う」

 

「そ、そりゃそうだけど、先生達だって結局部外者だし!」

 

「え?俺も?」

 

「当たり前でしょ!、2年前にアビドスの生徒だったか知らないけど、在校してたのだってほんの1ヶ月程度でしょ?」

 

「それはそうだけどさ・・・当時は借金の額は今の2倍だったんだぜ?」

 

「どういうこと?」

 

「よいちの言う通りだよ・・・2年前は借金が10億もあったんだぁ」

 

「5億もどうやって返済したの?」

 

「それは、その・・・俺が身体を売って?」

 

そう言うとセリカは顔を真っ赤にして

 

「体を売るなんて不純よ!」

 

「え?あぁそっちの意味じゃなくて実験体って言った方がいいのかな?、俺の体は特別でそれを調べたいってやつがいたんだ・・・それでアビドスの借金を半分負担する代わりに体を調べてもいいって契約を結んだ」

 

「紛らわしい言い方しないでよ!」

 

"その人に嫌なことはされてないんだよね?"

 

「まぁはい、調べるって言っても身体に影響が出ることはしないって契約もあるんで」

 

"そっか・・・"

 

「とにかく!よいち先輩は別として、先生は部外者じゃない!」

 

「確かに先生がパパっと解決してくれるのうな問題じゃないかもしれないけどさ、でもこの問題に耳を傾けてくれる大人は、先生くらいしかいないじゃーん?」

 

「悩みを打ち明けてみたら、何か解決方法が見つかるかもよー?それとも何か他にいい方法があるのかなー、セリカちゃん?」

 

「う、うう・・・」

 

「でっ、でもさっき来たばっかりの大人でしょ!今まで大人たちがらこの学校がどうなるかなんて気に留めたことなんてあった!?」

 

「この学校の問題は、ずっと私たちだけでどうにかしてきたじゃん!なのに今更、大人が首を突っ込んでくるなんて・・・」

 

(確かに俺も今まで自分たちで頑張って返済してきた借金をいきなり来た大人に協力するよって言われてもちょっと信用できないかな)

 

「私は認めない!!」

 

そういうとセリカは部室から出て行った

 

「セリカちゃん!?」

 

「私、様子を見てきます」

 

ノノミもセリカを追いかけて部室を出る

 

(流石にここで俺が追いかけても意味無いか)

 

「・・・えーと、先生はまだ知らなかったよね・・・簡単に説明すると・・・この学校、借金があるんだーまあありふれた話だけどさ」

 

「でも問題はその金額で・・・4億ぐらいあるんだよねー、これでもよいちのおかげで減った方だよ」

 

「・・・4億8117万、です」

 

「アビドス・・・いえ、私たち「対策委員会」が返済しなくてはならない金額です」

 

「これが返済できないとら学校は銀行の手に渡り、廃校手続きを取らざるを得なくなります」

 

「ですが、実際に完済できる可能性は0%に近く・・・ほとんどの生徒は諦めてらこの学校を捨てて、去ってしまいました」

 

「そして私たちだけが残った」

 

「学校が廃校の危機に追いやられたのも、生徒がいなくなったのも、街がゴーストタウンになりつつあるのも、実はすべてこの借金のせいです」

 

"どうしてそこまで借金が膨らんだのかな?事情を説明して欲しい"

 

「借金をすることになった理由ですか?それは・・・」

 

「数十年前、この学区の郊外にある砂漠で、砂嵐が起きたのです」

 

「この地域では以前から頻繁に砂嵐が起きていたのですが、その時の砂嵐は想像を絶するものでした」

 

「学区のいたる所が砂に埋もれ、砂嵐が去ってからも砂が溜まり続けてしまい」

 

「その自然災害を克服するために、我が校は多額の借金を投入せざるを得ませんでした」

 

「しかしこのような片田舎の学校に、巨額の投資をしてくれる銀行はなかなか見つからず・・・」

 

「結局、悪徳金融業者に頼るしか無かった」

 

(つまり・・・全部カイザーのせいだな!)

 

「はい、最初のうちはすぐに返済できる算段だったと思います」

 

「しかし砂嵐はその後も、毎年更に巨大な規模で発生し・・・学校の努力も虚しく、学区の状況は手が付けられないほど悪化の一途をたどりました」

 

「そしてついに、アビドスの半分以上が砂に呑まれて砂漠と化し、借金はみるみる膨れ上がっていったのです」

 

「私たちの力だけでは、毎月の利息を返済するので精一杯で・・・弾薬も補給品も、底をついてしまっています」

 

「セリカがあそこまてま神経質になってるのは、これまで誰もこの問題にまともに向き合わなかったから、話を聞いてくれたのは、先生あなたが初めて」

 

「まぁそういうつまらない話だよ」

 

「で、先生のおかげでヘルメット団っていう厄介な問題が解決したからこれからは借金返済に全力投球できるようになったってわけ〜」

 

「もしこの委員会の顧問になってくれるとしても、借金のことは気にしなくてもいいからねー話を聞いてれただけでもありがたいし」

 

「そうだね、先生は十分力になってくれたこれ以上迷惑はかけられない」

 

"私も対策委員会の一員として、一緒に頑張るよ"

 

「そ、それって」

 

「あ、はいっ!よろしくお願いします、先生!」

 

「へえ、先生も変わり者だねーこんな面倒なことに自分から首を突っ込もうだなんて」

 

「良かった・・・『シャーレ』が力になってくれるなんて、これで私たちも希望を持っていいんですよね」

 

「そうだね、希望が見えてくるかもしれない」

 

「・・・ちぇっ」

 

部室の外で話を聞いていたセリカが立ち去る

 

・

・

・

 

あの後みんな別れて俺は小鳥遊さんと一緒に学校の屋上に来ていた

 

「そういえば小鳥遊さん、俺って今でもアビドスの生徒なの?」

 

「えーと、実は2年前に死亡届けを出したから除籍されてることになってるんだぁ〜」

 

「さすがにそうか・・・まぁ今はシャーレに所属してるし別に問題ないか」

 

「えっ?アビドスに戻ってきてくれないの?」

 

「うーん、借金の返済は手伝うけど他にもやりたいことがあってさ・・・」

 

エデン条約編もパヴァーヌ編も気になるしね・・・

 

「そっか・・・でもよいちが生きててくれて良かったよ・・・というかその腕と髪どうしたの?前は黒だったよね」

 

ああ確かにあそこに骨落としたままだったな黒服拾っとけよ

 

「腕は黒服が治してくれて髪はなんか白くなってた」

 

「ふーん」

 

「小鳥遊さんは髪伸ばしたんだね・・・似合ってるよ」

 

「うへへ、そうかな」

 

2年前は目元もキリッとしてたのに今はユメ先輩みたいになってるな

小鳥遊さんとも久しぶりに会えたし来てよかったな・・・小鳥遊さんは・・・まだ迷っているのだろうか・・・

 

「そろそろ暗くなってきたね、泊まるところないし学校に泊まってもいいかな?」

 

「うん、いいよ〜保健室にベッドがあるからそこで寝なよ」

 

「ありがとう小鳥遊さん」

 

・

・

・

 

次の日俺は保健室のベッドの上で目を覚ました・・・

 

「うーん、今日は何しようかな」

 

そういえば柴関ラーメン食べてみたいんだよな・・・

そう思い俺は出かける準備をする

 

「柴関ラーメンの場所は・・・」

 

俺は以前先生に買ってもらったスマホを取り出して柴関ラーメンの場所をマップで検索する

 

「結構近いし歩いて行くか」

 

そう言って学校を後にした

 

・

・

・

 

「いらっしゃいませ!柴関ラーメンです!」

 

柴関ラーメンについて入口を抜けるとセリカがいた・・・そうだったここはセリカのバイト先だったんだ

 

「ってよいち先輩も来たの!?」

 

「も?」

 

俺は店内を見回すと奥の席にアビドスのみんなと先生がいた・・・

 

「え?みんな俺を置いてラーメン食べに来てたの?」

 

「いやぁー起こそうとしたんだけど、あまりにも気持ちよさそうに寝てたからついね」

 

"でもモモトークで柴関ラーメンに居るって送ったでしょ?"

 

俺はスマホを確認してみると確かに通知が来ていた

 

「あ、ほんとだ」

 

「まぁとりあえず座りなよまだ注文してないからさっ」

 

俺は空いてる席に座った

 

「はぁ・・・それでご注文は?」

 

「ご注文はお決まりですか、でしょー?セリカちゃーん、お客様には笑顔で親切に接客しなくちゃー」

 

「あうう・・・ご、ご注文はお決まりですか・・・」

 

「私は、チャーシュー麺をお願いします!」

 

「私は塩」

 

「えっと・・・私は味噌で・・・」

 

「私はねー、特製味噌ラーメン!炙りチャーシュートッピングで!」

 

「俺は柴関ラーメンで」

 

「先生も遠慮しないで、ジャンジャン頼んでねーこの店、めちゃくちゃ美味しいんだよー!アビドス名物柴関ラーメン!」

 

「ところで、みんなお金な大丈夫なの?もしかしてまたノノミ先輩に奢ってもらうつもり?」

 

「はい、私はそれでも大丈夫ですよ☆このカードなら、限度額までまだ余裕がありますし」

 

「いやいや、またご馳走になるわけにはいかないよーきっと先生が奢ってくれるはずだよね、先生?」

 

"・・・え?初耳なんだけど"

 

「あはは、今聞いたからいいでしょ!」

 

先生は席を立って逃げようとする・・・

 

「そうはさせないよー」

 

小鳥遊さんにあっけなく捕まってしまっていた

 

「うへ〜大人のカードがあるじゃん、これは出番だねー!」

 

「大人のカードを使うような場所でもなさそうですが・・・ホシノ先輩、最初からこうするつもりで、私たちをご飯に誘ってくれたんですね」

 

「先生としては、カワイイ生徒たちの空腹を満たしてやれる絶好のチャンスじゃーん?」

 

"仕方ないな・・・"

 

・

・

 

先生がみんなの分の会計を済ませてくれた

 

「いやぁー!ゴチでしたー先生!」

 

「ご馳走様でした」

 

「ん、お陰様でお腹いっぱい」

 

「早く出てって!二度と来ないで!仕事の邪魔だから!」

 

「あ、あはは・・・セリカちゃん、また明日ね・・・」

 

「ホント嫌い!!みんな死んじゃえー!!」

 

(・・・)

 

「あはは、元気そうで何よりだー」

 

"じゃあ帰ろうか"

 

先生がそう言うとみんなは柴関ラーメンから出てアビドスへと帰って行った

 

「俺は寄るところがあるのでここで別れますね」

 

"うん、またね"

 

(ミレニアムで武器を作って貰いたいんだよな・・・でもその前にお金を稼ぎに行かないと)

 

・

・

・

 

俺はゲヘナに来ていた、ここなら指名手配されて懸賞金がついてる人達がいっぱい居るって聞いた

 

タタタタタッ

 

ドカーンッ

 

「ゲヘナ・・・初めて来たけどそこら中で銃声がしてるな」

 

ヴァルキューレに指名手配されているやつはスマホに顔が載っている・・・例えば災厄の狐・・・ワカモのことだろう懸賞金の桁が七桁もある

 

そこら辺に居そうなヘルメット団でも10万程度はあるので普通にバイトするより効率がいい・・・

 

「おい、そこのお前・・・私たち今お金無いんだよねーちょっと恵んでくれよ」

 

いかにも不良っぽい格好をしヘルメットを被ったひとたち囲まれる

 

(歩いてただけで絡まれるなんてどんだけ治安悪いんだよ)

 

「あの、あなたたちに懸賞金ってついてますか?」

 

「あ?当たり前だろ私たちはこの辺で有名なパタパタヘルメット団だぞ?」

 

「なら良かった」

 

「やる気か?銃もヘイローも無いくせに私たちに勝てるとで「うぐっ」」

 

話してる時間は無い、俺は呪力を纏いリーダーらしき女の子を吹っ飛ばす

 

「てめえ!」

 

ヘルメット団達は容赦なく銃を撃ってくるがこいつらの『神秘』では俺のバリアは突破できない

 

「なんだコイツ、弾が当たらねえっ!」

 

ドカッ

 

蒼で移動しながら一人ずつ処理していき全員片付けた

 

「ふう・・・こんなもんか」

 

俺は指名手配サイトに乗っている顔を探してヴァルキューレに連れていった

 

「ご協力感謝します!」

 

こいつらの懸賞金は全部で50万くらい・・・こんなに簡単に稼げて良いんだろうか

 

(うーんミレニアムの武器は高そうだしもっとあった方がいいよな)

 

そうして俺は指名手配犯を探すためにゲヘナ中を探し回った

 

・

・

・

 

「これくらいあれば十分だろう」

 

流石にワカモは居なかったが十分な資金は集まった・・・流石に疲れた

今日は適当に宿を取ってミレニアムに行くのは明日にするか

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