お久しぶりです…
気付けば猛暑が続いてますね、体調管理には気を付けなくては…!
近況報告をさせていただくと、作者はひびめしロスに浸りながらわたなれを観ています(やはり百合は素晴らしい…!)
さてさて前書きが長くなりましたが、今回はオリ主不在のアキ志帆のお話になります
それではどうぞ!!
〜教室〜
「アキ、来たわよ。」
「ん〜、ちょっと待ってて。」
放課後、志帆は一緒に帰る約束をしていた亜季の教室を訪れていた
亜季は学級日誌をまとめている最中であり、教室には彼女以外誰も居ない
「よっし! 後は職員室に出しに行けば〜……の前に!」
「な、何よいきなり!?////」
立ち上がった亜季は、志帆に抱きついた
突然のことに、志帆は思わず顔を赤くする
「ん〜、やっぱ志帆の温もりしか勝たん!」
「ひゃっ!?//// 顔埋めないで……!////」
「ふ〜ん? 志帆ってこうされるの好きなんだ〜?」
「さ、さっさと離れて!////」
「ちぇ〜、じゃあ早く日誌出してこよーっと!」
恥ずかしさに限界を感じた志帆は、亜季を引き剥がす
残念そうな表情を浮かべながらも、亜季は職員室へと向かっていった
(アキ、あんな大胆なことを学校で〜……!!////)
1人教室に残された志帆は、先程の亜季の行動の恥ずかしさに顔を伏せる
(でも、やっぱりアキがしてくれたハグ、凄く嬉しかった……//// 心の底から安心すると言うか……)
「志帆〜?」
「ひゃっ!? あ、あんた、いつ戻ったのよ!?////」
「さっきからずっと声掛けてたよ? もしかしてあたしの帰りが待ち遠しかったの〜?」
「〜……!!//// アキなんて知らないっ!!////」
真っ赤になった志帆は、亜季を置いてさっさと行ってしまった
その後、なんだかんだで亜季は志帆と合流することができたのであった
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「そんで? 今日の練習は休みなのに、何でギター持ってこいなんて言ったのよ?」
「今日は志帆と一緒に唄いたくてさ。」
「それならカラオケでもいいじゃない。」
「あ〜、言い方がアレだったか、あたし、志帆と久しぶりにセッションしたいんだ!」
思えば、喧嘩別れをして以来、亜季と志帆は一度も音を合わせていなかった
今日のローレライの練習は休みのため、亜季は予定を合わせてくれたのだろう
「スタジオの予約してあるからさ、久々に志帆の歌聴きたいなぁ〜。」
「歌ならライブの時にでも聴けるじゃない。」
「そうじゃなくて〜……」
そう言葉を紡ぎながら、亜季は志帆の耳元でこうささやく
「あたしだけに唄ってほしいの、志帆はあたしの彼女でしょ?」
「〜……!!////」
亜季の言葉に、志帆は耳まで顔が真っ赤になった
こういった不意打ちには、志帆も色んな意味で悩まされている
「駄目……かな?」
「っ……//// わ、分かったわよ!////」
「やったぁ〜!!」
結局、亜季のあどけない仕草には勝てず、志帆は一緒にスタジオまで着いていく
ちなみにスタジオは、SSGIRLSがいつも練習で使用している例のスタジオである
「ここに来るのも久しぶりね。」
「今日は志帆の唄、いっぱい聴かせてね!」
「はいはい。」
こうして、予約していたスタジオの一室に2人は到着した
お互いに楽器の準備をしながら、歌う曲を決めていく
「それで、歌う曲はどうするの?」
「それじゃあ、カナリヤやろうよ!」
亜季が提案してきた曲は、金糸雀〜カナリヤ〜
2人の思い出の曲であり、文化祭の時は亜季がボーカルを務めた
「ねぇ志帆、この歌、あたしが1番で志帆が2番、で最後に2人で歌うのでどうよ?」
「あたし歌えるかしら、歌詞うろ覚えなんだけど……」
「大丈夫大丈夫! 分からなくなったらあたしがフォローするし!」
「その時はお願い、じゃああたしがカウントするわね。」
そして亜季と志帆は互いに楽器を構え、ギターとベースのみの編成で思い出の曲を奏でていく
『そのまま歩けなくもないけど ローファーに入ってた小石 君の肩借りながらとった〜♪ ちょっと照れた 「地図ならほんの5cmだし 遠くもないし」 と笑ってた 君の声がキレイだった〜♪』
1番は亜季がベースを弾きながら歌っていく
志帆は演奏に徹しているが、その様子はどこか楽しそうだ
『分けたイヤホン ふいに流れるメロ〜♪ ハモる声と渡り廊下 永遠なら良かった〜♪』
Bメロに入り、志帆のコーラスが入ってくる
文化祭の時は依の担当だったが、志帆のコーラスは依とは違った魅力があり、どこか儚げな印象を感じさせた
『胸に疼いたファーストテイク〜♪ 透明すぎて羽ばたいた〜♪ 伝わってるかな? 繋がってるかな? わからないけれど〜♪ ここで唄うよ 今「いつか」の場所へ響くように〜♪「また明日ね」と手を振る残像が〜♪ 鮮やかで…なんだかせつないね〜♪』
文化祭の時は直前でやることになった曲だったから、歌唱や演奏の完成度がそれ以前の曲より低かったが今は違う
2人で奏でていることに、亜季は幸せを感じていた
『みんなでだらだらと話した 駅チカにあったドーナツ店 先月違うカフェになって寂しかった〜♪ 36度7分/微熱 そんな気持ちまだ続いてる 大キライな弱さだった〜♪』
2番は志帆がギターを弾きながら歌い上げる
『急な雨と変わる信号の青〜♪ 走りながら笑いながら 心ほどけた日々〜♪』
そして、Bメロのコーラスを奏でるのは亜季である
『金糸雀が鳴く夢を見たんだ〜♪「もう自由だ」と背中押し〜♪ 前向いてるよ 大丈夫だよ〜♪ 答えて目覚めた〜♪ 晴天の空 ほら〜♪ 翼を広げ 遠くへと〜♪ 美しい詩(うた)運んでいる風が〜♪ あたたかく…この頬撫でてゆく〜♪』
間奏部分は、志帆→亜季の順で軽いソロを奏でる
『きらめきはいつでも〜♪ 昨日と今日の隙間〜♪ 埋もれてて簡単に見えない〜♪ でも…感じる〜♪』
『カーテン開いた朝の光〜♪ 木漏れ日見上げた校舎の影〜♪ キラキラこんなに〜♪ 溢れた…』
『『全部全部…忘れない! 胸に疼いた ファーストテイク〜♪ 透明すぎて羽ばたいた〜♪ 伝わってるかな? 繋がってるかな? わからないけれど〜♪ 楽しかったと また〜♪ 笑顔で出逢う その日まで〜♪ 自分の夢を 大事に育てるよ〜♪ 鳥籠の鍵はもういらない〜♪』』
アウトロは、ギターとベースの優しげなフレーズで締められた
「志帆っ……!」
「も、もうっ……! 何なのよ、これ……!」
いつの間にか、2人の瞳からは涙が溢れていた
久しぶりに思い出の曲で、2人だけのセッション
お互いの心に響いたのは、必然的なことだった
「志帆、今日あたし、一緒に演奏できてよかった。」
「あんたのベース、変わらないわね。」
「志帆はさ、これからローレライで忙しくなると思うけどさ、たまにはあたしともセッションしてくれる?」
「まぁ、たまには? セッションしてあげてもいいけど……」
「本当!? やった〜!!」
「ちょっ!? だからいきなり抱きつかないでってば!!////」
亜季は嬉しさのあまり、再び志帆に抱きついていた
あの日の唄が届いた時のように
そしてしばらくの間、2人は互いの温もりを感じたままだった
「そろそろ帰ろっか、スタジオの時間そろそろだし。」
「嫌……////」
「ちょっ志帆〜、スタジオの時間……」
「あとちょっとだけ、こうしていたい……////」
「……!!////」
普段はツンデレな志帆が嬉しさのせいか、亜季に抱きついたまま離れようとしない
2人きりのスタジオという閉鎖的なシチュエーションに、亜季は胸の高鳴りがブワッとなるのを感じた
「……はいはい、今日だけだよ。」
そう言って、しばらく志帆を感じる亜季なのであった
その後、スタジオのオーナーに時間を過ぎてしまったことを注意されてしまったのは言うまでもない……
ここまでお読みいただきありがとうございます!
アキ志帆といえば、やっぱりこの曲だなと思い、描かせていただきました!
未だ、ささ恋11巻を買えていない……
新キャラも出てるし、早く買いたいところですね
そして今回から、少しアンケートを取ってみようかと思います
アンケート内容は、今後描いてほしいお話はどんなのがいいかです
相変わらずの不定期更新になりますが、少しでも読者の意見を反映させられれば…!
それでは、次回もお楽しみに!!
今後、どんなお話が読んでみたい?
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オリキャラ視点のお話(今まで通り)
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オリキャラたちの掘り下げエピソード
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クロスオーバー(主に百合作品を予定)
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アニメ未登場のキャラ登場回
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