魔法少女≠魔法少女   作:12club

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第33話 魔法少女たちの戦う理由

 希望と呼ばれる光がある。

 

 それは過去の過ちを映し出す鏡。

 それは現在の絶望を撃ち砕く手段。

 それは未来への道を照らすともし火。

 

 魔法少女は希望を唱える。

 今、魔法少女たちは奇跡を望む。

 奇跡を生み出すのは偶然じゃない。

 

 いつだって、あり得ない空想を具現化するのは人間の意思。

 そしてそれを成し遂げるのは、そのエキスパートたる魔法少女。

 

 魔法少女は望む。

 奇跡を。

 不幸な宿命を覆すことこそ、ここにいる魔法少女の総意なのだ、と。

 

 

 

「君達の理想はいつでもリスクを考えない、それでいて価値の高いリターンを求めるものなんだね」

 

 そこにはいつの間にか、白い猫のような動物がいた。

 

「キュゥべえ……?」

 

 それは無造作にトコトコと歩きながら、まどか達と対峙する。

 

「佐倉杏子が言ってたのは概ね間違っていないよ。いつだって『望んだ希望と望まない絶望は等価値』だってね。君達がやろうとしている無駄はそういうことだ。環いろはにイリヤスフィール・フォン・アインツベルン」

「貴方は……一体何のつもりで私たちの前に姿を現したの?」

 

 やちよが無形の構えのまま、キュゥべえに槍を向けた。

 

「いつになく歓迎されていないようだね。僕はいつだって魔法少女の行方を見守る者さ」

「それで、貴方は小雪さんの行く末を観察しに来たってわけ?」

「別に野次馬をしに来たわけじゃない。僕達の観測が正しいかどうか、それを見極めるために来ただけさ。君達の邪魔はしないよ」

「それが邪魔だと言っているのよ。とっとと消えて」

「やれやれ」

 

 やちよの敵意に晒されながら、キュゥべえはまどかとなぎさへと顔を向ける。

 

「鹿目まどか、百江なぎさ。今回の騒動はどうやら僕達にとってとても利になるものになるようだ。後は君達が予定していた通り、円環の理の機能を発揮すればいい。そうすれば僕達は円環の理を観測することが出来、いずれはその機能を分析、干渉、操作することが出来るようになる」

「インキュベーターの好きにはさせないのです」

 

 なぎさが一歩、キュゥべえの前へと踏み出す。

 

「なぎさ達は絶望する魔法少女を絶望のまま終わらせない、魔法少女が希望を抱き続けるために未来永劫に戦うことを約束された、魔法少女の希望そのものなのです。インキュベーターの餌作りのために存在するなんて真っ平ごめんなのです」

 

 凄む。

 だがキュゥべえはのっぺりとした無表情を崩すことなく、返してくる。

 

「君達は僕の計画通りに動いてくれた。そこで機能を果たした姫河小雪と、里見灯花。彼女達を助ける手段はもう無いだろう。現にこのソウルジェムの中の結界で、姫河小雪の魔女化した敵性体が魔法少女達と敵対し合っている。僕達としてももはやこれ以上、無意味な堂々巡りを繰り返してもらうのは時間の無駄だ。いや、時間はいくらでもあるけれどね。勿体ないじゃないか」

「なぎさとまどか達なら、インキュベーターの企みを阻止することだって可能なのですよ?」

「それこそ時間の無駄さ。事態は円環の理無しに解決することは不可能。出来て時間稼ぎ程度だね」

 

 赤いビー玉のような眼で、まどかへと視線を注ぐ。

 キュゥべえが宣う。

 

「さあ、鹿目まどか。円環の理を司るこの宇宙の神として、姫河小雪を救うといい。それが最も良い手段であり、君や僕達にとっても有意義な展開だ」

「まどか、聞いちゃダメなのです!」

 

 なぎさがキュゥべえの言葉を遮るように、大きな声でまどかを制止した。

 まどかは先のキュゥべえの宣いに対して、小さく震えた声で応える。

 

「なぎさちゃん……、小雪さんの中から外へ出よう」

「まどか……?」

「外ではきっと、ほむらちゃん達が戦ってる。せめてみんながこの無意味な争いに巻き込まれないよう、止めなくちゃ」

「……わかったのです」

 

 なぎさもまた、声を震わせながらまどかに応えた。

 

 なぎさにとってもまた、この事態の収拾を着けること自体は想定内の手段があり、それを実行することには賛成なのだ。

 ただキュゥべえの意図通りに物事が進むことが、納得出来ないだけで。

 

 なぎさが、俯きながら言葉を失っているフェイトに向けて。 

 

「フェイト、外ではなのはも戦っているはずなのです。力を貸して欲しいのです」

 

 しかしフェイトは顔を上げずに応える。

 

「私じゃきっと、なのはの邪魔にしかならない。なのはなら多分、みんなと一緒に何とかしてくれる。私なんかじゃ、今はもう何をしても――」

「――もう! フェイトは根性も気合いも足りないのです!」

 

 いじけるフェイトに、なぎさが喝を入れた。

 

「きっと、とか、多分、とか、そんな言葉で逃げるのはやめるのです! 今、戦っているなのはに失礼だとは思わないのですか!?」

 

 なぎさの声がフェイトの耳朶を打つ。

 フェイトがなぎさへと、視線だけ注いだ。

 

「なのはだって魔法少女である前に人間なのです! 一人きりじゃ悩むことだってあるし、心細かったりもするのです! それを助けられるのは誰なのですか!? それくらいのこともフェイトはわからないのですか!?」

「……なぎさ」

「そんなに行くのが嫌なら、ここで一人でいじけてればいいのです! ねむりん!」

 

 なぎさが眉間に皺を寄せながら、ねむりんへと振り向く。

 ねむりんは欠伸をしてそれに応えた。

 

「なぎさとまどかを、この魔女の体内から外に出して欲しいのです! みんなを放ってはおけないのです!」

 

 ポヤポヤと眠たげにまなじりを擦るねむりんに声を上げた。

 まどかもそれに続いて。

 

「お願い、ねむりんさん。みんなだけ戦わせるなんて、私も認めたくない。どんな状況でも、私なんかでもみんなを助けられるなら……!」

「二人の意思は本物だね~」

 

 ねむりんが薄目を開いた。

 

「それじゃあ二人は外に出してあげる。あ、それと別にこれは条件とか関係ないから。他にも外に出たい人がいたらいつでも言ってね~」

 

 そう宣う彼女だったが、外に出ようとしているのはまどかとなぎさの二人だけのようだ。

 やちよは勿論、いろはの事が心配だったし、フェイトは戦う意思を失っている。

 いろはとイリヤは、まだ小雪の事も、灯花の事も諦めてはいない。

 スノーホワイトは、表情を虚ろにしたままで何を考えているのか、傍目にはわからない。

 

「……いないみたいだね~。じゃ、まどかとなぎさは外の魔法少女たちと頑張ってきてね~」

「言われるまでも無いのです」

 

 なぎさの声に、まどかも続く。

 

「行こう、なぎさちゃん。ほむらちゃんやマミさんを助けなきゃ」

「そしてインキュベーターの遮断フィールドを破壊するのです。そうしないとなぎさ達、円環の理の機能を発揮できないのです」

「……そうだね。私はその為に、ここにいるんだから」

 

 そういうまどかの言葉は、どこか寂し気だった。

 

 漆黒と深紅のコントラストに彩られた世界に、白く柔らかな、そして眩い光が二人を包み込んだ。

 それがやがて光を失う。

 淡い光に導かれるように、二人は徐々にその姿を消失させていった。

 

「……さ~て」

 

 ねむりんの薄く開く眼が、いろはとイリヤに向けられる。

 それに応えるように、いろはとイリヤは灯花の小さな体を持ち上げた。

 眠っているかのように、しかしもはや動かぬ小雪の元へ、灯花を横たえさせる。

 

「準備は出来たのかな~?」

「準備なんて、初めっからないよ」

 

 ねむりんの軽口にイリヤが反発した。

 いろはとイリヤの目の前に、二人の魔法少女の体が横たえている。

 

「やっぱりね」

 

 フリフリと尻尾を振りながら、キュゥべえが語り出す。

 

「君達、魔法少女は条理を覆す存在だ。しかし二人を助けようという、そんな奇跡はそうそう起こせるものじゃない。僕達と君達の技術力の差異は厳然としている。君達の努力程度では僕達が持つ、願いを叶える力ほどの奇跡を起こすまでには至らない」

 

 どこか自慢気なその語りは、それでも無機質で不条理な現実を覆せないことを淡々と示していた。

 

 しかし。

 

「いやー、ルビーちゃんはそうとは思えないんですよねー」

 

 その存在に、キュゥべえは初めて気付いたようだ。

 

「君は?」

「どーもー。イリヤさんと契約した魔法少女のステッキ、マジカルルビーちゃんでーす! いやはや、インキュベーターさんの願いを叶える力ってマジで凄いんですねぇ。ルビーちゃんの知ってる魔法と同じか、もしくはそれ以上の条理を全くシカトした技術体系ですよー」

 

 イリヤの持つステッキが、羽根を手のようにうねうねと動かして応える。

 

「でもインキュベーターさん。貴方、私のマスターであるイリヤさんをちょっと虚仮にし過ぎですねぇ。イリヤさんならきっと、こんな難局なんて何でもなく超えてくれるってこと、見せ付けてくれると思うんですよねー」

「ルビー? 貴女、一体何を……」

「言ったでしょう? ルビーちゃんはイリヤさんの出来ないことは絶対に出来ない。だけどイリヤさんが望むなら、結果をイメージ出来るなら、その答えを何でも導き出せるってこと。イリヤさんが諦めさえしなけりゃ、私だって諦めませんよ!」

「……そっか」

 

 イリヤが顔を上げた。

 今まで、イリヤは絶望の前にただ黙っていただけではない。

 希望を見出すために、岩壁に手を伸ばして登る心地で最善で最良の手段を模索していた。

 

「大丈夫、ルビー。それと、ありがとう」

「いえいえー。ルビーちゃんはいつだってイリヤさんの味方ですから。手段が無けりゃ結果を作ればいい、過程の想像なんてナンセンスな上にノープロブレムです! 要は完成されたイメージ! イリヤさんの思いのままに、私はいつでも奇跡の押し売りをしますよー?」

「うん、ルビーのおかげで吹っ切れた気がする」

「だったら後は実行あるのみ! 何でも言ってください。そこのインキュベーターさんよりは良心的なアフターケアも付けて大安売りしますからねー!」

 

 能天気なルビーの早口に、イリヤはうん、うんと何度も頷く。

 そして。

 

「いろはさん、スノーホワイトさん、私に力を貸して」

 

 二人の魔法少女に声をかけた。

 

「私とルビーが辿り着いた結論、これなら二人を助けられるかもしれない……。いえ、助けてみせます!」

 

 そう言って、決然とした表情と瞳で二人の視線とを交錯させる。

 

 奇跡は起こる――いや、起こしてみせる。

 イリヤの示す希望が、芽を吹こうとしていた。

 

 

 

 

 

 * * *

 

 

 

 

 

 マミの弾丸が、黄色い縁取りの使い魔を一斉に撃ち落とす。

 その端から続々と、カラフルな影法師が押し寄せてくる。

 魔法少女狩りとは違う、中身の無い単なる影だからか、急所を穿てば影法師は溶けて墜ちていく。

 しかし。

 

 杏子がマミの背面に背中を合わせて、声をかける。

 

「よう、調子はどうだい?」

「ボチボチといったところかしら」

「例のティロ・フィナーレはどうしたよ?」

「影法師相手には必要ないわ。あれくらいの攻撃は魔女にまで取っておきたいわね」

「……で、その目論見は果たせそうかい?」

「ダメね」

 

 素っ気なくマミは応えた。

 

 数が多すぎる。

 マミの攻撃は遠距離からの火力支援に特化している。

 後方から前方へ狙い違わず障害を排除するだけの地力はあるが、近距離に向けての敵性体を討つにはやや小回りが利かない。

 しかし、それでも。

 遥か彼方に在ってなお巨体を晒す魔女に対して、遠距離狙撃を得意とするマミの戦術は通せずにいた。

 遠距離にしたって遠すぎる。

 そして距離を詰めようとしても、使い魔が邪魔だ。

 使い魔は一体一体がそれほど防御力は持たなくとも、数と攻撃力に任せた暴威を振るって押し寄せてくる。

 それらを捌きながら、使い魔の出現地点である魔女への射程範囲内に入るには高い難易度を誇る。

 結果として攻撃の有効範囲には入れずに、魔女の使い魔を片っ端から処理する作業に追われる有様だ。

 

「佐倉さん、グリーフシードは?」

「生憎、品切れだ」

「奇遇ね、私もよ」

「どうしたもんかね」

 

 杏子は言いながらも、近くに押し寄せてくる緑色を縁取った徒手空拳の影法師を、多節棍と化した槍で複数を巻き込みながら引き千切っていく。

 

「美樹さんや暁美さんは?」

「後方だ。あたしと同様、敵陣の突破に力を貸したいところだけど、それすら叶わない程度には敵が多すぎて押し込まれてる状態だよ」

「後は高町さん、美遊さんとクロエさんだけど……」

「あっちはあっちで対処に追われてるみたいだ。少なくともあたし達に手を貸せる余裕はないらしい」

「よく見ているのね、佐倉さん」

「あんたが前に出すぎてるから止めに来たつもりなんだけどね」

「それは、不甲斐ないマネをしたわね」

「あんたにしてはな」

 

 「一旦下がるぞ」

 そう杏子が言うや否や、黒い人形の影法師が複数体で二人を包囲してきた。

 多節棍を元の大槍に戻し、それらをまとめて叩きのめそうとして。

 

「――佐倉さん! 後ろ!」

 

 杏子の背後に影が差す。

 反応に従うがまま、杏子がそちらへと顔を向ける。

 白い竜騎士の影法師が巨大な剣を杏子に向けて振り抜こうとしていた。

 

「ッ! やばッ!」

 

 やられる――!

 

 そう覚悟した瞬間。

 ズドン、と桃色の光の帯が巨大な剣ごと白い影法師を包み込んで、消滅させた。

 

「佐倉さん、大丈夫ですか!?」

「なのはか!」

 

 トリコロールカラーに彩られたなのはの魔法少女衣装が眼に映る。

 

「あんた、こんな所で馬鹿やってるんじゃねえ! さっさと後ろに下がるぞ!」

「はい!」

 

 言って、杏子はマミを伴って一足飛びに影法師たちから距離を取る。

 それを追おうとしたなのはに。

 

「ッ! なのはッ!」

 

 杏子が叫ぶ。

 

「え……!?」

 

 黒い影法師が、一瞬動きを止めたなのはに取り付く。

 複数の影がなのはの両腕、両足を拘束して。

 残った影法師がなのはに向けて一斉に拳を振りかぶった。

 防護魔法は間に合わない。

 拘束(ロック)しようにも、複数相手は無理だ。

 なのはは覚悟した。

 ここで死ぬ、と。

 

 だが。

 

「――なのはーーッ!!」

 

 叫び声がなのはの耳朶を打った。

 なのはの腕と足を拘束していた力が一息に抜ける。

 眼前に迫った影法師が、光の刃で一斉に薙ぎ倒されていく。

 なのはを囲っていた影法師たちが全員、その場で溶けて墜ちた。

 

「フェイトちゃん!!」

「なのは、無事で良かった……!」

 

 そのままフェイトはなのはの腕を握り、影法師の群れから離れていく。

 

「なのは、ごめん……。でも、今だけは……!」

「うん、一緒に戦おう! フェイトちゃん!」

 

 二人揃って、マミ達と共に魔女から離れ、影法師の攻撃範囲外へと退避する。

 そこにはほむらと美遊、クロも立って、目の前の影法師たちと魔女へ視線を注いでいた。

 

「巴さん、佐倉さん達も無事で」

「ったく、心配したんだからね。これでも」

 

 美遊がホッと安堵し、クロもまた憎まれ口を叩いた。

 しかし状況は待ってくれない。

 ほむらが口を開く。

 

「また影法師どもの総攻撃が始まるでしょう。状況の打開策を考えないと」

 

 その言葉に続くように。

 

「その必要はないのです」

 

 ほむら達の背後から声が聞こえた。

 

「なぎさちゃん! 鹿目さんも、無事だったの!?」

「はい、何とかなのです」

 

 マミの声に、なぎさが応える。

 ほむらがそれに被さるように言う。

 

「必要はない、と言ったわね。どういうこと?」

「あの魔女も使い魔も、なぎさ達が戦う敵ではないのです」

「それはみんな理解しているわ。でももうどうしようもない、そう考えている子もいる」

「少しだけ、待ってあげて欲しいのです」

「待つ?」

 

 ほむらが疑問を上げるや否や、空中から一人の影が降り立った。

 黒い薄手の衣装の魔法少女。

 

「フェイトさん?」

 

 マミが彼女の姿を見て口を開く。

 フェイトが頷いて返す。

 

「事情は、魔女の体内にいるねむりんから聞きました。皆さんが魔女と、その使い魔と戦闘中だという事も」

「そこまでわかっているのなら、貴女も手を貸してくれないかしら」

「本当なら、私は戦うだけの意思は無かった……」

「フェイト?」

 

 ほむらの言葉に。

 

「戦うだけの理由が出来たつもりです。でも時間をください」

「……そうね、貴女から戦意は感じられる」

「御覧の通りです」

 

 フェイトは応えた。

 

「あの魔女――小雪さんは、まだ魔女の体内にいるイリヤさんといろはさん、スノーホワイトさんが何とかしてくれるはず……いえ、何とかしてくれます」

「何か手があるの?」

「はい、その為に私たちは時間稼ぎを。それと」

 

 言って、フェイトがマミ達に向かって何かを投げ放った。

 慌ててそれをキャッチするマミ達。

 グリーフシードだ。

 

「これは?」

「私もただ今まで、遊んでいたわけじゃありませんから」

 

 マミの疑問に、フェイトがそう応えた。

 

「今はイリヤさん達を信じてあげてください」

 

 対して杏子がフェイトに向けて。

 

「……時間を稼げばいいんだな?」

「はい」

「あたし達の命が懸かってるんだ。ヘマしたらただじゃ置かねえ」

 

 ぶすっと口を尖らせて、そう言った。

 しかしフェイトは、決意を秘めた眼で。

 

「私たちの本当の敵は魔女じゃない。その答えをまどかさんやイリヤさんから聞いています。インキュベーターの企みを阻止するために、皆さんの力を貸してください」

 

 同じく決意を固めた口調で、応えた。

 

 

 

 魔女は未だ、その場に屹立したまま動くことはない。

 しかし、使い魔は無尽蔵に魔法少女たちを襲う。

 

 魔法少女たちの長い我慢比べが始まった。




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