日を跨いだ頃、那智と私は奥座敷で実に気持ち良く酔っぱらっていた。
「えー?足柄さん見かけによらないなあ」
「だろう?笑ってしまうよな」
「可愛いといえば可愛いけどね」
「おっ、貴様、コップが空ではないか」
「おっとっと・・ありがと。ご返杯~」
「泡ばかりではないか!」
「ごめーん」
「・・ふっ・・ふふふふふ」
「あー、那智と飲むの楽しいなあ」
「そうか?私もそう思っていたから嬉しいぞ」
「話が合う人とだらだら飲むのって楽しいよねえ」
「そうだな。いかにも仕事終わりの労働者という感じだが」
「あってるじゃーん」
「ふっ・・ま、そうだな」
「そろそろ帰る?立てる?」
「貴様こそ立てるのか~?」
「肩組んで帰るぞ~!」
「よし!鳳翔!お会計を頼む!」
こうして那智と二人、良い感じで、というよりちょっと飲み過ぎて。
「らーらーらーらぁっ♪」
「音外してるぞきさまー」
「えー?」
そんな感じで肩を組んだままあっちへフラフラこっちへフラフラ。
大幅に遠回りをして部屋へと戻りまして。
「うー」
「ほら那智、お風呂入るよ、脱ぎ脱ぎしよーね」
「うー」
どうにかこうにか二人で湯あみだけ済ませて。
只今全裸でベッドに横たわる二人になりました。
「んふー」
酔ってるとはいえ、私の胸板に頬をすりすりしてゴロゴロ喉を鳴らす那智が可愛い。
きりっと系の美人さんだから、尚更隙を見せてくれるのが可愛い。
そしてスラッとしたスレンダー体系なんだけど、もち肌なんだよね。
「うーん・・むにゃ」
寝ぼけて私に抱き着いて、足に脚をからめてくるんだけど、密着すると余計もちもち感アップで。
え ろ い ん で す。
なので私は一人おっきしてるわけですね。みっともない。
布団押し上げちゃってテントみたい。ワンポールテントだぞー?
くそぅ。虚しさが増しただけだ。
那智の束ねていない髪を撫でた後、軽く額にキスをして。
「お休み、那智」
寝る事に致しました。
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「なっ!?なん!?なんで私は裸なんだ!大破したのかっ!?あれぇっ!?」
耳元で大声がしたので目を開けると、薄明りの中で那智がわたわたしている。
「を?那智、どうした~?」
「貴様に尋ねるが、その、わ、私は、イタしたのか?」
「エロいこと?」
「ストレートに言うな!そっ、そう、だ」
「してないよ。お風呂入って寝ただけ」
那智はホッと息をつき、しかし私の脇にするすると埋もれてきた。
「どしたの?」
「いや、その、なんだ」
「えちちな事したかった?」
「そ、それはそうだろう。折角旦那との楽しい一晩なのだから、チュウも無しなんて・・」
「じゃあ、しよっか」
「い、今からか?それはさすん゛ー!?」
「ぷはっ。ほらファーストキスできたよ♪」
「あ、き、貴様・・そんな簡単に」
「難しくあれこれ考えたら出来なくなっちゃうよ。もっと気楽にいこ?失敗したって良いんだから」
「・・貴様という奴は」
「というわけで、チューチューさわさわ始めま~す」
「んなっ!?んー!?んんっ!んっ!んっ!んー!!!!!」
「ぷはっ。キスしながらだと気持ち良いでしょー?」
「触られたのが今初めてなんだ!」
「じゃー今度はさわさわだけー」
「あっバカっ!やめろ!今敏感なん・・あーっ!!!」
「ぽっち可愛い♪桜色だー」
「やめろ舐めるなこんなことでイってたまるか!」
「♪」
「んっ!んんっ!~~~~~!!!!!」
「あはっ、初イキだね」
「おっ、おまっ、どうして」
「どんどん気持ち良くなるからね~?」
「あっ待て!頼む!待ってくれ!あ゜っ」
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皆さんおはようございます。大淀です。
今日は私が突撃班なんですが、とっても困ってます。
その、ですね。
ドアの向こうから現在進行形で那智さんの凄まじい喘ぎ声が聞こえてます。
確かに入浴まで考慮した時間なので、まだ十分余裕ある時間なんですが。
ええー・・・
入りづらいなんてものじゃないですね・・・
自分に置き換えてみれば、例えばこれで5サイクル目のフィニッシュという所で鹿島が来たら?
間違いなく殴り倒して続きを始めるでしょう。
それでご主人様が萎えてしまったらその場で鹿島でも5発はぶん殴れる自信があります。
いや自慢にもなりませんけど。
やだなぁ、突入したくないなぁ・・終わってくれないかなぁ
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「ほーらほらほら、那智絶対ここ弱いでしょ~」
「~~~~~~!!!!!」
「両手で口押さえてないで声出しちゃいなよ~気持ちいいからさ~・・ほうらほうら」
「!!!~~~!!!~~~~~~~~~!!」
「じゃあ一旦停止して~」
「ふーっ・・ふーっ・・ふーっ・・ふ」
「ここだ~♪」
「あっ」
「いっくよー?」
「あっ、やめっ、やめろっ、あっダメ、らめぇっ、あっああああ!!!!」
「ほら気持ちいいでしょ?」
「はーっ、ぜー、ぜー、きっ、きさ・・まぁ・・」
「次いくね?」
「まっまてっあ゜っあ゜っあ゜っあ゜っあ゜っ」
提督の部屋のドアにもたれかかり、大淀は溜息をついていた。
ほんっと、真っ盛りの時に来てしまったようです。
間が悪い。あまりにも、間が悪い。
明らかに那智さんが上り調子で、ご主人様はどんどん高みに連れて行こうとしてます。
つまり「一番良いトコ」なわけで。
こんなとこ邪魔されたら私なら20年は恨みますね。
大淀はシステム時刻を確認した。
「まだ勤務開始までは2時間近くあるんで、1時間後くらいに来ましょうか」
ちらと嬌声が貫通してくるドアを見る。
「・・・・交ぜてくださ~いとか、ダメですよねぇ・・・いーなあ」
がっくりと項垂れると、大淀はとぼとぼと部屋の前を去っていった。