転生者達でヒーローチームをつくっちゃった男の日記 作:のうち
ワイズマンモノリスが飛んで行ったアギト神殿遺跡に到着したヴァーチェは遺跡の中心部、玉座の間へやってきていた。
そしてそこには現アギト族の族長にあたり、アギトの4各部族がまつる原初のアギト達のミイラから原初のワイズマンモノリスを奪い、新たな進化を遂げたことにより部族の系統から外れた新たな種のワイズマンモノリスをもうばいとったことで従来のグランド族の姿から外れて、異形の進化を遂げたアギトが鎮座していた。
「来たか。ギルス族、族長ロムとグランド族直径の次女マオの娘ヴァーチェよ。さあ、お前が覚醒したアギトの力とお前の両親が盗んだグランド族の原初のワイズマンモノリスを返して貰おうか。」
「やだ。貴方は力欲しさに一族に内乱を起こし、代々短命であるギルス族を集落の辺境においやった。ギルスの原初のワイズマンモノリスが存在することもそれにより生まれるエクシードギルスのことも全部私達には隠してた。」
「私は母さんからそれを聞くまで知らなかったし、エクシードの存在は部族の誰も知らなかった。母さんの血のおかげでエクシードになった私を奪おうとした貴方に父さんも母さんも殺された。部族に私達に味方してくれた人達も皆殺した。そしてようやくあなたの隙をついて奪った貴方に勝つための手段を渡してなるものか。」
「そうか、だが私には既に三つの原初のワイズマンモノリスとバーニングの力に目覚めたアナザとグランドの者達から奪った計5つのワイズマンモノリスを核としてそして死んだ者たちから集めた力を収集統合し、強大な力を得ている。それをたった1つの原初のワイズマンモノリスと新たな姿に至ったお前の計2つ、その力でお前は勝てるというのか?」
「勝てる、勝てないそんなじゃない。私はお前は殺す。死んだ皆の力を解放する原初のモノリスは壊す。私がこの世界で最後のアギトになってやる。」
「くくく、滑稽だな。たが不快でもある思い上がるな。」
族長は腕からギルスの触手を大量にはやし、ヴァーチェに襲いかかるがヴァーチェは冷静に持っているシャイニングカリバーを使い切り払っていく。
前が見えないほどの量の触手を全て切り払うが既に族長の姿はなく。横からストームハルバートの突きが飛んでくるのヴァーチェが片手のシャイニングカリバーで受け止め、背後からくるフレイムカリバーの攻撃も受け止める。
「分身?」
「正解だ。」
「だが、2人でおわりじゃないぞ。」
更にもう2人が前後でギルスヒールクローとギルスクローでヴァーチェの胴を挟み込むように突き刺す。
がヴァーチェは攻撃を受け止めていたカリバーをブーメランのように投げ、クローを突き立てた分身を蹴り飛ばし、背後にいるやつはぶん投げた。
族長の分身が消える。
「ふーんこれで終わり?」
「物足りないか、じゃあ単純に数を増やすとしよう。」
正面にいた族長の姿が揺らぎ、10、50、100、それ以上に増えていく。
「ここでも数頼みか芸がない。」
「芸がない?、それはお前がこの恐ろしさを知らないだけだ。」
「・・・・・⁉︎」
族長の分身が全て消えたと認識した瞬間ヴァーチェの身体を無数の衝撃が全方位所狭しと襲いかかる。
周りを全て囲まれてあるせいか、何処かに吹っ飛ばされるということもなくその場から動くことも出来ずにダメージが蓄積していく。
また先程のように振り払おうとするが
「おっと無理やり振り払おうとしたな。そっちこそ、芸がないぞヴァーチェ!」
全方位からの攻撃を受け続けるヴァーチェは成す術がない。
(落ち着け、無理に振り解こうとするからだ。脱力だ、脱力し思考をクリアに相手の攻撃を自分に当たるものが早い順から捌いて行くんだ。)
そう心がけていくと、ヴァーチェの視界にはまるで自分の攻撃範囲が自分を覆う球体のように見えてくる。
そして、ヴァーチェは次第に族長の全方位攻撃に反応し、防御できるようになってきていた。
ヴァーチェは昔父から言われたことを思い出していた。
『良いかい娘よ。戦いはある程度の腕になると自分の攻撃範囲を視認できるようになる。』
『熟練者同士の戦いはその攻撃範囲の潰し合いだ。遊びに例えるならボードゲームの陣取り合戦のような形になってくる。それは大勢を1人で相手にしていてもそうだ。相手の攻撃範囲を攻撃を受け続けていたとしても反撃の機会をつくるきっかけとなるだろう。』
「これが父さんの言ってた。」
ヴァーチェは等々、族長の攻撃に対応しはじめてきた。
「ほう、中々にできるようだな。なら、小細工はなしでやろうか。」
と族長は分身を解く。
「さあ、やろうか。」族長もシャイニングカリバーを取り出してシングルモードで構える。
対するヴァーチェはツインモードで対抗する。
リーチ、触手による攻撃、吸収したアギトの力を使っての遠距離攻撃や属性攻撃等の圧倒的手数の多さにもかかわらず、ヴァーチェは天才的なセンスと危機感知能力により、族長に対して食いつく。
だが族長も上手く、ヴァーチェは族長に組み伏せられる。
「捕まえたぞ。お前の力を貰う。」
族長は触手を通じてエネルギーのパスを繋げてヴァーチェのシャイニングの力を吸収し、族長の姿に変化が生じる。
「ハハハ、等々手に入れたぞ。私は無敵の力を・・・なんだこれは⁉︎」
ヴァーチェの姿がアギトの姿からギルスの姿へと変わっていた。
「馬鹿なお前にギルスに変身する力などもう残って居ないはず、そして私にエネルギーを吸われるだけだったお前が何故。」
「ふん、私を拘束するためとはいえ、ギルスの触手で貫いたのがよくなかったな。他のアギトはともかく、ギルスに関するエネルギーの扱いは私の方が圧倒的に上、エネルギーの吸収効率は早いポカリと点滴の吸収率くらいの差はある。そして今お前から全てのギルスのエネルギー、原初のワイズマンモノリスの分まで頂いたってわけ、これってどういうことかわかる?ギルスの力全てが私の支配下にあるってことよ。」
ヴァーチェが拘束を解いて族長に手を向けると族長の体に埋め込まれていたワイズマンモノリスの一つが体から離れてヴァーチェの変身するギルスの胸部へ吸収される。
そしてギルスの身体に変化が起こり、ギルスクロウ・ヒールクロウは常時展開された状態になり、肩や肘にもクロウが出現する。背中からは2本のギルススティンガーが出現、胸部に先程吸収されたワイズマンモノリスが出現する。
以前ヴァーチェが変身していたエクシードギルスはギルススティンガーやベルト、クロウなどが金色だったのが赤色へ変化している。
「すごい、これが本当のエクシードギルス」
「舐めるな。私を舐めるな!」
族長が五つのワイズマンモノリスを生み出し、玉座の後ろにある五つの棺の蓋をあけ、そこに安置されていた者達へワイズマンモノリスを装着する。
そして棺に収められていた者たちは肉体をとり戻し、アギトグランドフォーム、アナザーアギト、ミラージュアギト、バーニングアギト、バーニングアナザーアギトへと姿を変える。
「ははは、どうだ。原初のアギト達やバーニングに目覚めた者達だ。力を私に献上し、死して尚その体は私の敵を撃つのだ。」
「なんてこと、やはりここまでの外道を生み出した我らの一族は滅びるべきだ
その屍と共にあの世へ送ってやる!」
私は触手、ギルススティンガーを敵のゾンビアギトに向けて発射し、おそらく原初のアナザーアギトの体を胸部のワイズマンモノリスごと貫くとそれは灰となり崩れ落ちる。
(今のはおそらくだけど、他のゾンビも同じ可能性が高い。やってみるか。」
ヴァーチェはゾンビアギトたちの呼び出した武器を奪い、ミラージュとバーニング2人を撃破、背後から襲ってきたグランドもギルススティンガーで貫き消滅。
「さあ、今度こそ最後だ。」
ヴァーチェは先程族長にやられたことをやり返す。ヴァーチェが10、50、100と分身していく。実体のある分身達が族長をギルススティンガーにより四肢や首を拘束し、残りの分身体が全方位からライダーキックを繰り出し、ヴァーチェの必殺技が終わると族長の体は粉微塵となり、最後に力の核となっていた原初のワイズマンモノリス達も砕け散った。
「・・・・これで終わった。」
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。皆さんにmarvelや自分の好きなさまざまな作品を知ってもらえるよう作品つくりに励んで行きますのでよろしくお願いします。
ヴァーチェの力について
-
今後もギルスでアギトは切り札
-
ギルスのみ
-
アギトもギルスも消滅一般人に