鳴潮 〜様々な世界を経験した男は新たな世界で旅をする〜   作:XIYON

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お久しぶりです。鳴潮です。


・ラグーナでの交渉

リナシータへとやってきたは俺は、まずここのお偉方と交渉しようと思った。

 

リヒト「カルロッタ・モンテリとカンタレラ・フィサリア…この2人とは色々と話さなければいけないな…」

 

フローヴァ「……」

 

ここラグーナに住んでいる市民の会話から聞いた話だが、最近命式レビアタンの脅威を退けたあとらしい。

 

どうやら梨影はこのレビヤタンの目的を完全に阻止したそう。

 

内容によるとカルテジアがリナシータ全民と意識を繋げることで「鳴式を拘束する鎖」を形成。

 

拘束後の隙を突いた漂泊者の「分断の権能」と、ガルブレーナという女性の「丸呑みの権能」の連携によって周波数を取り込まれ、現在はブラックショアのテティスに収容されているそうだ。

 

そんなこんなで俺はモンテリ、フィサリア、双方のお偉いさんがいると思われるトラットリア・マルゲリータへと入った。

 

フローヴァ「……」

 

リヒト「心配か?」

 

フローヴァ「まぁ、少しはね?」

 

リヒト「俺が理由を言うから肩の力を抜いていい。」

 

すると…

 

カルロッタ「よくぞおいで下さいました。リヒト=ガルンゴーツ様。」

 

リヒト「君がカルロッタ・モンテリだな?」

 

カルロッタ「えぇそうですわ。アナタに会えて嬉しいです。どうぞ、おかけください。」

 

カルロッタに言われた俺とフローヴァは近くのソファーに腰を掛ける。カルロッタも同時に腰を掛け、俺たちと会談を始めようとするが、空にクラゲが浮かんでいるのが気になってしょうがなかった。

 

???「あら?面白い人も一緒にいるのね?」

 

誰かの優しい声が聞こえたと思って後ろを振り向くと、そこには髪色が紫で瞳は水色、頭部にはボンネットを着けた白、青、紫を基調したコルセットで身を包み、海波と海月のような模様が特徴な女性が現れる。

 

彼女はフィサリアファミリーの家紋が刻まれているニーソックスにサスペンダーベルトを装着して、ブルマーズと繋げている。

 

そして何より、胸がデカイ…

 

リヒト「……////」

 

フローヴァ「だ、大丈夫?」

 

リヒト「あ、あぁ…なんとかな?」

 

カンタレラ「アナタのことは聞いたわ。リヒト=ガルンゴーツ、それと…」

 

フローヴァ「すぅ〜…(紅茶を飲む音)」

 

カルロッタ「カンタレラさん。この人って…」

 

カンタレラ「気にしてはダメよ。話によれば彼女は残星組織に裏切られたそうよ。」

 

カルロッタ「そ、そうなんですね…」

 

リヒト「と、とにかく…詳しい話をしますので…」

 

俺はハンドレッドという組織、そしてこのリナシータにその幹部であるミメイが暗躍していることを伝えた。

 

カルロッタ「別世界のテロ組織ですか…これまた厄介な人達ですわね?」

 

リヒト「話によればアイツらは鳴潮の世界にある残像で何かを企んでいるのは確かだ。色々な情報を知りたいからお前たちの助けを借りたい。」

 

カルロッタ「わかりました。ザンニーさんに伝えて怪しい人がいないか確認してきますね?」

 

カンタレラ「わたくしもできるだけ助力するから安心してちょうだい。」

 

カルロッタとカンタレラとの会談が終わった俺はフローヴァと2人でラグーナを歩いていた。通りかかる通行人からは怪しい目で見られているが、それもそうだ。彼女は残星組織の元監察官だ。

 

怪しまれるのも無理ない。

 

そんなことを思っていると、一般人が誰かに吹き飛ばされているところを目撃した。

 

通行人「や、やめてくれぇ!」

 

???「仮面ライダーはどこにいるのかしら?教えてくれる?」

 

フローヴァ「もしかして、あの女は…」

 

リヒト「あぁ、ミメイだ。」

 

俺とフローヴァは急いで脅されている通行人のところに駆けつける。ライトセーバーをフォースで投げ、カッシーンを一体切断。手に戻したあとにミメイに視線を向ける。

 

偶然、その場所がモンテリファミリーの近くであったためか、巡回をしていたザンニーとたまたま居合わせたカルロッタが駆けつける。

 

カルロッタ「リヒトさん!フローヴァさん!」

 

ザンニー「アイツら、何者だ?」

 

ミメイ「おやおや…まさかイレギュラーが存在しているとはね?アナタがリヒト=ガルンゴーツかしら?」

 

リヒト「そういうお前はハンドレッドのミメイ。」

 

カルロッタ「あの女がミメイ。」

 

ミメイ「部下に報告してもらった話によると、アナタ相当強いらしいわね?その力、私ので試させてもらうわよ?」

 

ミメイは戦極ドライバーを腰に装着し、リンゴロックシードを取り出す。

 

リンゴッ!

 

ミメイ「変身。」

 

ドライバーにリンゴロックシードを装填後、カッティングブレードでリンゴロックシードを切断。

 

カモン!

 

リンゴアームズ!

 

デザイア・フォビドゥン・フルーツ!

 

仮面ライダーイドゥンへと彼女は変身したのであった。

 

リヒト「フローヴァ、雑魚を頼む。」

 

フローヴァ「分かったわ。」

 

カルロッタ「わたくしたちもいきますわよ?ザンニー。」

 

ザンニー「はい。カルロッタお嬢様。」

 

ミメイ「ふん。所詮は人間よ?潰しなさい。」

 

リヒト「お前の相手は俺だ。」

 

ドレッドライバー!

 

ミメイ「そのベルトは!?」

 

ミメイは驚いていた。それもそうだ。このドレッドライバーは普通の人間では扱うことは難しい。グリオンも見たらビックリするだろうな?

 

『スチームライナー!』

 

リヒト「変身。」

 

『ドレッド・零式』

 

リヒト「あ、あぁ…」

 

ミメイ「どうして人間のアナタがドレッドに…!」

 

リヒト「それはいま必要なことじゃないだろう?さぁ、戦おうぜっ!」

 

『アッパレブシドー!』

 

『Drain!』

 

刀「ブラッディーAB」を錬成し、イドゥンに変身しているミメイに立ち向かう俺。ただの零式なのにその圧倒的な力で彼女を追い詰めていく。

 

ミメイ「ただの零式がここまで強くなるのはなぜ!」

 

バレットバーン!

 

Drain!

 

今度は二丁拳銃のブラッディーBBを錬成。それを使った射撃で彼女をさらに追い詰めた。

 

リヒト「俺の身体は特殊体質でね?そんじゃそこらの偽物とは大違いなんだよ!」

 

ドレッドブレイキング!

 

ドライバーのレバーを倒し、再び起こした俺は体中から放出した溶岩のようなエネルギーを足に纏わせ棘状にし、ミメイが変身するイドゥンへ蹴りつけた。

 

それを喰らった彼女はその場で爆発四散し、イドゥンの力を失ってしまった。

 

ミメイ「くっ、これで終わったと思わないことね…リヒト=ガルンゴーツ!」

 

そう言った彼女は消滅せずにその場から即座に撤退。俺は深追いはせずにその場で変身を解除するのであった。

 

フローヴァ「片付けたわよ?」

 

カルロッタ「そちらは?」

 

リヒト「逃がした。どうやら相当タフらしい。」

 

数分後、モンテリで後処理作業をしているなかで俺はあることを考えていた。

 

リヒト「(アイツらはリナシータで何を企もうとしている?まさかこの世界の技術を使って…)」

 

カルロッタ「カンタレラさん。何か気になることでも?」

 

カンタレラ「えぇ、この先のある場所へあの女は向かうんじゃないかなと思ってね?」

 

リヒト「あの場所?」

 

カンタレラ「セブン・ヒルズに向かってみるのはどうかしら?」

 

リヒト「セブン・ヒルズ?」

 

フローヴァ「確か… 武を尊ぶ栄光の都よね?」

 

カンタレラ「彼らがこの世界の技術を使おうとするなら、セブン・ヒルズが格好の実験場所よ?」

 

リヒト「実験場所か…ゼルヴー、ガンシップを出撃。今すぐに出撃の準備だ。」

 

ゼルヴー『分かった。』

 

リヒト「フローヴァ。」

 

フローヴァ「えぇ、行きましょう。彼らも動いているはずだし。」

 

リヒト「あぁ。」




次回

・セブン・ヒルズと陰海実験場
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