大学生活とか、その辺でごたごたしてたらこんなとこまで来たわ
中々楽しいごたごたでした
ちなみにシュポガキは二人引いたけど、一天井しました
ノゾミィ...
さてさて、また少しずつ歩いていくのでしくよろって感じで
また暇つぶし程度にどーぞ
赤井シロウは混乱していた。
それもそうだ。元々人がいない地域で偶然知り合いを見つけたからと、偶然立ち寄ったラーメン屋に別の知り合いがいたのだ。どんなミラクルだよとツッコミたくなる。
とはいえ、事情も聞かず騒ぐのも無作法なのでとりあえずはこらえながら先生とやりとりをすることにした。
『先生...?なんでここにいるんですか....?』
『実は、アビドスの子たちからちょっと依頼を受けてね。高校の立て直しを手伝っているんだ』
アビドス?
その単語にスマホから顔をあげ、先生の方を見れば、確かに何人かの生徒らしき人が周りにいた。オオカミのような耳がある銀髪の子、赤い眼鏡をかけた黒髪の子、ぼんやりしてそうなピンク髪の子、ということは...あの四人に話しかけてるあのベージュ髪の子もそのアビドスの子なのだろうか?なんて考えていれば
「チャーシュー麺、お待ち」
俺の目の前にも、ラーメンが置かれた。
瞬間、横から視線が集まったような気がした。
…反応を期待されているような気がするが、どうにもリアクションは得意ではない。まあ、食べたあとになにかアクションすればいいのだろう。
兎にも角にも、食べないと話にならないため箸を取り、チャーシュー麺と向き合った。
湯気に乗って漂ってくる醤油のかおりは、裏切らない味の確証のように思え、銃撃戦より感じるドキドキ感を胸に、まずは一口、麺を啜った。
…あ美味しい
こう、中々言い表すのが難しいがとにかく美味い。麺にスープがよく染み込むことを考慮した上でのスープの量がよく計算されている...おおよそ美食屋でも太鼓判は押せるレベルの美味さだ...!
「どうですか?美味しいですか??」
「...美味しい、です」
「まあ!」
うわ、笑顔眩しい...俺出来ないわあんな顔
精神年齢的にいえば先生に並ぶくらいのシロウでは若者のする純粋な笑みをするのは至難の業である、とは本人談だがシロウ自身が気が付いていないだけで結構な頻度でしているのが実情である。
「くふふ、お兄さんもそう思うんだ~」
「げっ...」
「あれだけ見てれば流石に分かるよ〜♪ね?シロウ」
なんとなくだが、時が少し止まったような気がする。
「な、な、なんで!」
「なんでここにあなたがいるのよ~?!?!?!」
そんな風に叫んだのは『金さえ払えばなんでもやる』がモットーの便利屋68の社長、陸八魔アル。
便利屋という色物集団を引率できるカリスマ性があるが、それはそれとして普通...いや、無知に近い学生なので悪い大人に普通に騙される。とはいえ単体としてもその力は強大であるため侮ることはできない。本人はハードボイルドを目指しているそうな
「はぁ...結局こうなるかぁ」
溜息つくのは実質的な便利屋引率係、課長の鬼方カヨコ。
その状況分析能力はアコ行政官にならぶものであり、何かと行政官に目の敵にされている。とはいえ、暴走列車三人に振り回されるため苦労枠でもある。戦闘ではデモンズロアと呼ばれる銃を使う。サイレンサーを外して放たれるその轟音はうちの風紀委員をその音でノックダウンさせている。猫が好きなのだそうな
「くふふ、いいじゃんいいじゃん♪このくらいなら大丈夫だって♪」
そういいながら俺の膝に座ろうとしてるのは陸八魔を焚きつけるトラブルメーカー、便利屋室長の浅黄ムツキ。
大体の物事は彼女の後押しにより陸八魔が大口を叩き、伊草が賛同そして即実行、最後に鬼方が溜息をつく。ピタ〇ラスイッチのビー玉を押す人である。特に気を付けるべきなのは爆弾が詰まったカバンを放りなげてくることだ。趣味が爆弾収集であるため、多少は詳しいのかもしれない。
「あ、あわわシロウさんだぁ..また.突っかかってきたらどうしよう、いや、いっそのこと先手を打って私から...」
物騒な考えをしているのは陸八魔全肯定botでバーサーカー、便利屋平社員、伊草ハルカ。
おどおどしてネガティブな思考をしているが、火をつければ大爆発するのは彼女だろう。過去の虐めを陸八魔に救われて以来陸八魔を崇拝している。陸八魔の命令一つでこちらに襲い掛かってくるので、ある意味狂犬である。耐久力も高いため、正面切って戦うのは推奨できない。雑草にシンパシーを感じるらしい。
視線がこちらに注目する感覚がする。警戒されてるなぁ、と思う反面その中で先生が向けてくる生暖かい視線が気まずく感じる。
「別に、今日非番なんで風紀委員じゃないですよ。あとムツキさん降りてください」
「え〜?やだ♡」
知ってた。
”シロウ”
「...どうも、先生。その節は世話になりました」
”傷の調子はどう?”
「まあ、大体治ってますよ。痕は残ってますけど」
”...そっか”
そんな悲しい顔はしないで欲しいとは思うが、俺が戦う限りは無理だろう。
「えっと...?」
「あぁ、すいません。名乗ってなかったですね、ゲヘナの赤井シロウです。ただの生徒ですよ。今日はちょっと用があってこっちまで来てたんですけど、知り合いの姿が見えたんで飯ついでに見に来た感じです」
「みなさんお知り合いだったんですね☆」
「...まあね」
「もっちろん!」
「まあ、はい」
外部の人に言えるわけもないが、当然追う身追われる身だ。とはいえ現状こちらは非番の身であるため一々首を突っ込むのも野暮ったいだろう、楽しいのならそのまま楽しさを感じていて欲しい。
そんなわけでムツキさん抱えたまま便利屋面々に近づき、社長さんに耳打ちする
「今は話合わせといてください、別にここでドンパチやる気ないので」
「そ、そうなの?」
「今日は非番ですし、僕一人であなたたちに勝てるわけもないですし。大人しくが一番です」
「なら、そうしましょう...?」
そう伝えてから立とうとするが、まあムツキさんがいるため立てない俺だ。話すだけ話すのは許してくれないようで。
「ムツキさん、立てないんですけど」
「だって、聞きたいことがあるんだもん」
「聞きたいこと...?」
「傷のこと、もちろん話してくれるよね?」
「...............聞かなかったことにしては」
「無理☆」
「はい...」
その後は怪我の経緯を話すことになったのだが、凡そほとんどに呆れられた。もう少し自分のことを大事にした方がいい、とか死に急ぐ意味が分からないとか、無茶してもみんなの心に傷をつけるだけなんだぞとか、耳にタコが出来た気がする。
「それじゃあ、気を付けてね!」
「お仕事、上手くいきますように!」
「あははっ!了解!あなたたちも学校の復興、頑張ってね!私も応援してるから!」
その後、まあ便利屋はアビドスの生徒たちと先生に見送られることになるのだが
「なんで俺まで...」
「いいじゃないの、ゲヘナの道はこっちなんだし」
「そうだっんん...ですけど、別に一緒に行くことないじゃないですか」
「まあ、いいんじゃない?目を離して怪我されるよりよっぽどマシだよ」
「そうそう♪シロウはすぐトラブルに首を突っ込もうとするからね」
何故か俺は便利屋と同行していた。
おかしい、俺はこのまま帰って家計簿とイメトレに時間を費やそうと思ってたのに...
「それにしても、いい人たちだったわね」
凡そ、言及してるのはアビドスの人たちだろう。俺に話題が向くまでは確かにとても仲のよさそうな雰囲気を出していた。根本として、彼らは優しいのだろうし、その優しさはアルさんの優しさと同調しているのだろう。
ただ、その話を切り出したとき...カヨコさんは少し困ったような顔をして、ムツキさんはその目を輝かせていた。
俺は多分、また厄介ごとに巻き込まれたのかもしれない
陸八魔、お前ゲヘナのまとも枠だよ()
アビドス組とも少しずつ関わり合いを作っていきたいね
今回は区切りがこのあたりが良さそうな気配がしたのでここまで。
ちなみに道のりはぼんやりしてるけど、ストーリー自体はある程度決めているのでどう舗装しようかなーって思っているそんな頃
ではまた次回、またね~
久しぶりすぎて章管理ミスった...
陸八魔の名前をミスったので腹を切ります。うっ