目を擦ってもう一度確認してみる、銃弾は変わらず空中で止まっていた指でつついてみると弾はカランと運動エネルギーをなくし地面へと落ちてしまった。
(...何が起きたんだ、もしかしてこれが俺の能力か?)
「大丈夫ですか!今のは、銃弾が止まっているように見えましたけど」
小鳥遊さんとユメ先輩らしき人物が近寄って来る
「俺はなんともありません、銃弾が空中で止まって触ったら地面に落ちました」
小鳥遊さんとユメ先輩は何を言っているのかわからないと言いたげな顔をしているが俺だって何故銃弾が空中で止まったのかわからない、この能力に心当たりはあるが...
「もしかしたら俺の能力かも知れません」
そう言うとユメ先輩らしき人が手を掴んで
「何はともあれとりあえず君が無事で良かったよ私は梔子ユメ、ユメ先輩って呼んでね!」
「俺は白藤よいちです」
「よろしくねよいちくん!、よいちくんはホシノちゃんと一緒に来たけどもしかしてアビドスに入ってくれるの? 」
学校の中へ向かいながらユメ先輩と会話する、小鳥遊さんはさっきから一言も喋らないがどうしたんだろうか
「小鳥遊さん大丈夫? 」
そう話しかけると小鳥遊さんはびっくりしたようで体をぴくりと動かす
「いえ...すみませんでした私があの時ちゃんとトドメをさしておけばあなたが危険な状況になることはなかったでしょうから」
「小鳥遊さんのせいじゃ無いよ、俺が良く確認もせずに飛び出しちゃったからああなっただけで...でもそのおかげでこの能力を確認できたし俺は気にしてないよ」
「ありがとうございます...」
学校に着いてアビドス生徒会室で話をし始める、
俺は気づいたら砂漠に居て街を目指していたらヘルメット団に襲われたことそれを小鳥遊さんに助けて貰ったことをユメ先輩に話したユメ先輩からはアビドスに借金があってその額が10億もあると聞かされた
「大変だったね...でもアビドス高校に入学するなら衣食住は提供するよ!どう?、アビドスに入学する? 」
机の上をグイッと乗り上げてユメ先輩がこちらをグッと見る
「はぁ...ユメ先輩、よいちはアビドス高校に入学するためにここに来たらしいですよ」
「えぇっそうなの?」
「あはは...そうですアビドスのためになにかしたくて」
ユメ先輩はそれを聞くと棚から1枚の紙を取りだした。
「ここにサインしてくれたらあとは私が色々手続きしとくからっ」
俺は紙にサインをしてユメ先輩に渡した
「ようこそアビドスへ!」
「はい、よろしくお願いしますユメ先輩、小鳥遊さん」
「よろしく...」
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今俺は小鳥遊さんの案内で学校から少し離れたところにあるアパートに来ていた。
2階建てのアパートだ外装は綺麗で人が住んでる気配はなかった。
「ここがよいちの新しい家です」
(アビドスってお金無いんじゃなかったのか?結構立派なアパートだけど)
「アビドスに住みたい人なんてほとんど居ないですからねここの大家さんと知り合いなので安く借りれました」
「なるほど...」
中に入ってみると掃除したのかホコリひとつなくキレイだった家具家電付きでお家賃なんと○万!いくらかは知らないけど...
「凄いですね」
俺がそう言うと小鳥遊さんは嬉しそうに微笑んだ
(カワイイ)
「ここの家具と家電は好きに使ってもらって構わないです、アビドスの制服はクローゼットに入ってますから明日はそれを着て学校に来てください」
「わかった」
小鳥遊さんは話終えると玄関へと向かって行った。
「小鳥遊さん今日はありがとうございました!」
「さてと...」
俺はこれからどうしようかと考えるアビドスに入学出来たはいいもののお金を稼ぐ手段がまだ見つかってないそれにあの時の銃弾が俺に近づいていく毎に遅くなっていく現象も色々と実験しなければならない。
(そうだ、俺にヘイローがあるかまだ見てなかったんだった)
俺は家にある洗面所に行き鏡で自分の頭の上を見る
「無いか...」
ガッカリして目線を少し下に落とす
「ん?」
そこに映っていたのは透き通る様な青い眼だった