パラレルワールド日木 都市伝説創作委員会 石手県担当者活動記録 作:のーーズ
某日某所 真っ昼間
民話警部署side
「お疲れ様です。池知警部幹」('◇')ゞ
「ご苦労様です。佐々木警部員」( `ー´)ノ
「例の教団について報告書は読まれましたか?」
すれ違いか、警備署に寄らなかったのは小さな不運。
「すみません、読んでないです」
「いえいえ、進展がないので問題ありません」
気を遣わせてしまったのか、少々焦ったように早口になっている。失敗した敬語はこれだから……
彼にメニュー表を渡しながら、私は努めて穏やかに話を促す。
「簡単でいいので、聞かせてください」
「でわでわ」
注文を終えた彼からの報告をまとめるとこうだ。
1いつも通りに、午前中は施設内でランニングや筋力トレーニングに勤しみ、午後からは外回り。就業前に組手。
2営業内容、販売サービスは施設内警備or土地の買取販売
3教団員をストーキングした結果、不審な動きはなし。車から降りて歩き回っていたところを話しかけたが、土地が売れそうかどうか、歩きながら考えていただけとのこと。
4経営が少々うまくいきすぎている点は疑問だが、以前の踏み込み調査で違法行為が見つからなかった以上、強制調査は何らかのキッカケがなければ不可能。
「ありがとうございます。ではこれで」
「ゴチになります」
彼の分の伝票をもって店を出た。
田中side
某日下森丘駅周辺
今日は休日。森丘大道へ向かいながら、友人二人とだべりながら歩いている。
「今日は付き合ってもらって悪いなぁ、Mrsドでドーナツ食べながらチョット話を聞いてくんね?おごるよ?」
「どしたん?ご馳走になりますけど」
「……」
相変わらずの無口だな、ソープ
「まぁ、腰据えて話すのは店の中でなんだけどさっ」
「……」
「ミッターをさ、生き返らせない」
「「はぁ」」
久しぶりにソープの声聞いたな……
Mrsドーナッ店 店内
「で、どゆこと?」
「……」
かくかくしかじか……俺はそれなりに時間をかけて今の仕事内容と、これからやろうとしている草案を伝えた。
「そのオカルトエネルギーでミッターを生き返らせるのな?」
「そうそう」
「……やろう、どうせダメもとで」
「「ソープ」」
二人にこれからの簡単な予定を伝える。
最終目標はミッターを生き返らせること。その他の目的にトランシーバーおばさん創造を設定。
現状はオカルトマニアックしか知らない。手段1特殊メイク&女装して俺が第二のトランシーバーおばさんになる。手段2人力で噂を広げる。兼オカルトSMSによる宣伝。手段3継続。
「……やることは分かったけど、なんか人力へのこだわりが強くない?」
「人の感動が最重要なんだ、そんで人が一番影響を受けるのが、目の前の人」
「あぁ、なんとなぁく人が一番興味深く感じるのは他”人”って解釈でOK?」
「YES」
さて、スタートラインに立てたぞ。
「俺の職場には内緒でお願いします。管理されたら意味ないんで」
奥書き
三田さんだからミッター