あたし!作者!どこにでもいる普通の中学2年せぇ!!!(嘘です)
中学2年生は過言です、流石にもっと歳食ってます
というわけでバリバリに遅刻しました。
テストやって、風邪ひいてTRPGしてました。なんなら八割がTRPGです。
楽しかったです
そんなわけで暇つぶしに、どぞー
「あの、やっぱり離してくれませんかね、いやもうほんと一人で突っ込まないんで...」
”駄目、君は目を離すとすぐに走りそうだから”
「...うす」
結局あの後俺は先生に絞られた後にこうして手を繋いで戦場を観察することになった。
怒られている時、チナツも何も言わなかったが、その視線を見て、帰りが怖くなった。
そんなわけで、現在はキヴォトスでありふれた銃撃戦となっているのだが...先生がまあ凄いのである。特筆すべきなのは未来視でも持ってるんじゃないかのようなその戦術指揮。
それが各々の生徒たち、それも初対面の状態でその力を引き出させながらやれているのだから不良たちがあっという間に倒れていくのだから圧巻の一言である。
キヴォトス外から来たということだが、自衛隊でもやっていたのだろうか?
などと余計なことも考えられるくらいには余裕があったし、ぼーっとしていたのだ。
そうしてしばらくすれば、あんなに遠かったはずのシャーレと思わしき建物が見えてきたのだが、やはりというべきか一筋縄では通れないらしい。
建物前の広場には不良たちの中に巡航戦車が一台、その存在感をだしていた。
向こうもこちらに気付いたのか、砲塔が早瀬さんたちに向き、砲弾を撃ち出してくる。
が、まあそこはキヴォトス人の方々... 持ち前の耐久力と障害物を併用することでダメージを最小限にしているようだ。
先生も指揮を強くし、徐々に戦車をボロボロにしていくのだが、その砲塔が早瀬さんたちではなくこちらを狙っているのに気がついた。
そう気がつく頃には、砲塔からは弾が発射されていた。俺は先生に声をかける前に先生の腕を引き、必然的に俺が前に出るようにした。
「赤血操術...『血星磊!』」
傷から染み出した血を手の中で圧縮する。しかし、このまま放ったとしても戦車の弾を空中そのまま破壊するのは厳しいため、弾丸も1発混ぜ込んで圧縮をする。
そして手の中で出来た流線型の血の塊を血鱗躍動の力で投げつける。すると投げた弾は綺麗に砲弾の軌道上に入り、そのまま砲弾に直撃、そして爆発した。
多少爆発の余波や煙で怯むが、しばらくすればその煙も晴れ、どうやら鎮圧できていたようだ。
「先生、怪我はないですか?」
そう俺が後ろに急に引っ張ったことで尻もちをついてる先生に問いかければ、不服そうではあるもの
”...ありがとう、助かったよ”
そう感謝を述べてくれた。
ーーーーー
そんなこんなで、紆余曲折ありながらもシャーレの奪還を成功させた俺達。あとは先生と代理がなんとかしてくれるし、それが終われば今回の仕事も完遂なのだが、
「暇だ」
「しょうがないですよシロウくん。代行がここに来るまで多少ではありますが時間はかかってしまうものです」
帰りたいっちゃ帰りたいのだが、サンクトゥムタワーの行政権が戻るまでに新手が来る可能性もあるため下手に動けないのだ。そんなわけで現在暇を持て余している状態だ。
「なんか飲み物買ってくるわ、チナツ何欲しい?」
「えっ、あ、じゃあコーヒーで」
「はーい」
結局、暇過ぎた俺は近くの自販機に赴いて買うことにしたのだが、あまり来ない土地のせいか多少迷いながらではあるものの無事、自販機に着くことが出来た。
「まーじで迷ったわぁ、知らねぇとこだとこうも迷うのか...次似たようなことがあったら備えとこ...」
そんなことをぼやきながらラインナップを見る。
エナドリ、スポドリ、いくつかのジュースにお茶、水、そしてコーヒーである。懐の財布から千円札を取り出し、自販機に投入する。
お茶とコーヒーを押し、残りをどうしようかと考えていると...ふと、隣の路地裏から物音が聞こえた。その音は下駄のような音とその後に何かを引きずる音。気になって見てみれば、一人の女の子がうずくまっていた。黒い髪に狐耳、和装がパッと見た感じの特徴だ。
和装といえば、思い浮かぶのは百鬼夜行連合学院だ。
一昔前の日本のような街並みをしていて、観光業が盛んだった記憶がある。そして目の前の少女のように、住人はほとんど和装を身に纏っていたはずだ。
ジーッと見ているのもなんだったので、お茶とコーヒーを持ち、その子に近づくことにした。
段々と近づくと、何かブツブツと言っているのが聞こえた。
「あぁ、どうしましょう...私にはあの方がいらっしゃるのに、一目惚れをするだなんて...このワカモ、一生の恥です...」
小声で何を言っているのかの内容まで聞き取れはしなかったが、とにかく元気はありそうだ。
「あのー、大丈夫ですか?」
相当集中していたようだ、俺が声をかけるとバネのように顔を跳ね上げた。顔は、どうやら狐面に隠されているが驚いているのだけはなんとなく様子から伝わった。
「あぁ、えっと、路地裏でうずくまってるもんだから大丈夫かなーとか思って...あはは」
軽く事情を話してみるが向こうは何も言わず、こちらをジッと見てくるばかりだ。
「あの~...?」
「あっ、し、失礼しました。何分知人に似ていたものですから...」
「...際ですか」
まあ、世界探しゃー他人の空似とかの一つはあるだろ。
しかし俺に似てる人ねぇ、確かにゲヘナ来る前は百鬼夜行居ましたけども、人の関わりってそこまでなかったはずだし...しいて言うなら一回、助けてくれたお礼とかで女の子が飯作ってくれたくらい?あの時の飯美味かったな...ただ、それも数年前の話だ。あの子は多分まだ百鬼夜行の方にいるはずだし、こんなところいる訳ないか
そんなことを考えていると、懐のスマホからコール音が鳴る。見れば、チナツからだったようだ。
「もしもし?」
『シロウくん、今どこに居ますか?代行が到着しましたので、出来る限り早く戻ってきてください』
「いやーめんご、ちょっと自販機見つけるのに時間かかってよ。分かった、すぐ戻る」
そうして電話を切り、目の前の女の子を見て
「すいません、もう行かないとみたいです」
「そうですか...」
「また何処かで~」
そうして路地裏を出ると急いでお札を投入し、イチゴミルク、スポーツドリンク、オレンジジュース、そしてお茶を二本買う。
「あ、そうだ」
路地裏を見ると、まだ女の子はそこに立っており、こちら側を見ていたのでお茶を放り投げた。
すると、女の子は少し驚いた様子ではあるものの綺麗にお茶をキャッチしていた。
「何かの縁かもですし、よかったらどうぞ~」
そうして俺は返答を聞く前に、買ったものを抱えてその場を後にした。
ーーー
「行ってしまいましたか...」
先程まで話していた、ヘイローのない男の人。
黒い髪に赤い目のその顔は、私の記憶の中にいる”彼”と姿が被るのだ。
私がまだ百鬼夜行に居た頃、大事な簪を失くして途方にくれていた私の元に現れ、一緒に探して、見つけてくれた彼。その後のお礼の意味を込めて、拙い料理を振舞った時に美味しいと全て平らげてくれたそんな彼と。
「......」
先程渡されたお茶を見つめる。隙間から覗き込んだ液面が映し出したのは、狐の面。
”災厄の狐”という、昔の大和なでしこに比べれば、随分と変わった今の私。仮にあの人がそんな私を見たらどう思うのだろうか...
『やりたいこと、やってみたらいいんじゃないか?まあ、悪いことはあんまりしちゃダメだけどな、やりたいならやればいい。まあでも、その時俺が叱ってやるがな』
…怒りはしますが、受け入れてくれそうですね。
早く会いたいです、どこにいるんですか
「...シロウさん」
ーーー
今回の話はオリジン(仮)を書くと言っていたな、あれは嘘だ
思ったよりキリがいいところに来ちゃったので今回はここで〆ます
じ、次回こそ書く書く。ホントダヨ
ワカモって可愛いですよね。作者がブルアカやってた時に始めに好きになったキャラクターです。しっかりゲーム内では水着も持ってるから案ずるな
まあ、次回はある程度構想は練れてるから多分早いと思う?
まあとにかく、待て!しかして希望せよ!
そんなわけで、また次回ー