少し内容が変かも。読み返してないです。
すいません。
追記
コメントで言われた通り、レベル10はバランス崩壊ですね笑。だから6にしました。お願いしまーす。
雲ひとつない晴天の空の「はずだった」……さっきまでは…
「リオン!リオン!青二才!現実を見ろ」
今日はアストレア・ファミリアでパトロールをしていた。
その矢先、爆音が響く……それと共に民の悲鳴がオラリオ全体に響く。
「きゃーー!だれが助けて!」
「嘘だと言ってくれよ……」
目の前に血の海が染まっているもの、愛人がその前で消えてゆくものなどと沢山のものがいる。
衝撃のあまりか激痛が走り胃酸を吐き出していたものもいた。
「なに、こ…れ」
「はは、さっきまで快晴だっただろ?」
「………………」
「闇派閥の仕業か?」
現場に駆けつけたアストレア・ファミリアは目の前の光景に衝撃を隠せないでいる。
そしてアストレア・ファミリアを見つけた民たちは藁にもすがる思いで駆け寄る。
「アストレア・ファミリアだ!」
「おれの、家族を助けてくれ!」
「早くどうにかしてくれ!」
そうしている内に、ガネーシャファミリアも現場に到着した。
「退いてくれ」
ガネーシャファミリアの団長「シャクティ・ヴァルマ」がアストレア・ファミリアに寄る人を一蹴する。
「どういうことだ」
退かした皆を掻き分けアリーゼたちの方に向かっていく
「わからない、私たちが来たらこの有様」
「そうか、」
「総員!処理にたちかかれ!」
爆撃に巻き込まれた人々の亡骸をガネーシャファミリアが回収していく。
「うぅ、どうして…おれだけ」
回収されていく自分の愛人を見てそう呟く。
「………………」
それを見た、皆は何もかける言葉がなかった。
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「ぎゃはははは!どいつもこいつも腰抜けだな!なあ、そうだろ!」
「はい!ヴァレッタ様!」
「ってか、もうこんな時間かぁー」
「はい、もうそろそろでございます」
声の主はヴァレッタ・グレーデ…タトナス・ファミリアの女幹部。言わば闇派閥最大勢力の1人。
「出向くとするかぁ!」
そう言いながらアリーゼやシャクティの元へ向かっていく。
「いつ見てもお前らの顔は捻り潰したいな」
「……!っおまえは!」
「そんな悠長かましてる暇あんのかぁ!」
刹那、アリーゼに向かい刄が振るわれる。
「っく、私たちに構ってる暇があるわけ?」
「ああ、ある、大いにある…お前らが絶望する顔を見るためだ」
アリーゼはレベル3、レベル5相手になす術なくおしこまれえいる。
「アリーゼ!」
「大丈夫よ、リオン」
口では大丈夫と言っているが見るたびに増えていく傷から夥しい量の血が流れる。
「ちょっと自分に集中したらどうだよ」
「っるさいわね!」
次第に口数減っているアリーゼ。
「え、」
突然声が漏れる。
目の前には増援に来た闇派閥がこちらに向かってきていること。
「ファイアボルト!」
そう唱えられるとこちらへ向かってきていた闇派閥の連中が火の海に飲まれた。
「おくれました、アリーゼさん」
ベルだった。
聞き覚えのある声に魔法、見覚え白い髪の毛それはベルでしかなかった。
「誰だテメーは!」
「アリーゼさん、この人は」
「ヴァレッタ・グレーデ闇派閥の最高勢力の1人よ、レベルは5油断は禁物よ」
「レベル5……わかりました」
ベルが来たことによって体勢が整ったアリーゼと他の皆。
「アリーゼこの人は、僕に任せて他にまわってください」
「あははは、何を言ってやがる?私のレベルは5だぞ?」
「わかってます……アリーゼさん早く、」
「う、うんわかった…気をつけてね」
そういいアリーゼを自分から遠のけていく。
「舐めやがって、ぜってー殺す」
「……………」
「はやく、しねや!」
そう言い放ち、ヴァレッタはベルに迫る。
「………」
「黙ってねーで、なんか言ったらどうだ?」
「………」
ベルは、周りの悲惨な状況を黙っていることしかできなかった。
「なんで、こんなことをするんですか」
「は?……あははははは!なんでかって?人の命を奪うことが私の至上だかっ!」
「もういいです、喋らないでください」
ベルは、ヴァレッタが喋っている最中に蹴り飛ばした。
「……お前、なんでそんなに強い……」
蹴り飛ばされた威力からヴァレッタはベルを一級冒険者だと疑う。
「…なんで、」
「?」
「なんで、」
「罪のない人を殺すんだよ、どうしてだよ」
ベルは、今までの思いを今吐き出してている。
「なにって……」
「ファイアボルト、ファイアボルト、ファイアボルト!」
ベルはヴァレッタに際限なしに魔法を打つ。
「ベル、やめて……もう十分だわ」
「……………」
ベルは呼びかけにも応じずファイアボルトを撃ち続ける。
「ファイアボルト、ファイアボルト」
「やめなさい!」
聞く耳をもたないベルにアリーゼは抱きつきこう言った。
「怒りに身を任せてはダメ!」
「………っは!」
アリーゼ問いかけに正気に戻ったベル。
「……………」
「取り敢えず、ホームに戻りましょう」
アリーゼたちも残党の処理を終えたのか、周りには人がいなくなっている。
ベルが打ち続けた場所は焼き野原になり、今までの風貌とは一変した姿に変わっていた。
「はい、」
生気のない声でベルは返事をした。
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「あら、みんなおかえりなさい」
日が暮れる頃、皆が無事にホームへ到着した。
そしてアストレアの直々のお出迎え
「たっだいまー!アストレアさま!」
「アストレア様直々お出迎えなんて、」
「あら、そんなに?あっ!それよりご飯にする?それともお風呂かしら?」
「それとも?アストレア様でございますか?」
「かっかぐや、変なことをいうなー!」
「あら、何を勝手に想像してらっしゃるのでしょうか?むっつりエルフさん」
「むっつりっていうなー!」
いつも通りの会話にベルが口を挟む。
「すみません、僕はもう休みます」
今までは温もりを感じるほどの空間に悪寒が走るほどの空間に変わった。
「あ、うん……おやすみなさい」
「体はちゃんとやすめるんだぞー」
今までは、大きく見えた背中もだんだん遠く小さく見えてベルの感情を表していた。
「ほらみんなご飯にしましょ」
手を叩ききながら、場の雰囲気を変えるためにアストレアが口を開ける。
「はーい」
「ったくもう、クタクタだー」
などと言いながら皆は食堂へ向かう。
「それで、今日はどうだったの?」
アストレアが開口一番に今回の成果を聞いた。
「はい、イヴィルスの襲撃があり市民の被害者が一名、そこにヴァレッタ・グレーデと敵対を」
「そうなのね、でもみんなに怪我がなくてよかったわ」
今回の結果を話すに、アストレアはベルの気の落ち込みようを察したのかベルの居る寝室へ向かった。
コンコン!
「ベル……入っていいかしら」
「はい、どうぞ」
ドアをノックして寝室へ入る。
「どうしたんですか?アストレア様」
「なんでもない、ただ…ベルが「心配」なだけ」
「僕なら、大丈夫です」
「いえ、大丈夫じゃないわ」
ベルは取り繕っているがアストレアが見抜けないわけのない。
「できるなら、はなしてちょうだい?」
「…………別に、そこまでではないんですけど…」
「うん、」
「自分が、情けなくて」
「どうして?」
「昨日、アストレア様にアリーゼさん達を任されたのに僕は約束を守る事ができなかった……僕の目指していた、憧れていた「英雄」とはかけ離れていていて……」
ベルは、自分の不甲斐なさ、そして自分の理想の英雄とはかけ離れていたことに対しての無念感が詰め寄せた。
「そんな事、ないわ」
「っでも!」
「そんなことない」
自分の不甲斐なさを認めてほしかった。
……でも——違う、本当はこうなるとわかっていた。
わかっていたのに聞いてしまった……なぜなら、温もりがほしかった。ここ最近は、ずっと与えていた側だった……けれど自分は性に合っていなかった……「本当の英雄」というものに。
「っ、」
「貴方は、充分に希望を与えてくれた」
「そんなことない!」
「いえ、そんなことあるわ……アリーゼ達を見てみて最近気づいたことがあるの」
「…………」
「あの子達の目が最近、輝いて見えるの……これは、勘でもなくてね?それも、貴方が助けてくれてから」
「それとこれは、関係」
「あるわ……貴方も知ってるでしょ、暗黒期……あの子達も本当は辛くて悲しいはず、でも表に感情は出さない……私にもね。でも最近は違う、貴方が来てから毎日が輝きに満ちているように見える」
僕が、毎回否定しようとすると言葉を重ねて阻止をしてくる。
「……っん」
「だから、あまり自分を卑下しないで…あの子達には見せられない感情も私には見せて欲しい」
「貴方をもっと知りたいの」
「……は、い…」
気づいたら頬に滴が垂れていた。
そして口には塩分の混じった味が口に広がる。
「気にしないで、」
「は、い……はい」
僕は、今までの感情が爆発してアストレア様に抱きついて泣きじゃくっていたかもしれない。それでも決して温もりは遠ざかることがなかった。
「すいませんでした、迷惑かけてしまって」
「気にしないでちょうだい、貴方の一面をみれて嬉しかったわ」
「貴方ってレベル5よね?」
「そうですけど、」
「一級冒険者は、どの子も血も涙もないかと思ってたけど可愛いところもあるのね」
アストレア様は、僕たち一級冒険者を血も涙もない輩だと思っていたらしかった(例外あり)。
「あ、そういえば……ステイタスを、」
「そんなこと言ってわね、もう一度聞くわ……いいのね?私がみても」
「はい、お願いします」
そして、僕のステイタスをアストレア様にみてもらうことになった。
「これって、」
「どうかしました?」
「ちょっと待ってね……」
「はい、」
ことが重大なのか、結構焦っているアストレア様から思い雰囲気が伺える。
Lv.5
力 G222
耐久 F340
器用 G245
敏捷 F311
魔力 I98
<発展アビリティ>
【幸運:F】【耐異常:G】【逃走:G】【連攻:I】
<魔法>
【ファイアボルト】 ・速攻魔法
<スキル>
【憧憬一途(リアリスフレーゼ)】
・早熟する。
・懸想が続く限り効果持続。
・懸想の丈により効果向上。
【英雄願望(アルゴノゥト)】
・能動的行動に対するチャージ実行権。
【闘牛本能(オックス・スレイヤー)】
・猛牛系との戦闘時における全能力の超高補正。
【美惑炎抗(ヴァナディース・テヴェレ)】
・処女の加護(ヘスティア・ディパル)。
・魅了効果侵犯時に発動。
・全能力値に超高補正。
・体力及び精神力の自動回復。
(ベルがすごい子だとは知っていたけど、ここまですごいスキルを持っているなんて……でも1番は)
「口で言うわね」
「わかりました」
「まず一つ、私でもステイタス更新ができることになっている」
「え、どう言うことですか?」
「本来は、契約した主神でしかできない行為……もしかしてこれはあの子の言った代償の一つかもしれないわ」
「そう、なんですか…」
以前話したエレボスとか言う神の話の通り代償のようなものが発生していたらしい。
「するか、しないから貴方に任せるわ……もしかしたら何かが起こるかもしれないということは覚悟してちょうだい、戻れないかもしれないことも」
苦渋の決断の結果。
「はい、お願いします」
「わかったわ」
戻れないことも承知の上でお願いすることにした。
その後、更新をしたところ今までにないくらいに光り始めた。
「ベル、すごいことになってるわ」
「はい、」
「今、神に書き換えるわ」
「わかりました」
そして僕は、アストレア様から渡されたステイタスシーフをみて驚愕した。
Lv.6
力 E444
耐久 C680
器用 E490
敏捷 C622
魔力 G196
「全ての、ステイタスが倍……」
「そこじゃないわ、レベルを見てみて」
言われるがままレベルの値に注目をした
「レベル、6……って、もしかして」
「貴方、オラリア最強になっているわ」
僕は、この結果でさえも驚きを隠せないでいるがこんなのはまだ序章にすぎなかった。
To be continued 〜