【白兎と死神は神を憎み、問題児揃いの集団を作る】 作:あましのの小説部屋
ハデス・ファミリア
表向きは普通の探索系ファミリア。だが実態はギルドが罰則を与えることの出来ない罪人専門の殺し屋集団。
ダンジョンでは基本すべて自己責任なのでダンジョン内の殺人などの犯罪も罪に問うことが出来ない。なので被害者は泣き寝入りするしかない。そんな悪人を悪人が制するのがハデス・ファミリアの本来の方針。正義を振りかざすつもりもない。被害者の恨みを肩代わりし、金銭をもらう。そこにはきれいごとは存在しない、もともとは神の娯楽や冒険者に家族や大切な人を奪われた者達が集まっただけのファミリアなのだから殺人にも躊躇はない。
「ひっ...ひっ....ひっ!」
ある男性はダンジョン内を逃げている相手はモンスター
否、人間である
そんな彼の前に一人のフードを被った少女が立ち塞がる。
「は~い、鬼ごっこはもうおしまいだよ♪」
ご機嫌な表情と口調に対し眼には殺気が込められている
「くっ!ふ、ふざけるな!!!俺がお前に一体何をした!?」
「子供の拉致・売買、女性への強姦合わせて157件、よくここまで罪を重ねられたね。従わないものは殺してダンジョンに放り込みモンスターに襲われたかのようにみせる。無論ギルド側もダンジョン内の出来事として捉え罪に問われない」
「俺らはその被害者の家族の依頼でここにいる。さっさと依頼を完了させるぞ」
黒髪の狼人族が合流する
「リーク、ここは私が殺す。だから手を出さないで」
少女の顔に先ほどまでの笑顔はない
「...了解、フォス。なるべく早くな」
そういいリークは立ち去る
「お、お前になにが出来ると言うんだたかがLv2の治癒師分際でLv3の前衛である俺に勝てると思っているのか!」
「確かに私は治癒師、それに噓偽りはない。ただ──」
フォスが相手の顔に触れる
「癌が相手なら壊すことは出来る」ニコ
バキッ
男の体が崩れていく
「おい!俺に何をした!!」
「貴方の細胞をすべて
──脆い癌に変えた」
バラバラッ
【命療】
触れた相手の状態を瞬時に把握する《掌握》。詠唱しなくても発動する《治癒》。元の状態に戻す《復元》。細胞を編集する《改変》。の4つの効果で構成されたスキル。人を治す時にもっとも力を発揮するが人を壊す時にも使える。
『恩恵というのはただのきっかけに過ぎない。そう、だから己を知りもっとも強い方向を鍛えればレベルが上でも倒すことが出来る』
ハデスが言ったことを思い出し帰路につく
□ □ □ □ □ □
殺し屋集団とて時には息抜きが必要だ。
ということで今は豊穣の女主人に来ている。
「ということで今日はエレンの入団記念&ファミリア5周年記念だパーッと飲むぞ!乾杯!!」
「「「「「乾杯!!」」」」」
ハデスが乾杯の音頭をとる
「今日はじゃんじゃん食べ下さいねノルンさん」
シルという名のウェイトレスがベルに話しかける
その様子を見て周りがざわつく、店の看板娘と神出鬼没のハデス・ファミリア団長という美少女コンビが見れるとなれば話題にならない方がおかしい。(ちなみにベルは髪が汚れないようポニーテールになっている)
「というか、レヴもきていたんだ」
「ファミリアの奢りだからな」
「よし大体の作り方はわかったよ」
そうして食事を楽しむ一行だった。
料理も大半が食べ終わったとこに彼はやってきた
「団体のお客様、入りましたニャー!」
猫人の女性がそう告げると種族がバラバラの一団が入ってきた
「・・・・・おい。」
「おお、えれえ上玉ッ。」
「馬鹿、ちげえよ。エンブレムを見ろ。」
「・・・・・げっ。」
その正体はオラリオ最強ファミリアの片割れのロキ・ファミリア。どうやら遠征の打ち上げに来たそうだ。
そしてこれが後の危機になるとは知らずに
次章はどうする
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ロキ・ファミリアとの合同遠征
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アポロン・ファミリアとの戦争遊戯
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オリジナルストーリー