魔法少女≠魔法少女   作:12club

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第32話 魔法少女たちの希望

 沈む。

 夜空から地上へ、羽根を散らして。

 

 沈む。

 廃屋から奈落へ、希望を散らして。

 

 沈む。

 絶望から深淵へ、ただ一つの命を散らして。

 

 

 

 

 

 * * *

 

 

 

 

 

 倒壊したビル群、あるいは奈落に沈んだ住宅街。

 それらに立ち尽くしながら、魔法少女たちは遠い彼方にそびえ立つ魔女の姿を見つめる。

 

「あんな巨大なもの……。みんなはあの魔女と……いえ、小雪さんと戦わなければいけないんですか……?」

 

 美遊が呆然とした声音で、独り言ちるように、ただ確かに他の魔法少女へと問いかけた。

 

「好きこのんで戦いたいわけじゃない……。だけど、彼女はもう人間じゃないわ。魔女になってしまったのだから」

 

 マミもまた、震えた声で返す。

 

「魔法少女が魔女に、か。マミはそのこと、知っていたのか?」

 

 杏子がマミに、確認の意味も込めてだろう――改めて問う。

 

「なぎさちゃんの話を聞いていて、おぼろげには、ね」

 

 そう、マミが返した。

 

「難儀なモンだな。あたし達、魔法少女ってのはさ」

「だから私たちは魔女と戦わなくてはいけないのよ。希望を抱いた願いの果てが、恐怖と絶望を撒き散らす因業に終わらないためにも」

「……まあ、理想論ではそんなところだろうけどね」

 

 マミの答えに、杏子は槍を肩に担ぎながら遠くに屹立する魔女を眺めて。

 

「ともあれ、アイツはもう人間じゃない。魔女だ。あたし達が戦わなきゃいけないのはわかるけど、現実問題としてあんな巨大な代物、どうやって対処するのさ?」

 

 対応の方法が思いつかないのだろう、呆れるように言った。

 

「あれだけ巨大なものでも、どこかしらに核があるはず。そこを集中攻撃すれば、なんとかなるかもしれない」

「核……、いわゆる急所って奴でしょうけど」

 

 さやかがマミに。

 

「それこそあんな奴のどこにそんな代物があるっていうんです? マミさん。虱潰しに攻撃して探すんですか?」

「それくらいしかできないでしょう。私たち魔法少女の戦い方っていうのは」

「実際にはそうでしょうけどねぇ……」

 

 聞いたさやかが嘆息した。

 それに次ぐようにクロが。

 

「って言っても、私たちが戦う理由なんてあるの? もうこの結界内もこんなぐちゃぐちゃだし、元々この中には現実の人間なんて、いなかったようにしか思えないんだけど?」

 

 割かしいい加減な声で、マミに問うた。

 

 魔法少女たちは目の前の魔女に対する、打倒の方法――言ってみれば敵対する方向で考えている訳だが、そもそもそんな必要があるのかさえ不明だ。

 ただ、これだけは言えた。

 マミが応える。

 

「魔女結界に捕えられている私たちがここから脱出するには、あの魔女を倒す必要があるのよ。魔女結界の消滅には魔女を倒すことが必要不可欠。いつまでもこんな所に閉じ込められている訳にはいかないでしょう」

 

 「それに」

 マミは続ける。

 

「鹿目さん達も行方知れずなのよ。もしかしたらあの魔女に飲み込まれているかもしれない。少なくともみんなを助けるために、魔女に近付く必要はあるわ」

「そっか。イリヤ達があの中にいるかも、ってわけね」

「そういうこと」

 

 とは言ったものの、実際問題として戦力が足りない。

 あの巨体を打ち倒すだけの火力が、圧倒的に足りないのだ。

 

「美遊さんのあの魔法なら、あの魔女に有効打となるかもしれないけど、簡単にはいかないでしょう?」

 

 美遊が俯くように頷く。

 

「私の魔術回路だと、約束された勝利の剣(エクスカリバー)は打てて一発。その後、夢幻召喚(インストール)が解けたらしばらく使用不可能になります」

「そうバカスカ打てないってわけ」

 

 クロが頭の後ろ手に組んで、やれやれと肩を竦めるように続けた。

 マミの顔が暗くなる。

 

「せめて、もう一押し何かがあれば……」

 

 と。

 

「マミさん!」

 

 魔女の方から叫ぶような声が、微かに聞こえた。

 豆粒大の大きさの点が、マミ達に近付いてくる。

 空中を飛んで、その姿が露わになってきた。

 

 ほむらを抱えながら、なのはがマミ達の方へとやってくる。

 

「無事だったのね、暁美さん、高町さん」

「何とか無事に脱出できました。けど、他のみんなが……」

「鹿目さん達のこと?」

「はい……。あの魔女……、小雪さんの魔女化に飲み込まれて置き去りになっちゃって……」

 

 抱きかかえられていたほむらがスタンと、倒壊した建物に降り立つ。

 

「状況は大体わかっている。あの魔女の対処方法ね」

 

 ほむらは言うが。

 

「正直言って対処法は思い付かないわ。手持ちの武器でなら多少はダメージを与えることも出来るかもしれないけど、ワルプルギスの夜を相手にしただけの準備はしていないし……」

「ワルプルギスの夜?」

 

 マミの疑問に、ほむらは「ああ、そういえば」と小声で呟いた。

 

「今の貴女たちには関係ないことね。忘れて」

 

 マミは少し訝しげな表情になったが、すぐに切り替えた。

 

「要するに、火力が足りないってことよね」

「一応、その火力を増すためにこの子がいる事は覚えておいてあげて」

 

 言って、ほむらはなのはへと視線を向けた。

 マミもまたそれに頷く。

 

「高町さんのあの砲撃ね。美遊さんと、後は私の魔法くらいしか対抗手段は思い付かないけど」

「それでも、やるしかない」

「ええ」

 

 改めて、ほむらとなのはが魔女へと視線を向ける。

 

「あれだけの巨体よ。全員で斬り込んで、逃げながらまた次いで攻撃するしかないわ」

 

 ほむらが視線だけで杏子へ向く。

 

「ヒットエンドランで、相手が参るまでやるってことか。あたしとさやかなんかが出来るのはそれくらいだね」

 

 そう言う杏子に、あまり戦意が見られない。

 あの巨体を前にして、とてもじゃないがやってられないと言ったところか。

 

 結局。

 全員一致でも何とか出来るか怪しい。

 これが魔法少女全員の総意だった。

 

 そこを。

 

「ッ! 魔女が動きます!」

 

 美遊が叫んだ。

 巨大な魔女が確かに、動きを見せた。

 顔面を覆う幾つもの眼が、ぎょろりと魔法少女たちへと視線を向ける。

 継ぎ接ぎだらけの寝間着。

 その隙間からウゾウゾと、黒い羽虫のような何かが湧き出てくる。

 それら小さな点が全て、魔法少女へと向けて向かってくる。

 近付いてきたそれらを見て。

 

「みんな、散開して!」

 

 マミが警告するように声を発した。

 魔法少女たちが一斉に、その場を離れる。

 皆がいたその場所目掛けて。

 ドガン、と倒壊した建物を叩くのが見えた。

 崩壊して横たわるビルの壁面が大きく破壊される。

 

「……コイツら!」

 

 杏子が声を上げた。

 

 襲撃してきたのは、緑色に縁どられた影法師のようなモノ。

 複数で攻撃してきたそれらは、皆が同じような見た目をしている。

 そう、皆だ。

 

「音楽家の影、か!?」

 

 影法師の輪郭は全て、同じような形をしていた。

 それを見た杏子が驚きを隠せず、しかし槍を構えて戦闘態勢に移る。

 

 近付いてきた影法師はそれだけではない。

 複数の緑色を縁取った幾人もの影。

 それ以外にもまだいる。

 黒い人形の影法師、白い竜騎士の影法師、黄色いガンマンの影法師。

 それらはいずれも、誰かが見ていた魔法少女の影だった。

 

「コイツら、みんなあの小雪の使い魔ってわけ!?」

「さやか、油断すんなよ!」

「わかってる!」

 

 全員、武器を手に魔女の前へと立ちはだかる無数の影法師に向かって備える。

 

「小雪さんの魔女へ近付くには、まず使い魔を何とかしろってわけね……!」

「ああ、だけど……!」

 

 マミもマスケット銃を生成して、影法師たちに狙いを定める。

 しかし、状況は。

 

「こんな数の連中、相手にしてられっかよ!」

 

 やけくそ気味に杏子が叫ぶ。

 

 状況は、酷く悪い方向へと転がっていく。

 巨大な魔女を相手にする前に、この無数の使い魔を超えなくてはならないという現状に。

 

「嘆いている暇はない……! みんな、やるわよ!」

 

 ほむらがアサルトライフル片手に、影法師たちへと銃口を向ける。

 影法師たちは縁取られた口を吊り上げ、ケケケと鳴きながら魔法少女たちへの襲撃を開始した。

 

 

 

 

 

 * * *

 

 

 

 

 

「起きた~?」

 

 魔法少女ねむりんが傍に侍るカラミティ・メアリに尋ねる。

 その傍には永遠の安息を約束された魔法少女――姫河小雪の姿。

 しかし彼女のソウルジェムはグリーフシードへと姿を変え、魔女化と結界の完成させて現在の状況を見せる。

 継ぎ接ぎだらけの魔女に、滅びを顕現したような結界。

 果たして、姫河小雪はこんな世界を望んでいたのだろうか。

 もはや魔女と化した今となっては、そのような問いは些細な事でしかなかった。

 

 暗闇の中に横たわる姫河小雪の様子を傍から眺め、カラミティ・メアリはふるふると首を横に振る。

 

「ちょっと私にはわかんないね。寝ているだけなのか、死んでいるのか。そもそもこの手の領分はあんたの管轄でしょ」

「メアリはお世話係としては優秀だけど、探偵助手としてはちょ~っと頼りないね~」

「そう思うならあんたが動きなよ。運動不足がたたってるんじゃないの?」

「もう~、メアリはいちいちお小言が多いよ~」

 

 暗闇の伽藍洞の中、シーツの上に横たわる姫河小雪の元に。

 大きな枕を抱き締めながらねむりんが近寄る。

 

「……これはもうダメかな~」

「あんたはとことん悲観と楽観の差が曖昧だね」

「とりあえず悲観の方の話だよ、こっちはね~。それと」

「うん?」

「お客さんが来たみたい」

 

 灯りの無い暗黒の中に、淡く白い光が降り注いだ。

 それもやがて薄く消えていき、再び暗黒が帳を下ろす。

 それでも光の柱が導いた、別の魔法少女たちの姿があった。

 

 七海やちよ、鹿目まどか、百江なぎさ。

 フェイト・テスタロッサ。

 環いろは、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。

 そして、彼女たちが囲う、既に冷たくなった里見灯花の亡骸も。

 

「ここは……」

 

 呆然と呟いたのはやちよだった。

 魔法少女が揃ってここに集まって召喚された。

 その事実に今はまだ状況把握が追い付いていないらしい。

 そして、それは他の魔法少女たちも同じらしかった。

 

「ようこそ~、皆さん。夢の最果てへ~」

 

 ねむりんがポヤポヤと寝ぼけまなこを開きながら、魔法少女たちに告げる。

 

「あんた達がくだんの魔法少女たちね」

 

 カラミティ・メアリが口を開いて。

 

「ッ! 貴女は、あの量産型のガンマン……!?」

 

 やちよがカラミティ・メアリに向かって即座に槍を構えた。

 

「おっと、警戒しなくても私は何もしないよ」

「どの口がそんな事を……!」

「まあまあ、今は私の事なんか放っておきなよ。用があるのはこっちの魔法少女の方だよ」

 

 カラミティ・メアリはその場から数歩退いて、ねむりんの後ろへと移動した。

 

「一部の人はお久しぶり、かな~。割とさっき振りかもしれないけど~」

 

 なぎさが、今もまだ攻撃態勢を解かないやちよを制して前へと出る。

 

「ねむりん、今はあの緑豊かな公園にはいないのですね」

「魔女結界が出来上がった際に、あそこも崩壊しちゃったからね~。赤と黒のコントラストはねむりんには似合わないんだけどな~」

「そう言う貴女は今、この景観もへったくれも無い場所にいるのです。なぎさ達を待っていたのですか?」

「そういう訳じゃないんだけどさ~。ただ夢が存在するのはもう、この魔女の体内だけ。ねむりんの存在できる場所はここしか無いんだよね~」

「魔女の体内?」

 

 こてんと首を傾げてなぎさが反復する。

 ねむりんが応えて、顔をこかしたような仕草で頷く。

 

「姫河小雪だったものの、終着点。それが魔法少女の終焉であり、再誕した魔女。この辺の事情は多分、そっちの鹿目まどか達の方が詳しいんじゃないかな~」

「私たちの方が……、そう、そうなんだね。やっぱり」

 

 まどかの中で何かがストンと落ちたような心地で、彼女は独り納得する。

 そのまま続ける。

 

「私だって、小雪さんの事は救いたい。救ってあげなくちゃ、いけない。それが私が命を懸けて願った祈りの形だから」

 

 ねむりんが眠たげな眼をこすりながらそれに応える。

 

「だったらいいんじゃないかな、救ってあげればね~。それを果たすのが鹿目まどかというシステムの、円環の理の役割なんだってねむりんは聞いたけど」

 

 「そっちの百江なぎさからね~」と、結ぶ。

 

「それがダメなのです」

 

 なぎさの言葉に、ねむりんが「おや?」と疑問符を上げた。

 

「今、この魔女結界は不完全なままインキュベーターの干渉遮断フィールドに覆われているのです。このままでは円環の理も正常に機能しない。あるいはインキュベーターの目的はそこにあるかもしれないのです」

「インキュベーターが? それはおかしいんじゃない~? あいつらの目的は円環の理がどういう風に機能するか、それを観測することじゃなかったっけ? だったら鹿目まどかが動きを見せれば、あいつらが邪魔することもないんじゃないかな~」

「インキュベーターはやり過ぎたのです。ソウルジェムという伽藍洞に閉じ込められた結界に、その副次的な現象である記憶操作。そしてソウルジェムの内側で完結してしまった姫河小雪の絶望……即ち魔女の誕生」

 

 ねむりんに説明を続けるなぎさ。

 くぁ~っと大欠伸をしてそれを聞くねむりん。

 どこかチグハグなその光景を前に、他の魔法少女たちも動けずにいる。

 

「姫河小雪の真のソウルジェムはこの、夢の魔女結界の外側に実在するのです。ですがインキュベーターは外からの観測だけで内部の事情、事態には干渉しなかった。そのせいで、この夢の世界にいる姫河小雪の偽りのソウルジェムは夢の中のまま、夢の中の魔女を生み出してなぎさ達を飲み込み、この魔女の外側でもなぎさの仲間たちがこの魔女に立ちはだかっている、そのはずなのです」

「根拠を聞いてもいい?」

「どうぞ、なのです」

 

 こほん、と一つ咳をついてねむりんが問う。

 

「この夢の世界の外側に眠る姫河小雪のソウルジェムが、この魔女結界と魔女を作り出した。それらが全て夢だっていうのはお話を聞いていればわかったよ。だったらここの魔女結界と魔女が夢なら、そもそも貴女たちが戦う相手は違うんじゃないかな~?」

「ねむりんの言う通りなのです」

「何点くらい正解?」

「100点満点中、ほぼ100点満点なのです」

「ほぼ?」

「本当は100点未満なのです」

「ケチだね~」

 

 とぼけたような口調で口を尖らせるねむりん。

 なぎさが後を次いで続ける。

 

「なぎさ達が戦う相手は、姫河小雪の魔女ではないのです。これはみんな周知のところだと思うのです。ならなぎさ達が戦わなければいけないのはどこの誰か。それも明白なのです」

「つまり?」

「夢の世界の外にいる彼女のソウルジェムが生み出したこの結界と魔女。ではなく、円環の理に救われるのを待つばかりの彼女を閉じ込めている、インキュベーターの干渉遮断フィールド。これを破壊するのです」

 

 なぎさはそう、断じた。

 

「それがこの夢を終わらせる、最短で最適なルート。そういうわけなんだね~」

 

 ねむりんの応えに、なぎさは頷く。

 「でも」

 ねむりんは続けた。

 

「果たしてそれを望んでいる魔法少女がどれだけいるのかな~?」

「それは……」

 

 からかうような口調で続ける彼女に、なぎさは俯く。

 

「もう、やむを得ない段階まで来ているのです……。この事態はまどかが終わらせる。その為にはどうしてもインキュベーターの企みを阻止しなければならないのです……」

「そっか~」

 

 眠気に従うがまま、ねむりんは踊るように言葉を並べる。

 

「スノーホワイトはどう思っているのかな~。それと、そこの里見灯花を囲っている子たちも」

「……仕方の無い事なのです」

 

 そう言うなぎさに。

 

「違うよ」

 

 返したのは、イリヤだった。

 

「私はまだ諦めてない。コユキさんだって、トウカだって、まだ私は二人の事を諦めちゃいないんだから」

「……へぇ~」

 

 ねむりんの表情が、少し変わった。

 眠気を堪えているのは違いないが、視線の先に疑問を感じさせるような気配が映っている。

 

「それじゃあ、イリヤスフィールには何か手があるのかな~?」

「今は何も思いつかない。だけど、みんながいれば何だって出来るはず。私たち魔法少女なら――」

 

 イリヤの言葉に。

 

「――そうだね」

 

 いろはが応えた。

 

「絶望に挫けていられない。希望を持って前に進むのが魔法少女の在り方だって、私だって信じてる。だから小雪さんの事も、灯花ちゃんの事も、イリヤちゃんと同じで私は諦めない」

「目の前の絶望から、眼を背けるってことなのかな~?」

「絶望に立ち向かって向き合うのが魔法少女――いえ、人間の強さだよ。ねむりんさんがそれを忘れているとは思えない。だから、貴女にも私たちを見守って欲しい」

「そっか~」

 

 ねむりんが細めていた眼を開いた。

 

「だったら是非とも見せてもらいたいな~。魔法少女の在り方、その底力と奇跡っていうのをね~」

 

 そう言う彼女の言葉は、嘲笑でも何でもなく。

 ただ本当にそういうものがあるのなら、是非とも見てみたい。

 それが彼女の心からの本心であることを、いろはとイリヤは感じ取っていた。

 

 

 

 臆病者の魔女の結界はもう夜半時。

 希望や奇跡を信じるには、あまりにも短い暗闇の中で。

 しかし確かな光が残っている。

 そう信じている魔法少女たちが、そこにいた。




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