「ほら、提督。食堂が開く時間だ」
「そろそろ行ってみたいなあ、食堂」
「間宮が倒れるだけだ。待ってろ、今持ってくる」
「一応聞いてみてくれない?」
「解った。気持ちを聞くだけだぞ?」
「ほら提督、朝食を持ってきたぞ」
「間宮さんなんだって?」
「“出来ればもう少し、この鎮守府で働き、生きていたかったです”と、さめざめと泣かれてしまったのでな」
「えー」
「絶対に近づけないから安心しろとつい言ってしまった。すまんな」
「もう行けないんですね」
「あれは無理だな」
「提督何をしている。もう執務の時間が迫っているぞ?」
「だって長門が目の前でいきなり着替えるから」
「だから何だというのだ」
「女の子の裸見ておっきしないわけないでしょうが!」
「女が男の裸を見たのならともかく、なぜそうなる」
あなうらめしや貞操逆転よ。
「じゃあこれから私ももう1回着替えてやる。見ててよね長門!」
「やめろ。本当にやめろおぉぉ!」
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そんなこんなで日が暮れまして。
「てーとくさんっ♪」
部屋に帰ったら鹿島さんが、それはもうご機嫌な様子で居られまして。
ちょこちょこ駆け寄ってくる。いちいち仕草が可愛いです。
「ご飯の前になさいます?お風呂でなさいます?鹿島にシちゃいます?」
「ごめん鹿島さん、大淀さんは?」
「古巣をシメてくると仰ってました。鎮守府内にいらっしゃいますけど、しばらく来られないかと」
「そっか。じゃあ・・」
風呂と言いかけて、私は先程の鹿島の選択肢を思い出した。
お風呂“で”なさいます?
私はごくりとつばを飲み込み、一呼吸してから尋ねた。
「ね、ねぇ鹿島さん」
「はいっ♪」
「一人でゆっくり風呂入りたいって言っ・・・あーそんなに落ち込まないで」
見る間にしおしおと萎えていき体育座りに移行しようとする鹿島さん。
「わ、わかったよ。だけど、お風呂で何するの?」
「お風呂でナニするに決まってるじゃないですか♪」
「微妙なのに決定的な差を感じるんだけど」
「お風呂場準備してきますね♪」
「あ・・行っちゃった。なんか・・」
うん。エロい予感がする。
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「あはっ♪てーとくさんさすがです♪大淀先輩がメスに堕ちるはずですっ♪」
「あ、ま、待って鹿島、今そこはいけません!いけませんいけませ・・あ゜っ」
「すっごいです♪どろっどろ♪私も一瞬で虜になっちゃいました♪」
「あ、あの、鹿島さん?」
「私、いっぱいイキたいんです!一緒にイきましょ?」
「エロすぎです鹿島さん」
「ほぅら、ここをきゅきゅっとチチンプイプイ~」
「あっだめホントだめ」
「てーとくさん?」
「な、なに?」
「てーとくさんは私のご主人様ですから、お好きな体位をお命じくださいね♪」
「いや、そろそろ夕ご飯食べた・・あ゛っ」
「だぁめ♪鹿島、まだ1セットと4サイクルしか注がれてないですよ?」
「えっいつのまに」
「あと1回ですから頑張ってくださいね♪ほらワンツー♪ワンツー♪」
「リズミカルに中でしごくの止めて!」
「あはっ♪すっごくおっきくなりましたよぉ♪」
「はわあああ」
「あはっ♪すっ、すっごいの・・来ちゃった・・屈服しちゃいます」
「も・・だめ・・」
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「お風呂でのぼせてしまわれたんですか?」
「違います」
ぶっ倒れた私が目を覚ますと、大淀が心配そうに私を見ていた。
そして私が倒れた理由を問われた鹿島が風呂でのぼせたと答えたらしい。
ジト目で鹿島さんを見ると下手な口笛を吹いている。
私は言下に否定し、理由を説明した。
「鹿島さん、お話があります」
「ひいいっ!?お、大淀先輩!?あ、あの、出来心でちょっとつまみぐいを」
「出来心で2セットも吸い取るバカが居ますか!」
「だってだって!ご主人様のが信じられない位気持ち良くて」
「そんな事は解ってます。自らを律せないなら・・」
「・・どうなるのでしょうか?罰当番くらいなら、鹿島は・・」
「隔離部屋行きです」
「かくりべや?」
「拘束服を着せられた状態で提督をモニタ越しに見るだけの部屋です」
「ひいいいいいいい」
「いいんですか?24時間生殺しですよ?いつまで理性が保てますかね」
「ごめんなさいごめんなさい鹿島が間違っていました!今後ちゃんと律します!」
「今後の分は、今の謝罪で良しとしましょう」
「こ、今後の分、ですか?」
「ええ。ではこれまでの分ですが」
「・・」
「ギルティです。本来はレベル5認定ですが、今回は初犯ですので」
「・・」
「私とご主人様がいちゃこらするのを朝まで正座して大人しく見届ける刑にします」
「そっそんな!なんて残酷な刑罰!あんまりです!」
「深く反省するのですよ?勝手に動いたら縛りますので」
「しっ、縛るんですか?」
「手足を縛り、目隠しをします」
「・・えへ」
「解っていませんね」
「へっ?」
「耳と鼻だけ機能するという事が、どれほど想像を掻き立てるか」
「・・・いやああああああ!」
「それが嫌なら、朝まで死に物狂いで耐えなさい」
「お許しを!お慈悲を!大淀先ぱぁい!」
「許しません」
すげぇ。さすが大淀さん。
今一つ鹿島さんが何で嘆くか良く分かんないんだけど効くんだろうな。
ていうかこれから大淀さんとおせっせするの私?3セット目だよ?
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「ご主人様、はい、あーん♪」
「あーん」
「・・美味しいですかご主人様?」
「とても美味しいよ大淀♪」
「ぎいいいい」
そう。
私達は大淀の部屋に移動し、大淀が持ってきてくれた夕飯を食べている。
正確には、大淀に食べさせてもらっている。
大淀提案の“新婚さんごっこ”最高です!
視界の端に血涙を流し、正座しながら食い入るようにこっちを見てる鹿島さんがいるけど!
「つ、次は鮭が食べたいな」
「かしこまりました♪はい、あーん♪」
「くおおおおおぉ・・・鹿島も食べさせたいいいいい」
こうして夜は更けていき。
「ご主人様、大淀抱き枕は如何ですか?」
「ぜひお願いします!」
「Tシャツ1枚とネグリジェと裸、どれが良いですか?」
「ネグリジェでお願いします!」
「着替えからご覧になりますか?」
「もちろんです!」
「抱きしめるのと抱きしめられるのどちらがいいですか?」
「抱きしめられたいです」
「ああああああ甘すぎりゅうううううう!!!」
というわけで、ネグリジェの大淀さんに抱きしめられてるんですが。
寝るの無理かなと思ったら意外にもすーっと睡眠に移行しちゃった。
もっといちゃこらするつもりだったのに、大淀の胸の温かさに安心しちゃって。