勝ちきれないレースに異例のローテと鞍上の進退問題。
噛み合わない歯車がどうやってもとに戻っていくのか?
このパートからそんな内容をウマ娘世界に置き換えて描いています。
24.彼女たちが教えてくれたこと
「確かに僕は『次会うことがあったら』とは言いましたが、普通はこうはならないですよね?」
呆れた表情で館野が宮下に問う。
「まあ、そうだろうな…。普通はあり得ない…。我ながらヤキが回ったかな…」
館野の問いに宮下は自嘲気味に答える。
弥生賞から3週間後、2人はOPレース若葉ステークスの会場である中山レース場にいた。
「まったく、何を考えてるんですか?これだけの批判を浴びてまで押し通すなんて、宮さんらしくない」
皐月賞の優先出走権を持ちながらの再びの皐月賞トライアルへの参加。前代未聞のローテーションはトレーナー間で様々な批判を呼んでいた。
「まあ、それはな…。ただ、あの子にも夢があるんだ…。僕はあの子の夢を叶えてあげたいんだ…」
そう答える宮下の表情に先程までの自嘲気味な雰囲気はなく、ある種の覚悟を持った目をしていた。
「…。大切な理由があるんですね。聞きますよ…」
宮下の表情に何かを感じた館野が聞き役を買って出る。
「ああ、ありがとう…。実は…」
館野の優しさに宮下は少しだけ気が楽になり、事の経緯を話し始めた。
事の発端は休養明けの練習初日だった。
トレーナー室にいた宮下のもとをサニーが訪れて、次のレースについての相談を持ちかけてきた。
「トレーナーさん…。お願いがあるんですが、皐月賞の前にもう1レース出走登録してもらえませんか…」
「えっ?どうして…?皐月賞への出場が決まっているんだ。もう1レース出る理由はないと思うが…」
「…」
別に怒っていたわけではない。
率直な疑問を返しただけだが、サニーはとても罰が悪そうだ。
「…頭ごなしにダメとは言わないよ。ただ、理由を聞かせて欲しい…一応、僕も"トレーナー"だからね」
普段のサニーが見せないような悲痛な表情を見て、彼女なりの覚悟があっての相談なのではないかと宮下は思い直し、もう一度理由を聞く。
「…。今の獲得ポイントを考えるとダービーに出れるか心配で…。皐月賞は出たいですけど、2着以内なんて私の実力では無理です。だから、ポイント獲得の為にもう1レース出たいんです…」
今にも泣き出しそうな表情で、絞り出すような声でサニーは答える。
「…」
サニーの現在の獲得ポイントはダービー出場の安全ラインにはまだない。
これからの結果次第ではダービー直行組からもサニーを上回る獲得ポイントを持つ子が現れる可能性は十分にある。だから、サニーの心配自体がわからないわけではない。
ただ、オープンクラスに昇格していて、重賞でも好走が期待できる選手をこの短期間でこれほどレースに出場するのは、かなり時代錯誤なローテーションと言わざるを得なかった。
「ご、ごめんなさい。無茶なお願いをしてしまって…。やっぱりこの話はなしで…。考えた私がバカでした…」
わかっていた。
この相談が宮下を困らせる内容であり、自分のわがままでしかないことを。
だから、実際に宮下の困惑する表情を見てサニーは我に返った。こうなることは当たり前だと。
「サニー…もう一度聞くが、ダービーには絶対に出たいんだね?」
「…。はい」
その一言に宮下はサニーの中にある複雑な感情を感じ取った。
夢を諦めたくない
迷惑をかけたくない
不安を消したい
後悔したくない
間違いたくない
湧き起こる様々な感情をどうすればいいかわからないからの訴え。宮下はサニーの行動を理解する。
「わかった。手続きをしよう。プランも全て変えよう。皐月賞よりもダービーだ。サニーの夢を叶えるのが僕の役目だ」
「えっ?でも…」
思わぬ回答にサニーが驚く。
「いいんだ。気にすることはないよ。言ったじゃないか。君の夢を支えると。周りの思う当たり前よりサニーの気持ちが大切だ。君は自分の夢のために全力を尽くすんだ」
自然と出た言葉だった。
100人いても99人はそうしないだろう。
でも、それはサニーの気持ちを知らない他人の意見にすぎない。サニーの夢への想いを知るのは自分だけなのだから。
「そうですか…。そう言った話があるのなら僕はその決断を肯定したい。宮さんは正しい決断をしたと思います」
話を聞き終えた館野が呟く。
ただ、その口調は先程までの厳しいものではなく、とても優しいものだった。
「ありがとう。しかし、本当にいいんだろうか…」
「いいんですよ。きっとこれは理屈や常識の話じゃないんです。後輩の僕が言うのも失礼かもしれませんが、長いトレーナー人生の中で"そうするべき"と直感的に思える瞬間があるんです。少なくとも僕にはそれがあった。そして、それは私たちトレーナーの人生を変えてくれるターニングポイントになると思います」
館野は懐かしむような口調で自身の経験を語る。
「それはツインターボとヒシアマゾンのことかい?」
館野の話を聞いてすぐに思い浮かんだのがその2人だった。実際にその2人の担当をした後から館野は中央のトップトレーナーの一角として飛躍的な活躍を見せていた。
「ええ、そうです。僕にとっては彼女たちがそうでした。ただ、巷では僕が彼女たちを導いたと言われますが、僕は逆だと思っていますよ。彼女たちが僕を導いてくれた。彼女たちは僕の恩人です」
そう語る館野の目はとても懐かしそうな目をしている。
「そうか…。君にそこまで言わせるとは余程信頼し合える仲だったんだな」
「ええ。そうですね。ただ…」
「ただ?」
急に言葉に詰まった館野に対し、宮下が聞き返す。
「一応、言っておきますが、アイツら本当に人の話を聞きませんからね!無茶なことばかり言って、常識なんてありゃしない!人を散々振り回しやがって!こっちの身にもなれよと何度思ったことか!」
「おっ、おお…」
突然、館野の口調が変わり、2人の苦労話を叫び、その光景に宮下が驚く。
「でも、彼女らはそうやって常識に縛られない強い信念を持つことの大切さを僕に教えてくれたんだとも思うんです。彼女たちは10代の少女でしたが、とても強い信念のもと戦っていましたよ」
「強い信念…」
「ええ。ターボは『弱い自分』とヒシアマは『最強の怪物』といつも戦っていました。どちらも絶対に負けない、絶対に引かないという強い信念のもとで」
「そうなのか…。君にしかわからない彼女たちの想いがあったんだな」
「はい。そして、僕は2人から教わりました。ターボからは『諦めない心』を、ヒシアマからは『挑む勇気』を。2人から教わったものが僕のトレーナーとしての信念を支えているんです」
どんなレースであろうと勝つことに価値がある
全てのウマ娘に勝つ喜びを教えてあげたい
未勝利戦であろうとGⅠであろうと勝つことに常にこだわる館野の信念に宮下は以前から敬意を表していた。
そして、この話がその信念の根底にあることを宮下は理解する。
「僕はあの子との出会いが宮さんを変えるきっかけになると思います。もちろんいいことばかりではないでしょうけど、どんな困難があってもあの子を離してはいけないと思いますよ」
「ああ…わかっている。どんなことがあっても彼女を守り、成長させるよ。君と話が出来たことで迷いが完全になくなった。ありがとう、館野君」
「いえいえ。僕は話を聞いただけですから、なにも感謝されることはありませんよ。さっ、今は今です!新しい気持ちを持ってあの子のレースを見守りましょう!」
自分の中で確実に何かが変わりつつある。
その変化を前向きに受け入れる覚悟が持てた今、目の前に見える景色には希望が広がっていた。
25.躓き
[よし!集中!]
ゲート内でサニーが気合いを入れる。
宮下と契約してからこれ程勝ちたいと思うレースはなかった。
何故なら自分が申し出た"わがまま"を宮下は全て受け入れてくれたからだ。
若葉ステークスへの出走表明は学園内で物議を醸した。
優先出走権があるにも関わらず、トライアルレースに出場することはもちろん、使い詰めのハードなローテーションであることも批判の対象になった。
レース間隔が空かない方が彼女のコンディションを保てると判断し、このレースに出走しました。
しかし、それに対して宮下は本当の理由を隠し堂々とウソをつくことでサニーを批判から守った。
その結果、様々な批判が起こり、宮下の評判にかなりの影響が出ていたが、当の本人は全く動じていなかった。
サニーからすればこのレースに勝つことは"使命"だった。
勝つこと以外に宮下に報いる方法などなく、負けてしまえば更なる批判に晒されるからだ。
[大丈夫。弥生賞のメンバーに比べたらなんてことない。私がここで勝って、ダービーも皐月賞もどっちも出るんだ!そうすれば、トレーナーさんが悪くは言われない!]
順当に行けば勝てる。サニーには自信があった。
それはファン目線からしても同じで、デビューしてから初の1番人気にサニーが推されたことがそれを物語っていた。
そう、"順当"に行けば…
態勢完了
ガシャン
「!?」
「…。宮さん…。やっちゃいましたね…」
館野が苦笑いしながら呟く。
「…。最悪だ…」
苦笑いをする館野の隣には顔面蒼白でうなだれている宮下がいた。
若葉ステークス
サニーブライアン
4着
批判が出るローテーションなことに間違いなかったが、勝算があった上での決断でもあった。
以前も勝てたレースと同じレベルのレースな上に対戦相手も弥生賞に比べれば厳しくない。加えて、会場は得意な中山レース場で距離は2000mと全てがサニーに有利に働くはずだった。
[まさか、ここでスタートにミスが出るとは…]
スタートの失敗が全ての原因だった。
もともとスタートには不安があり、いいスタートが切れたのはデビュー戦くらいしかない。
そんな中、今までで一番のスタート失敗だった。
スタート失敗により内側に包まれ、スローペースに乗らざるを得ず、最後は決め手勝負に持ち込まれた。
サニーが苦手とするレース展開のフルコース。
あまりの酷さに宮下はレース中盤で勝利を諦めた。
「スタートが全てでしたね…。何もなければこのレースは力関係的にサニーちゃんが勝つでしょうが、最内枠であれだけのスタートミスをしてしまったら勝てるものも勝てませんね」
「まあ、そうだろう…」
館野の妥当な感想に対し、宮下はぐうの音も出ないという表情をする。
「まあ、今日の結果は残念ですが、一つわかったことがあります」
「わかったこと?」
館野の気付きに宮下が反応する。
「宮さんがあの子に『逃げろ』と言わない理由ですよ。宮さんもわかっていますよね?彼女には逃げの脚質があっていると。でも、宮さんはそうは言わない。それはなぜか?あの子、スタートがかなり苦手なんですね」
「…。ああ、そうだ」
館野に正解を言われ、宮下は淡々と答える。
担当の弱点を見抜かれるというのはトレーナーとして致命的なことだが、サニーの弱点は明らかにわかりやすいので、宮下は隠さずに肯定する。
「ですよね。まあ、あの具合だと高い確率で番手に回りそうですから言ったところで意味がないというところですかね」
「…正解だ」
続け様に当てられた宮下が若干嫌な顔をする。
「でも、それだけじゃないですね?」
「…」
ニコニコと話す館野と渋い表情の宮下。
対照的な表情の両者の間に繰り広げられる推理小説のような会話が続く。
「本当はどんな状況でも安定したレース運びが出来るくらいレースセンスが高いんですよね?僕の見立てではペースの管理能力とレース中の状況判断力が長けていると見ていますが、どうですか?」
「!」
「おっ、その反応は当たりですね!」
先程以上にニヤニヤしながら館野が推測を話す。
宮下は先程とは違い、その質問にいくらか動揺する。
「…。それも正解だ。しかし、なぜ気付いた?スタートが苦手で逃げれないというのはすぐわかるだろうが、そこからレースセンスの高さまでたどり着くにはここ2戦の内容だけでは証拠不足のはずだが?」
いずれ見抜かれる可能性があるにしても、館野が見た2戦はいずれも狙い通りのレースが出来ていたわけではない。なのに館野はたどり着いた。そのことについて宮下は敬意を表しつつ、若干の畏怖の念を覚える。
「そんなのは簡単ですよ。宮さんとの付き合いが決め手です。作戦を立てる時に必ず保険を仕込む宮さんが、あの子には一切していない感じがしたんです。それって宮さんがあの子の能力を信頼しているからですよね?あの奈瀬ちゃんからも認められる宮さんだ。宮さんが何も言わないということはそういうことなんだなと思っただけですよ」
依然としてニヤニヤしながら館野は話すが、その言葉には宮下への尊敬がしっかりと込められている。
「根拠が付き合いの長さとはね…。それは仕方がないな。しかし、あの子のレースセンスの高さは出来るだけ悟られたくない。本番まで他言はしないでほしい。お願い出来るかな?」
宮下は観念して、館野に他言を避けるようにお願いする。
「それは大丈夫ですよ。当たり前じゃないですか。それに僕の担当は今日のレースを機にクラシックを諦めますから、それを知ったところで弱味にもならない。むしろこれからは宮さんの応援役としてあの子の手助けをしてあげたいので、それを知れたことがプラスだと思ってください」
「それはありがたい。僕は逃げが好きじゃないから逃げ戦術の引き出しも大してない。館野君のサポートほど心強いものはないよ」
学園内屈指の逃げの名手のサポートは『逃げているのを見ているといつ捕まるか心配で心臓に悪い』というなんとも情けない理由で逃げ戦術を避けていた宮下にとってお世話抜きで"神様の手助け"に他ならなかった。
「スタートの改善については僕も解決案を模索しましょう。何か見つかれば、連絡しますよ。まあ、そんなことよりサニーちゃんが心配ですね。立て直せるだけの精神状態ならいいですが…」
館野はトレーナー同士の会話を切り上げ、現実に目を向ける。
「そうだな…。せっかくの君の手助けもサニーのメンタル次第では何も意味をなさない可能性がある…。なんとかしないとな…」
宮下も今の深刻な状況にピントを合わせる。
「ええ。彼女に寄り添ってあげてください。今が大切です。何かあれば僕も助力します。頑張ってくださいね。では」
そう言って館野はその場を後にした。
[さて、サニーを迎えに行かないと…。サニー…大丈夫だからね。君だけが背負うことはないんだ。僕らはパートナーなんだから…」
一抹の不安を抱えながら宮下はサニーの元へと向かった。
26.闇に囚われて
レース内容はほとんど覚えていない。
覚えているのはスタートに失敗したことと自分が先頭でゴールを駆け抜けられなかったことだけ。
サニーは地面に膝をつきながら、ふと顔を上げる。恐る恐る上げた目線の先に掲示板が目に入る。
4着 1
必勝を期したレースの結果は4着。
着順はもちろんだが、レース内容の酷さは過去一番だった。
予定では危なげなく勝てるはずだった。
しかし、実際の結果は凄惨なもので、今まで積み上げたものなど何一つ発揮できなかった。
[私は何をもってこのレースに必ず勝てると思ってたんだろう…。私には特別なものなんてないのに…]
今までの成果が全く出せなかったことが腹立たしかった。しかし、それ以上に腹立たしかったのはレースに臨む自分自身の心持ちだった。
ここはトレセン学園。日本最高峰の舞台。
日本中から選りすぐられたエリートが集まる場だ。
自分は2勝をあげているとはいえ、飛び抜けた才能を持つわけでもなければ、優れた血筋を持つわけでもない。
弛まない努力と惜しみない熱意を武器に辛うじてついて行けているに過ぎない。
それなのにレースを軽んじ、相手を侮り、勝利の重みを忘れ『必ず勝てる』などと思ってしまっていた。
私はなんて傲慢で浅はかなんだろう
浮ついた気持ちの自分がレースに勝てるわけがない。サニーは慢心した自分に神様が罰を与えたように思えていた。
[ああ…。トレーナーさんに合わせる顔がない…。トレーナーさんは私のせいで批判されているのに、一言も私が悪いなんて言わなかった…。本当はやりたくなかったのに、本当は止めたかったのに…]
宮下が自分の気持ちを尊重してくれた優しさが罪悪感となって自身に跳ね返る。
「…ニー!サニー!サニー!大丈夫か!?」
うなだれるサニーに宮下が声をかける。
「あっ…トレーナーさん…。ああ…。ごめんなさい…。ごめんなさい…私、勝てませんでした。ごめんなさい…。私のせいでトレーナーさんは…。本当に…ごめんなさい…」
サニーが宮下に気付くと、留めていた涙が目からこぼれ落ちた。そしてサニーは顔を腫らしながらなりふり構わず何度も謝る。
「サニー、落ち着いて!いいんだ。気にする必要はない!僕の認識が甘かったんだ…。君のせいじゃない」
宮下が必死になだめるがサニーは泣き止まない。
宮下はサニーを落ち着かせようと背中をさする。
[震えている…。相当応えているな…。バックダンサーとはいえ、このあとのライブに出るのは無理かもしれない…]
まるで極寒の中にいるかのような体の震えがサニーの精神状態の深刻さを表していた。
「サニー、大丈夫だ。まだ何とでもなる。気にすることはないんだ!本当に大丈夫だから…」
「うぅ…。ごめんなさい…ごめんなさい…」
なおも謝り泣き続けるサニーを抱き抱えながら宮下は控え室へと向かう。
[考え方が甘かった…。責任感の強いこの子だ。負けた時の反動が大きいことも踏まえて決断すべきだろう。何をしているんだ自分は]
宮下は自分の考えの浅さに憤る。
降りかかる自身への非難など何でもなかった。
ただ、非難は自分だけが受けるとしても、心優しいサニーがそれを見て何も思わないわけがない。
なぜ、それを考えられなかったのかと。
[しばらくは休ませないと…。このままでは皐月賞なんて無理だ。もしかするとダービーでさえ無理かもしれない…]
夢への道が開きかけた矢先の落とし穴。
2人の試練はまだまだ続く。
さて、この前のパートにも出てきた舘野トレーナーにもモデルがいます。奇しくもこの方の世間一般が認知する代表的な競走馬はみんなウマ娘化していますかね?
この方が作中に言う『彼女たちから教えてもらったこと』は現実にもあるようですね。
騎手人生のターニングポイントになる競走馬との出会い。
きっと表立って発信されないだけで全ての騎手にあるのだと思います。
これもまた競馬の魅力ですよね。
ちなみにウマ娘になっていない競走馬と騎手のコンビで好きなコンビの一つにオオスミハルカのコンビがあります。
ほっこりするエピソードが多く、騎手共々応援したくなるコンビだったと思います。
人馬一体の完璧な逃げを魅せ、初GⅠ制覇となるはずだった05年のエリザベス女王杯。
を魔法のように差し切ったのが、凸凹コンビのスイープトウショウコンビというのは、まさに"天才はいる、悔しいが"だと思います(笑)