皆様ブルアカ周年ガチャどうでしたー???
作者は60連でPU2人共出る大勝利でした。
美味しすぎる。
しかしそのせいでクレジットが吹き飛びました、なむさんなのでリオネルは地道に育成していきます
そんなわけで今日も今日とて暇つぶしにどぞー
風紀委員非番のある日、俺は一人私服のままとある場所へと向かっていた。
もちろん銃は持ったままだが...私服に銃とは向こうじゃ考えられない、とは独り言である
目的の場所に進めば進むほど、人気のなさというのは顕著になってくる。この場所がアビドスの学区というのもあるのだろうが...それにしたっていなさすぎるので随分と隠居者のような生活を送っていそうだ。
砂を踏みしめる音と、生暖かい風、そしてがらりとした街並みだけが認識出来るもので、寂しい街だと思う。
そんなことを考えながら、歩いていけばあっという間に目的のビルへと着いたため、構わずその中へと入っていった。中は薄暗く、到底人が住むような場所ではないような空間を一人歩いていき、一つのドア前に立ち止まった。
ドアを三回ノックしたのち、ゆっくりとドアを開け、中に入ると一言、
「来たぞ、『黒服』」
目の前にいる異形に話しかけた。
「クックックッ...お待ちしておりましたよ、シロウさん。本日も、私の実験に付き合っていただき、感謝いたします」
「名目上は治験の一環だけどな。金はもらってるし、お互いに了承の上でだから拒む理由はないよ」
「クックックッ...では、またついてきてください」
「はいよー」
そうして黒服のあとについていった。
黒服、彼に関しては分からないことの方が多い。神秘に関する研究をしている人ということは知っている。それ以外は教えてくれないが、少なくとも生徒を害する存在であることも認識している。目的のためには手段を選ばない、という感じなのだろう。
そんな人と、俺は契約を交わしている。それは一重に、俺自身が強くなりたいからだ。
今の俺では、正直いってまだまだ弱すぎる。逃走は出来るにしても戦闘がからっきしでは、守りたい人を守れないからだから俺は出来る限りは研究に協力するが、その分俺にも協力するという利害関係のもと、契約している。
「さて、今回こちらに入ってください」
「?えーっと、なにこれ?」
「培養槽です」
着いた部屋には様々な機械があり、その中央には人一人は入れるような培養槽が鎮座していた。SF映画でよく見るものを実際に見にくる機会があったなんて、と変なことを考えていると黒服から謎の物体を渡された。
「それは、オーパーツというものです」
「オーパーツ?」
「簡単に言ってしまえば、神秘エネルギーの凝縮したようなものかと」
「ほー?」
ただの円盤の欠片にそんなものが含まれているのなら、このオーパーツなるものを多く持っていそうな彼はさぞかし強いのではないか、なんて思うがそういう訳ではないのだろう。神秘というわけだし、委員長たちのようなヘイローをもつ人に力を与えるパワーアップアイテム的なやつだろう。
「とはいえ、この状態じゃ使えないでしょ。食べればいいの?」
「食べないでください。それは培養槽で使います」
「てことは、何かしら服でもあるか?」
「はい、一先ずこちらに着替えてください」
そうして渡されたのは、一着の病人服だった。
それを受け取ると来ていた衣類を全て脱ぎ、畳んでその辺りに置いた後、病人服に着替えた。
「終わったよ...なんで後ろ向いてんだ?」
「いえ、礼儀としてあまり見るものではないでしょう」
「それもそうか」
一人納得しながら、培養槽前に進めば、勝手に開いたためその中へと入り、酸素マスクをつけると黒服の方に向き直った。
「では、実験を始めましょうか」
その言葉とともに青い液体が頭上から流れだし始め、体全体を段々と飲み込んでいった。液体の中のせいか前がぼやけて見えなかったが、黒服が何か機械を見て確認のようなものをしているのはなんとなく分かった。
しばらくすると手に持っていたものが少し、光っていたような気がした。その光は眩しいとは感じず、暖かな日の光のように優しく感じた。そんな時、頭の中で声が聞こえたような気がした。
あなたはなにになりたい
何に、その質問は...俺にとって悩ませるものではなかった。だから
自分が守りたいものを守れるようになりたい
そう答えた。そのとき、急激な眠気が訪れた。
それに抗える気力はなく、意識はただ深海へと落ちていった。
ーーーーー
気が付けば、俺は草木が生い茂る空間にいた。
目の前には食卓があり、少し先のほうで座っている四人がこちらを見ていた。
彼らの前には、スパゲッティが置かれており、いかにも食べている途中というようであった。そして、俺の手前には六つの試験管に入った胎児のような姿の異形がいた。
俺は、この光景を知っている
この瞬間を見たことがあった
でも、それはあり得ない話なのだ
この世界に”アレ”は存在しない
だったら彼らだって存在しないはずなのだ
じゃあ、何故?
「シロウ」
「!」
そんな風にずーっと立っていると、一番奥の黒い髪の男がこちらに声をかけてきた
「どうか、したのか...?」
その目には__が映っていた。
ーーーーー
どうやら、夢を見ていたようだ。
幻想と現実、呪いと呪いが存在する世界で、ただ平穏に生きるために戦った彼らの夢を。何故、繋がれたのだろうか。そんなもの俺が知るはずはないのだが...もしかしたら俺自身の中にあるこの力に何かあるかもしれない
自分の手を見ながら考えていれば液体が流れていき、段々と水中から出た倦怠感を感じたまま培養槽を出た。
「どうだ?なんか収集はあったか?」
「クックックッ...シロウさん、あなたは興味深いですね」
「と、いうと?」
「現在のあなたへの研究は生身の人間に神秘を付与した場合、どのようなことを起こすのか...というものなのですが。元々の真っ白なキャンバスに色を加える場合不可逆のような現象により存在が不安定になることが予想されましたが、あなたは一つだけこのキャンバスに対して色を塗っていました」
「赤血操術のことか」
「ええ、ええあなたは他の生徒たちのような神秘は持たないものの神秘に近しいものを持ち合わせていました。その力はまさしく神秘のような特異性を持つ力。どのように動き、どのように命令を受信し、どのような原理なのか、是非その力を知りたい...!!!」
「ちょいちょい近いってば...悪いが今日は帰る。少し考えたいこともあるんでな」
「......そうですか、分かりました」
そうして黒服を諫めたあと、脱いだ服を改めて着てお金をもらった俺は建物から急いで出ていった。
ーーーーー
「ったく、毎度油断も出来んな...ほんと危ない橋渡ってるな、俺」
なんて一人ぼやきながら砂がちらばる道を歩いてた俺の視界に、少し見覚えのある四人が映った。紫色、白色、小豆色、白色がどこかの店の前に立ち止まっていて、しばらくしてから中へと入っていった。
また何か、やってんだろうなーと思いつつも一応非番で尚且つ校区外であるため、関わる理由はないが...多少気になったため行くことにした。とはいえなにも準備せずは全員にバレるためせめてもで近くのコンビニに立ち寄りマスクを一箱買い、一枚つけたあと先ほどの店へと向かった。
二人にバレてももう二人にバレなきゃいいと、思いつつ店中に入った。
「いらっしゃいませ!何名様ですか?」
「一人です」
「一名様ですか?お席に案内しますね」
入って早々、猫耳黒髪の店員に話しかけられ、カウンター席へと案内され、そこに座った。件の四人は真横のテーブル席に座っており、ラーメンに夢中になっているようだった。お冷をぼんやり飲みながらメニューを見ていると、
「ご注文は?」
犬の大将らしき人が話しかけてきた
「あー。じゃあ、チャーシュー麺で」
「あいよー!」
ので、オーダーをした後、改めて十人前はありそうなラーメンを美味しそうに食べている四人の観察をこっそりしていたのだが...
「でしょう、でしょう?美味しいでしょう?」
と、隣の席にいた女の子が四人のうちの白髪の子に話しかけていた。
するとあれよという間に隣の席同士で会話に花を咲かせていた。青春してんなーと思いつつ、お冷を飲んでいると、スマホに連絡がきた。
見れば相手は先生だった。
『シロウ』
『先生、どうかしました?』
『シロウ、今どこにいる?』
?何故そんなことを、なんだろう会わないといけない事情だろうか
『今ですか?アビドスのラーメン屋ですけど』
『実は私も今、アビドスのラーメン屋にいるんだ』
へー。そんなぐうぜんあるんだなー。べつのらーめんやかなー
…なわけないだろ、なんで今、そしてこの場所で送ってきたかなんて一つしかない...!
諦観混じったように顔を上げ、見知った顔を探せば...案の定というべきか
こちらへと軽く手をふる先生がいた。
なんでここに先生がいるんだよ...
なんでいるんですかね?運命力って不思議だァ!()
ちなみに100連までやったら正月カヨコ出ました。
カヨコかあいいねぇ!Asmrもいいぞ
少しずつでも本編進めれるようがんばりまーす
それじゃまた次回!Ciao!
ついしん:今回から独自解釈をタグに追加します