青春は血を使いながら生きていこうと思う   作:白花 遥

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やあみんな、ちょー久しぶりだね。作者だよー!
受験戦争が鬼程忙しくてろくに続きを書けてなかったです。
さてさて、そんなこんなで迎えたブルアカ周年
みなさまガチャ運はいかがですか?
作者は51連でセイアちゃんを早々に回収できたので万々歳でした。
アスナもぼちぼち出たのでラッキーです

次回の報告の時にはリオネルの戦果でも報告しますかね

それではどんなときであれ暇つぶしにどぞー!


ゲヘナの大体は世話になると思う人間ほど、なんかおかしい

「あ〜行きたくねぇ...」

 

「そんなこと言いながらついてきてるだけ、シロウくんはまだマシですよ」

 

そう話しながらゲヘナ学園の廊下をシロウ達は歩いている。

時刻はそろそろおやつの時間、どこかでは甘いものに舌鼓を打っている人もいるところだろう。そんな中でシロウは先生に怒られる前の子供のような顔をしながら、救急医学部に足を運んでいる最中である。

 

あぁ、やだぁ...セナさんに今会うのやだなぁ...どこかで怪我人が出てて、セナさん出払ってないかな...無理だろうなぁ...

 

軽い怪我であれば、風紀委員内で多少手当出来るだろう...しかし、今回は銃弾が突き抜けたのである。現地でちょっと応急処置したとはいえ、本格的な治療となればやはり行かないとであろう。そんなわけで、連行されていき

救急医学部前についたのである。

 

「うわ〜着いたよ着いちゃったよ...」

 

「そんなに嫌ですか」

 

「嫌というか、その良心の呵責というか...申し訳無さというか......」

 

「はぁ...それでしたら最初から怪我しないで欲しいんですが」

 

「うっ...ぐうの音も出ません」

 

そうして諦めたようにシロウが扉に手をかけようとしたとき、それより早く救急医学部の扉が勢いよく開いた。自動で開いた扉に二人が驚き、少し固まっていると目の前に人が立っていた。それは紛れもなく、救急医学部部長の氷室セナ当人であった。

セナはシロウとチナツを見たのち、すこしため息をつき...

 

「またですか...?」

 

少し、呆れの混じった眼でシロウを見つめた。

 

「はい...またやりました...」

 

「仕方ありません、チナツ。彼を借りますよ」

 

「はい、私は委員長に今日のことを報告してきますので」

 

そういうと、チナツは足早にその場を後にし、セナとシロウは部室内へと入っていった。

 

ーーーーー

 

「では、怪我をした場所を見せてください」

 

その言葉に促され、撃たれた左腕をセナさんの前に出す。多少現場で応急処置はしたものの傷が傷であるため、巻かれていたハンカチは赤くなっていた。

セナさんはその巻かれたハンカチを取ると、傷口を覗き込み

 

「今回はいつにも増して怪我の状態が酷いですね。怪我をしたのはここだけですか?」

 

「はい、ここだけです」

 

「なるほど...弾丸の破片などは見当たらないのですが、コンクリートの欠片のようなものが見えます。もしかしなくても撃たれたにも関わらず、戦闘をし、あまつさえ能力まで使いましたね?」

 

「...はい」

 

「シロウ、私は貴方に無茶をさせるために治療を施している訳ではないのですよ。分かりますね?」

 

「すんません...」

 

ぐうの音も出ません

まあ、今回は偶然だったとはいえ...何回かは敢えて来ることも多かった。別に特殊性癖とかではない、これには理由がある。

 

「では、そうですね...欠片の摘出と縫合の必要があるので準備してきます。そこで待っていてください」

 

セナさんに促され、俺は椅子に座り込み、そこからセナさんの背中を眺めていた。

俺がここにくる理由はセナさんの医療技術をものとするためだ。本来なら、本人に教えを乞うほうが早いのだろう...だけどなぁそれをすると

 

『そうですか、では学ぶためにここに所属してください。その方が効率的に教えれます』

 

なんて言われてしまいそうな気がして...仕方なく、こちらでやっている。まあ、そんなことも見透かされた上で呆れられてることもあるかもしれないが...

そんなことを考えていたら、準備を終えたようで戻ってきたセナさんは手術するためのものを一式持ってきた。

 

「再三聞きますが、ほんとに見るんですね?」

 

「はい、多少は自分の体のことも知っておきたいので」

 

「はあ...今までに体調が悪くなることがなかったため許可していますが、仮に悪くなったらすぐに言ってください」

 

「はい」

 

「では始めますね」

 

そうして手術が始まった訳なのだが、特にこれといったハプニングも起きずただ淡々と事は進んでいった。セナさんは毎度のことながら手際が良いなと思いつつ、自分の腕が縫合されていくのをただじっと見つめていた。

 

「終わりましたよ」

 

「おぉー。ありがとうございます」

 

「大体二週間ほどは湯舟ではなく、シャワーで済ませてください。お大事に、次来るにしてもあなたではない死た...負傷者を連れてきてください」

 

「セナさん...死体はやっぱりダメですよ」

 

「...以後気を付けるよう設定しておきます」

 

そんなこんなありながら俺も救急医学部を後にした。時間でいえば、そろそろ烏が鳴くことに疑問を感じるような時間だろう。

そんな時間であれば、大体の人は帰ってるだろう。そう思いながらも、足は風紀委員会室へと向かっていた。

 

ーーーーー

 

「委員長、います?」

 

「?...シロウ、やっぱり来るのね」

 

「そりゃまあ、委員長に任せきりはよくないですし」

 

「...分かったわ、任せられる書類いくつか渡すわね」

 

風紀委員会室には委員長だけが残っていた。

うちの日常と言っても過言ではないだろう。

委員長は、なんでも出来る人だ。そしてとても強い。今、ゲヘナ学園に秩序が多少でも残せている理由は風紀委員会ではなく委員長という存在が大きいのだ。その分、万魔殿に目をつけられてこうした嫌がらせを受けてこうして残業のようなことをしているのである。

社会人四、五年目のしごできOLもしくはBG1みたいだとたまに思うのだが失礼だと思うので言わぬが花である。

 

委員長から書類をいくつか受け取り、自分の席に座り、書類を片付け始める。

まさか死んで生まれ変わった後でこの歳で書類仕事をするとは思わなかった、それもどちらかと言えばブラックな方の。

そんな事を考えながらも、手は止めず、少しずつ...けれども着実に書類の山を崩していった。静寂、あるのは二人だけの作業する音だけ。

 

「シロウ」

 

「はい、委員長?」

 

「ちょっと、いいかしら」

 

「はい」

 

そんなとき委員長が静寂を切り裂き、俺を呼んだ。

書類仕事も一区切りつき、体を伸ばしていたためすぐ向かうことが出来た。

委員長はソファに座り込んでいて、少し疲れているように見えた。俺が委員長の右隣に座ると、委員長は俺の肩にもたれかかってきた。

 

「シロウ」

 

「はい」

 

「また、怪我をしたのね」

 

「...はい」

 

「あなたは、いつも頑張っているわ。それこそ他の風紀委員のみんなよりも」

 

「だから、これ以上頑張らなくてもいいのよ。私、シロウに何かあったら...辛いから」

 

「...最初に比べて、委員長は随分俺を心配してくれるみたいですね」

 

「最初って、あなたがまだ正式に風紀委員になる前の話じゃない」

 

「そうですね」

 

「...ふふ」

 

「...ッハハ」

 

「おかしいわね、私たちが出会ったのはまだ数か月前のはずなのに、長く一緒に居たように感じるわ」

 

「時間って不思議ですね」

 

他愛もない話をしながら、俺は委員長としばらく時間を過ごした。

 

「そろそろ時間も遅くなってきたわね、ありがとう。付き合ってくれて」

 

「いいんですよ、委員長の気が楽になるなら俺も嬉しいです」

 

「そう、ならまた付き合って」

 

「もちろんです」

 

そうして、今日のところは解散となった。

 

ーーーーー

 

帰り道、今日はいつにも増して忙しかったような感覚を覚えながら、俺は帰っていた。

そして考えていることは、あの先生というキヴォトス外から来訪者のことだ。連邦生徒会長の置き土産といっても過言ではなく、特筆するべきなのはあの指揮力だろう。

あれだけの戦術指揮能力はどこで培ったのだろうか?

そもそも自分以外に生身の人間がいたことに驚きであった。キヴォトスの住人は大体ロボットと獣人しか俺は知らない、それこそファンタジーだと思うレベルでだ。

仮にいるにしても...

 

そんなとき、スマホのモモトークに連絡が入る音がした。

もしや、と思いつつも俺はそれを開いて内容に目を通したあと、改めて思った。

 

キヴォトスの住人で俺が知っているのは、ロボット、獣人...そして悪い大人だろう

 

『お待ちしておりますよ、赤井シロウさん』

 

 

 

 

1
ビジネスガールという名称。少し前のOLの意味




改めて書いてると、うちの世界のヒナちゃん...結構正直だな
まあエデン条約首洗って待ってろって話ですね、ハハ()
今回の話は時間経過が激しかったかもしれん

それではまた次回に
ばいちゃー!

ついしん:投稿する話の位置を間違えてました、めんご
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