邪神転生〜ガルパン世界で生き残れるか!〜 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
『君達にはガルパンっぽい世界に転生してもらうよ!』
魂だけの5人の転生者達は邪神に攫われてしまい、いきなりガルパンっぽい世界に転生させられると言われた。
『ちなみに原作に出てきた学校への入学は禁止されてるからw大洗も黒森峰もプラウダとかも駄目ね。で、3年間の在学中に戦車道全国大会で優勝できなかったら即死ね!』
と無茶振りされる。
魂達は涙目になる。
『あ、ちなみに年代は原作開始時に3年生だからよろしく』
『···と、これだけだと可哀想だから5人が連携できるように脳内掲示板機能とそこそこ良いところの生まれは約束してあげるよ。あとは努力···頑張ってー』
と言われると意識が無くなり、転生した。
1:西住の従姉妹
小学1年だ。
そろそろ他の皆もあれだよな?
戦車道始めた感じか?
2:島田の叔母
立場的には滅茶苦茶良い位置なんだけど···
3:レストレ屋の娘
アタイは始めたよ!
4:社長令嬢
クーックックック、俺も始めたぜー。
5:中流階級
中流階級私しか居ないってマジ?
6:西住の従姉妹
中流階級詐欺やんお前は。
特殊カーボンの製造している会社の部長だろ。
普通に収入的には上流階級だからな!
7:島田の叔母
で、どーすんだよ。
僕ら原作の学校入れないから親族の期待を裏切ってガチ無名校に入るしかなさそうだけど?
8:社長令嬢
クーックックック、正直親族聖グロばっかりだから普通なら聖グロコースだクックック。
9:レストレ屋の娘
とりあえず西住と島田は対立関係から高校入学まで会うことはできねーだろ?
10:西住の従姉妹
そうだな。
というか本家のまほ、みほと3人でガッツリ戦車道の練習してる。
11:中流階級
めっちゃ羨ましいんだが!
12:社長令嬢
とりあえずだ。
今できることは戦車道の腕を磨くくれーだろ?
13:島田の叔母
そうだね〜。
西住の突撃攻勢ドクトリンとうちの適応ドクトリン···どちらも指揮がしっかりしてないと破綻するんだよねぇ〜。
14:レストレ屋の娘
とりあえずアタイ達は1つの戦車に乗るってよりも分散して小隊長をやる感じになるよね?
それを中心に動くけど?
15:中流階級
いぎなーし
16:島田の叔母
そうね。
私ら優勝しないと死ぬから死ぬ気でやるしかないわよ。
それに高校では戦車道の部活を1から作らないといけないかもしれないし。
17:西住の従姉妹
とりあえず使えそうな子には唾つけておきたいけど、私の場合は殆ど黒森峰に行っちゃうからなぁ。
18:島田の叔母
私のはある程度ついてくる子も出てくると思うけど···流石に戦車道を1から作るってなったら断る子多そう。
19:社長令嬢
クックック、戦車道の腕を磨きつつ、原作キャラじゃないモブを育てるって感じか。
在野の原石探しとは応えるぜ。
私、西住まほには同じ年で分家の従姉妹がいる。
名前は西住すみ。
私の母のしほのしの1つ後ろ、私まほのまの1つ後ろと、名前から本家を立てるように願われた子だ。
私やみほと同じく茶髪の髪をポニーテールにしている。
私とそっくりの顔をしているが、すみは他人とすぐわかるように伊達メガネを常に付けている。
目が悪いわけでもないのに本家の私を立てるために···。
すみは私やみほを様付けで呼び、常に成績優秀で、戦車道への態度も真剣だった。
私やみほもすみに負けないように頑張り、すみとみほの3人で2号戦車をよく乗り回し、戦車の立体シュミレーションを使った訓練でも毎日競い合っていた。
砲手、通信手、装填手、運転手、そして車長を万能にこなせるすみに私とみほが加わればどんな敵でも負ける気がしない。
門下生達も私達を見て将来の黒森峰や西住流の大学、社会人チームと島田流を圧倒する勢いで勢力を伸ばしていくだろうと期待されていた。
···ただ、すみは時々悲しい顔をすることがある。
期待されることへの重圧というより何かを怖がっている様な···誰かとの別れを感じるようなそんな顔だ。
その何かが彼女を突き動かしている。
···それが何か幼い私にはよくわかっていなかった。
私、島田千代には年の離れた妹がいる。
島田百子(ももこ)···島田流の当主であるお母様から中継ぎと言われている。
私の子供、愛里寿が産まれたばかりだが、西住には百子と同じ年の娘がいるとしほさんから聞いている。
それにお母様は愛里寿が大きくなるまでに島田流の名を西住流より上であるために対抗として百子を育てている。
言わば中継ぎだ。
私は次期当主として結構自由にやらせてもらえたが、百子は甘さを捨てさせられ、私の頃よりも厳しい教育を受けさせられている。
それを百子は一切我儘を言うことなく淡々とこなしていく。
毎日ボロボロになりながら戦車に乗る姿を見ると私がもっと早く子供を産んでいれば百子にこんな辛い思いをさせなくて済んだのにと罪悪感が湧いてくる。
どうか百子の努力が実ることを願うばかりである。