鳴潮 〜様々な世界を経験した男は新たな世界で旅をする〜   作:XIYON

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ではどうぞ。


・リナシータの章
・リナシータへ。


クリストフォロの襲撃にあった俺たちだったが、女性漂白者元い梨影の介入によって俺たちは難を逃れた。

 

そして俺たちは今、ブラックショアへと来ていた。

 

リヒト「どうして俺たちがブラックショアに?」

 

フローヴァ「さぁ、私にも分からないわ。」

 

女性漂白者こと梨影に案内された俺たちは2人の人物と対面する。

 

アールト「お、噂の人物がお越しだぜ?」

 

ショアキーパー「お帰り、漂白者。そしてようこそ、異邦の人に…」

 

フローヴァ「聞かないでちょうだい。分かってるでしょ?」

 

リヒト「フローヴァ…」

 

フローヴァ「いいのリヒト。元々アナタのために殲滅組織に入ったもの…」

 

村を隕石に焼かれて、その影響で不死となってしまったフローヴァ。

 

コンダクターとして成長していく彼女だったが、とあるコンサートにて漂泊者という理解者に出会い「やり直し」の啓蒙を受けたが、約束を信じて研究を続けたフローヴァに彼女は来なかった。

 

そしてそのまま残星組織の組織長からの勧誘を受け入れ残星組織の監察になるはずだったが…

 

リヒト「やぁ。」

 

フローヴァ「リヒト?久しぶりね?」

 

リヒト「凄く辛い顔をしているみたいだけど…」

 

フローヴァ「ちょっとね…」

 

リヒト「相変わらずいい曲だな?」

 

フローヴァ「あ、ありがとう。」

 

リヒト「なぁ、もしまた会えたら君に色々と協力させてくれないか?」

 

フローヴァ「アナタが?」

 

リヒト「その様子だと残星組織に入ったんだろ?でも、本当はそんなことしたくなかったじゃないのか?」

 

フローヴァ「……」

 

リヒト「ゆっくりでいい。その女の代わりに俺が行ってやる。時間はかかるかもしれないけどな?」

 

フローヴァ「!」

 

リヒト「助けてやるって……言ったろ?」

 

そして現在、俺は彼女と出会った。

 

しかしフローヴァは既に残星組織の組織長に見区切られたのか、クリストフォロを差し向けて殺害しようと試みたのだった。

 

フローヴァ「彼らは協力してくれなかったわ。私のことを最初から捨て駒だと思ってたのね…」

 

リヒト「それか…俺が差し向けたスパイだと思ってたんだろうな?」

 

フローヴァ「それで?テティスシステムのコアがどうして私たちを呼んだのかしら?」

 

アールト「それに関しては俺から説明させてくれ。リヒト、コイツをキミは見たことがあるだろう?」

 

アールトに渡された端末に映っていた人物。そう、その服装と特徴的な人物は俺が知っているアイツと一致していた。

 

リヒト「ハンドレッドのミメイ!」

 

フローヴァ「ハンドレッド?何なのソイツら…」

 

リヒト「話せば長くなるんだが…(サヒリアにも話したが、ハンドレッドがいるとなるとかなり厄介になる…一応情報は共有しておいた方がいいだろうな。)」

 

俺はハンドレッドの細かい情報をブラックショア、そしてフローヴァにちゃんと説明した。全員は深い表情をしながら考え始める。

 

アールト「数多の世界を侵略している強大な力を持つ組織か…」

 

リヒト「俺の友人の話によればそれ以外の情報はない。偽造で仮面ライダーの力を使っていることと、世界を端から端まで侵略しようとしていること以外は不明だ。」

 

ショアキーパー「この女性がリナシータにきたということは…」

 

リヒト「あぁ、間違いない…何か強大な力を使おうと企んでいるんだろうな?」

 

アールト「それともう1つ…リナシータ全域に正体不明のエネルギーが検出されたんだ。それが周波数なのか、それとも別の何かなのかは不明だ。」

 

リヒト「どのみち、ハンドレッドのヤツらに黒潮の力を使わせるわけにはいかない。急いでリナシータに向かおう。ゼルヴー、リナシータに向かう準備をしろ。」

 

ゼルヴー「イェッサー。」

 

フローヴァ「デカイ戦艦でラグーナに突っ込むの?」

 

リヒト「まさか。海に船を止めるとしても、向かうのに使うのはガンシップだよ。あんなバカでかいヤツ(ヴェネター級スターデストロイヤー)をラグーナの前に置くなんて恐ろしいだろ?」

 

アールト「だな…君たちの戦艦を見せて貰ったけど、なかなかの規模だなと感じるよ。」

 

リヒト「褒め言葉として受け取っておくよ。ところで…」

 

アールト「あぁ、彼女の処遇のことだね?そのことに関しては…」

 

梨影「うん…アンタに任せる。」

 

リヒト「俺にか?」

 

アールト「正直なことを言うと、君の方がフローヴァの保護者として相応しいんだ。彼女と行動を共にして、残像として不老不死の呪いを解放する方法を探すことが君の目的だ。」

 

リヒト「保護者って…ま、監視者よりもまだマシか。」

 

アールト「キミは?」

 

フローヴァ「それで構わないわ。私の目的が果たせれば…」

 

アールト「なら、決まりだな?」

 

リヒト「出発は明日だ。引き締めていこう。(さて、頃合がいいから例の事件が起きたあの場所へと向かってみるか。)」

 

そして次の日、俺たちはラグーナから少し離れた海域に船(スターデストロイヤー)を止めた。

 

遠くから見ているリナシータ人は不思議な様子で見ているだろうが、たぶん気にしないだろう。

 

フローヴァ「……」

 

リヒト「フローヴァ?」

 

フローヴァ「あの人たちは誰?」

 

フローヴァが指を指した方角には青い服を着用した女性たちが武器の調整をしていた。

 

リヒト「戦闘機人だよ。ある世界で起きた事件がキッカケで放置状態になっていたものを俺が引き取ったんだよ。」

 

フローヴァ「なるほどね?それで?どうやってラグーナに向かうの?」

 

リヒト「あのガンシップで向かう。敵の攻撃を受けなければ無事に着陸できるだろうな?」

 

フローヴァ「その敵の攻撃が本当に無かったらいいけど。」

 

ゼルヴー「おい、不吉なことを言うなよ?」

 

フローヴァ「もしものことを言っただけよ?」

 

リヒト「リヨ、ゼルヴー、悪いが船を頼む。」

 

ライヨ「任せてちょうだい。」

 

ゼルヴー「はい将軍。」

 

船を2人に任せた俺とフローヴァはラグーナへと向かうためにガンシップに乗った。

 

一方…

 

ハンドレッド兵士「リヒト=ガルンゴーツがラグーナに向かいました。」

 

ミメイ「報告ありがとう。私たちは準備しましょう。これから忙しくなるわよ?」




次回

・ラグーナでの交渉
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