問題児たちと最凶の神父が異世界から来るそうですよ。 作:名無し様
では、続きをどうぞ。
「おんし達が望むのは挑戦か?それとも対等な決闘か?」
白夜叉の一言で世界がひっくり返った。
少なくとも、十六夜はそれ程の衝撃を受けた。
そこは太陽が水平に進むゲーム盤だった。
白夜叉「今一度名乗り直し、問おうかの。私は”白き夜の魔王”おんし達が望むのは試練への挑戦か、それとも対等な決闘か?」
白夜叉の荘厳な声が響く。とても先程までの少女とは思えない凄味に再度息を呑む三人。
十六夜は背中に心地いい冷や汗を感じながら、白夜叉を睨んで笑う。
十六夜「参った。やられたよ。降参だ、白夜叉」
「ふむ?それは決闘ではなく、試練を受けるということかの?」
「ああ。これだけのゲーム盤が用意出来るんだからな。あんたには資格がある。───いいぜ。今回は黙って試されてやるよ、魔王様。」
なんとかしてひねり出したであろう一言に、白夜叉は堪え切れずに高らかに笑った。十六夜の可愛らしい最大限の譲歩に白夜叉は遂に腹を抱えて哄笑した。
「くくく………して、他の童達も同じか?」
「………ええ。試されてあげてもいいわ。」
「右に同じ。」
苦虫を噛み潰した様な表情で返事をする二に可愛げのある意地を張ったものだと白夜叉は扇子の下で薄く笑った。
白夜叉「して、おんしはどうするのだ?アンデルセンよ。貴様の信仰はその程度か?とんだ、お笑いだ。」
アンデルセン「……舐めるなよ、“決闘”だ。」
アンデルセンの一言に問題児達と黒ウサギに衝撃が奔る。
黒ウサギ「な、何を言い出すんですか!?白夜叉様はかつて”白き夜の魔王”と呼ばれた、箱庭の星霊ですよ!!!」
アンデルセン「黙れ!」
黒ウサギ「ッ!?」
黒ウサギは、この時にアンデルセンは本当に人間か?と感じていた。
そこには、出会った時の優しさ神父さんではなくまるで戦いに飢えた化け物だった。
アンデルセン「私は、我が神に背いた化け物を倒す。それが私の信仰である。今、奴は神を背いた。ならば、奴を倒す!ただそれだけだ!」
その姿勢に白夜叉は、(やっと本性を表したか。)と喜んでいた。
出会った時から、白夜叉はアンデルセンはただ者ではないと確信していた。
アンデルセン「さぁ、いくぞ………化け物。」
白夜叉「掛かってこい、クリスチャン。」
ギフトゲーム名 【白き魔王と狂信者】
・プレイヤー一覧
アレクサンド・アンデルセン
・クリア条件
白夜叉との決闘による打倒。
白夜叉に己の信仰心を認められること。
・クリア方法
"信仰心"により白夜叉を打倒する。
白夜叉を楽しませ、その"信仰心"を認めさせる。
・敗北条件
降参もしくはプレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。
宣誓
上記を尊重し、誇りと旗印とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。
"サウンドアイズ"印』
服装こそいつも道理であるが、その両手には変わった形の刃が握られ、普段穏やかな眼鏡の奥の眼差しは、視線だけで恐怖するに値するものであった。
そして彼は口元を憎悪に歪め、両手に持った刃をまるで礼拝堂にあった十字架のように交差させながら、眼前の再生しつつある白夜叉に向かって告げる。
我らは神の代理人
神罰の地上代行者
我らが使命は我が神に逆らう愚者を
その肉の最後の一片までも絶滅すること
AMEN!
キリスト教はとても難しい。(´д`)
頑張って、勉強します。