よし、経験値サンドバッグになろう。   作:訥々

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寄生、あるいは同居②

防衛隊入隊試験を受けられるのは18〜32歳です。*1

なので朝倉ヨルちゃんの年齢も18歳です。

 

*きこるんは16歳で入隊していますが、討伐大学を飛び級かつ首席で卒業しているので、例外的に認可されました。

 

追記:前話で「ヨルちゃんは東京討伐“大学”を首席で卒業した」と書いていたことに気づいた。

どうしよう·········えーとあれだ、ヨルちゃんも飛び級したんだよ(適当)。

 

────────────────────────

 

〚これより二次試験二部、適性試験を行います〛

〚受験者は第二演習場に集まってください〛

 

「ふー、次はいよいよ資質試験か···」

『ここ数年、二部には怪獣の討伐試験が採用されてる。大怪獣未満ならヨユーだろうし···勝ったなガハハ!』

 

「舐めすぎだよヒルデちゃん。フォルティチュードなんか関係ない、普通に死ぬ時は死ぬよ」

『大丈夫だと思うけどなあ······』

 

っと、お喋りしていたらもう着いたね。

大きなゲートだなあ···ここが第二演習場か。

 

「みんな、お早うさん。僕は今回選別試験の選考委員長を任されとる、第三部隊副隊長の保科や。

二部では、この演習場で怪獣を討伐してもらう」

 

「やっぱり討伐か···ヒルデちゃん、参考までに聞くけど、推定フォルティチュードはいくつくらい?」

『フォルティチュード気にしてるじゃん。えーとね···本獣含めて全部6.0未満だね』

 

よし、なら多分大丈夫···!

お家に生きて帰って、ダラダラするんだ···!

 

「とは言え、丸腰で怪獣を討伐するんは()()()()無理や。せやから君らには、別室で“戦闘スーツ”を着てもらう」

 

 

◆◆

 

 

〚身体計測及び形状同化完了〛

〚怪獣筋肉繊維正常動作〛

〚解放戦力、測定します〛

 

初めて味わう、スーツと身体が一体化するような感覚···それに、筋力が()()()()上がったような気がする···。

うーーーん、これは多分······。

 

〚解放戦力──0%

 

「だよねチクショウ!」

『やっぱり一発で私に“適合”させるのは無理だったわごめん。一応、0.3%くらいは引き出せてると思うんだけど···』

 

上にある一面ガラス張りのオペレータールームを見ると、保科副隊長が笑いを堪えている。

すごいプルプルしてる。

 

「まあでも、なんとなくスーツと“繋がってる”感じはあるし、どうにかなりそう───」

 

〚解放戦力の上昇を確認、再測定します〛

〚解放戦力──2%

 

他の受験者達がザワつく。

ごく短期間に解放戦力が上昇することなんて、ほとんどないもんね。ふふ、みんな驚いてる。

私もすんごいびっくりしてる(震え)。

 

「私ちょっと探知に集中しただけだよ?こんなに効果あるの???」

『どうにかなるって言ったのはそっちでしょ』

 

さすがというべきか···驚異的やな。

まあええわ。それじゃみんなスーツ着れたし、最終審査始めんで」

 

 

◆◆

 

 

「─────君たちにはそれぞれ1台の自動追尾ドローンが付き、行動をこちらでモニターする。

こちらの判断で命の危険と察した場合、遠隔でスーツのシールドを発動させるけど、それは同時に失格を意味すると思ってくれ」

 

 

 

「─────正直、ここから先に命の保証はない。

それでも行くという覚悟のある者だけ···進め

 

 

 

副隊長の号令を合図に、みんなが駆け出した。

 

『いくよぉヨルちゃん!』

「オッケーヒルデちゃん!」

 

部分変身!

 

 

 

 

 

 

走る走る、ひたすらに走る。

動線上の怪獣は避け、あるいは殴り飛ばす。

“異能”を使うまでもない。

 

『もうすぐで本獣の所に着くよ』

「リョーカイ!」

 

相手はそれなりに大きい···けど、これくらいなら簡単にぶっ飛ばせる。

カフカさんから教わった隊式格闘術に、ヒルデちゃんの“異能”──“衝撃波”を組み合わせて、一撃でブチ抜く!

 

「『隊式格闘術4式──昇破!!』」

 

私たちの全力の一撃は怪獣の核を砕き、体全体をバラバラに崩壊させた。

 

〚───本獣撃破。最終審査、終了···!!〛

 

 

────────────────────────

 

キコル「大体私と一緒じゃない」←負けず嫌い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ:ボツルート

 

さすがというべきか···驚異的やな。

まあええわ。それじゃみんなスーツ着れたし、最終審査始めんで」

 

「それと、朝倉ヨルはここに残れ。以上」

「え?」

 

 

◆◆

 

 

「─────君たちにはそれぞれ1台の自動追尾ドローンが付き、行動をこちらでモニターする。

こちらの判断で命の危険と察した場合、遠隔でスーツのシールドを発動させるけど、それは同時に失格を意味すると思ってくれ」

 

副隊長の言葉が右から左に流れていく。

 

「─────正直、ここから先に命の保証はない。

それでも行くという覚悟のある者だけ···進め」

 

副隊長の号令を合図に、()()()()最終審査が始まった。

 

「さて次······朝倉ヨル。かかってこい

「嫌ですぅ······」

 

どうしてこうなった???

 

 

◆◆

 

 

「災難だなヨル···」

「いやホントですよ!?」

 

だよねカフカさん!

()()()()()()()()()()()とか、無茶苦茶だよねぇ!?

 

「だが仕方ないだろう。並の本獣ではあまりにも()()()。かと言って、まさか大怪獣を捕らえるわけにもいくまい」

「ぅ゙、それはそうですけど···」

 

ひどいよミナさん嫌い!好きだけど嫌い!

 

「そういうことや···さ、やるで」

 

 

 

 

 

↑2人がガチで戦ったら、最悪の場合人死にが出そうだな···と思ったのでボツにした。

*一番の理由は、私の戦闘描写が下手くそだから。

 

 

◯保科宗四郎

完全解放(100%)をモノにした。精神の完全同調を成した結果、身体に掛かる負荷が激減。

軽く30分は全解放出来るし、寿命もほとんど削らない。チートかな?

「カフカ、亜白隊長の隣はまだまだ遠いで(^^)」

 

 

*1
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