唐突ではあったが、事前に作ってこそ意味がある、とのことだったので。
藤丸立花は、ダ・ヴィンチちゃんをはじめとするサーヴァント達に言われるがまま、バッグの中に道具を詰めていくのだった。
~注意事項~
ここに書かれている内容は、いちマスターの完全な妄想です
ネットで調べた防災グッズをサーヴァント達が用意してくれた、という体で紹介しています
使用用途間違っている、コレを入れたほうがいい/コレは要らない、などの意見があれば大歓迎です
防災意識の向上や知識の高め合いの機会になれば幸いです
ダ・ヴィンチちゃん
「いつ災害にあっても大丈夫なようにね!こういうのは日頃からの備えが重要なのさ。というわけで早速準備していこう!」
- - - - - - - - - - - - - - - -
ダ・ヴィンチちゃん
「まずは私から!『携帯ラジオ』!災害情報をいつでも入手できるようにね!充電式だけど電池でも動くし、手回しのハンドルでも充電できる優れモノさ!」
新所長
「私からはコレを。『非常食』だ。魔術的処置は施していないが、数年は味と栄養価を保証できる代物だ。カルデア(ここ)を離れることになっても持ち出す事が出来る。持っておきなさい」
マシュ
「先輩、私からはコレを...『ホイッスル』です。万が一閉じ込められてしまった時や、助けが必要な状況で大声を出せない時などに有用です。有事の際はご活用下さい!」
エジソン
「閉じ込められてもご安心!暗闇を照らす『懐中電灯』も入れておこう!足元を照らして転倒防止にも有用!もちろん直流!」
ニコラ・テスラ
「いたずらに光らせて電力を消耗させるな!!私からは電池が切れても安心、あらゆる機器に対応した『モバイルバッテリー』だ!手回しハンドルや太陽光での充電が可能!もちろん交流!」
藤丸
(.....直流の懐中電灯......? 交流のモバイルバッテリー.......?)
ナイチンゲール
「医療班からはコレを。『救急セット』です。絆創膏、包帯、消毒液、ガーゼ、軟膏など、一通り取り揃えています。怪我などされた際は、これで速やかな対応を」
アスクレピオス
「言うまでも無いが、あくまで「応急処置」の範囲でしか対応できないからな。処置後は安静に、可能なら医者に診てもらえ。絶対に無茶をするなよ。いいか絶対だぞ?おいコッチを見ろマスター。いいか?分かったな?」
サンソン
「僕からはコレを。『布粘着テープ』です。傷口の一時的な止血にも使えますし、靴や服が破れた時も補強できますので」
パラケルスス
「私からはコレを。『ビタミン剤』です。非常食だけではどうしても栄養バランスが偏ってしまいますので、少しでも体調不良を緩和できるように。種類や効能ごとに分けておきましたので、必要に応じて服用してください」
ブーティカ
「.....みんな色々入れてるけど、『水』って入れてる? まだ入れてない?じゃあ入れておこうか。500mlペットボトルを4本。重いと思うけど絶対に必要なものだからね。はいバッグの中詰めてー」
ハベトロット
「じゃんじゃじゃーん!ボクからはこれ、『アルミブランケット』!寒さを凌げる優れモノさ!かさばらないからバッグに余裕で入るよ!」
エミヤ
「オレからはコレを。『軍手』と『靴』と『スリッパ』。ガレキやガラスから手足を保護する為だ。なに、スリッパは必要かだと?避難先が屋内だったとしても、靴下や裸足で動き回るのは推奨しないな。汚れたり冷えたりするからな」
レオニダス
「足元も注視すべきですが、頭上にも注意を。スパルタ印の『ヘルメット』も入れておきましょう。頭蓋は筋肉で保護できませんからな!はっはっは!いや冗談では無く」
アンデルセン
「避難中とは言え執筆の1つでもしたくなるだろう。『紙』と『ペン』ぐらい入れておけ。オレの予備を渡しておこう。あぁ、何か記録を残したり連絡手段としても使えるな。まぁ有効活用してくれ」
シェイクスピアが詩集をねじ込もうとしたら他のサーヴァント達から弾かれていた。
と思ったらバッグの縁に油性マジックで書かれていた。
『賢明に、そしてゆっくりと。速く走ると転びますぞ!』
彼なりの「押さない駆けない騒がない焦らない」というメッセージだろうか。
意味をくみ取れたかは分からないけど、注意しようと思えた。
ビリー・ザ・キッド
「『現金』も持っておくといいよ。特に『小銭』。電子決済が使えるとは限らないからね」
ロビンフッド
「まぁオレ達は日本の金なんか持って無いから渡せないんですがね...和鯖の方々、持ってたりしません?」
ノッブ
「持ってるわけないじゃろ。そやつとワシらでどんだけ年代離れとると思っとるんじゃ」
沖田さん
「小判とか渡されても困りますよね.....」
藤丸
「ま、まぁ、こっち来た時に持ってたのがあるから....一旦それで.....」
ウィリアム・テル
「コイツも持っとくといい。『万能ナイフ』だ。何かを切るのにも、缶切りにも使える。山でも街でも役に立つぞ?」
エミヤ・オルタ
「オレからも渡しておこう。必要かは分からないがな。『ロープ』だ。.....あぁ、いつかにも似た物を渡した事があったのか。だが問題無いだろう? こちらの方がどちらも扱いやすい。引っ張り上げるも上げられるも好きにするといい」
清姫
「マスター、こちらに『替えの洋服』と『下着』を用意しました。それと『カイロ』と、わたくしの『抱き枕』を。心細くなったときは、このきよひー抱き枕を存分に抱きしめて下さいませ♡」
抱き枕はこの後取り出されて没収された。
というかそもそも入らなかった。
黒ひげ
「大方揃ったんじゃないですかな?じゃあ拙者からはコレを。『簡易トイレ』ですぞ。その辺で穴掘ってフンヌラバ出来ればいいけど、そういうわけにもいかない場面が多いんじゃないかなと。やだ拙者ったら気が利く系男子?」
マタ・ハリ
「『ビニール袋』も入れておくわね。汚れた服を入れたり、エチケット袋にも使えるから。ここに入れておくからね~」
村正
「コレも持っとけ。『ハンカチ』だ。余った布で作った代物だから、存分に使って汚してくれ。必要になったらまた作ってやる」
キャストリア
「そういうとこだぞ村正ァ!!」
村正
「どういう事だよ...?」
バッグ
「モウムリ ハイラナイ」
収納方法に気を付けたり、みんなもなるべくかさばらないモノを入れてくれたが、それでもバッグはパンパンだった。
今日はひとまずこんな感じで、後日の防災訓練で必要・不要なものを精査するそうだ。
???
「..........」
ふと気が付くと。
パンパンに詰まったバッグの上に、ちょこんと、小さな箱が乗せられていた。
『マッチ』だった。
彼が用意してくれたのだろうか。
オレはタバコを吸わないから、違う場面で役立てろ、という事だろうか。
ありがたくバッグの中にねじ込むことにした。
災害がいつ起きるかは分からない。
だから、今のオレに出来る事は。
いつ起きたとしても対応できるように、準備をしておくことだけで。
これだけ準備しても、不安が無いと言えばウソになるけど。
このバッグに詰まってるみんなの想いを考えたら。
何が起こっても、何とかなる気がしたし。
何が起こっても、何とかして見せようと、そう思えた。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
~あとがき~
X(旧twitter)で『fgo防災グッズがあったら欲しい』というマスター達の声を見かけたのが始まりです。
実際に必要とされる防災グッズをネットで調べ、文章にしてみました。
この話が防災意識の向上や、震災に対して不安な思いをしている人々の、その不安を少しでも解消できたのであれば幸いです。
筆者は防災知識が豊富なわけでは無いので、もっと用意しておくべきものがあるかもしれません。
その際はぜひとも教えて頂ければ幸いです。
あわてて書いたので、拙い表現、読みにくい部分、キャラ崩壊シーンが多かったかと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -