怪盗は窓から来る。   作:Raitoning storm

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あ、ジョーカーの方じゃないです。

No.101の方を意識してます。


その名はダークナイト

 

 

キヴォトスにあるとある企業。

 

その企業は悪どい商法と一方的に契約を押し付ける方法によって会社をどんどん大きくしていった。

 

とある日、

一人の男がその社長室で嗤っていた。

 

「ほー。この会社も黒いねー。」

 

会社を畳むに十分な証拠品を封筒に入れ抱える彼は仮面を被る。

足首に小さい

 

「ま、キヴォトスに真っ当な倫理観を求めること自体が無駄なような気もするがっ!」

 

彼はそういうと周囲を囲むガラスを銃で全て破った。

心の臓を跳ねさせるような高い音を立てながら崩れていく様子を見ながら彼は呟く。

 

「今、現時刻をもって、この会社はバッドエンドだ。」

 

 

「ぐっ、貴様!」

 

「え、気を失ってなかったか。ごめんね。自分の社長室が壊れるのを見るのは辛かったよね。」

 

「貴様は、何のためにこんなことを!?」

 

「何のため、か。そうだなー。強いて言えば」

 

 

「僕が満たされない魂の解放者、だからかな」

 

「じゃあ、この書類は貰ってくね。今度会うときは牢屋のなかかもねー!」

 

 

彼はそういうと、背中に羽のようなものを出し飛び去っていった‥

 

 

 

一週間前

 

 

「ねえ」

 

「どうなさいました?」

 

「僕もアキラみたいなことしたい。」

 

「それは、どういう?」

 

「この世で一番欲しがってる人に、その何かをあげたい。」

 

「…わたしのように?」

 

「うん」

 

「‥あなたのしたいことなら、わたしは喜んで賛成したいですが、許可できません。」

 

「どうして?」

 

「もしあなたが低俗な輩に捕まるようなことがあれば、私は我慢できません。あなたには、もっと安全なところにいてほしいんです。常に私の目の届くところで。あなたとのこの愛の巣で、ずっとわたしの帰りを待っていて欲しいです。それに、そんなことをすれば、あなたは多くの人から崇められてしまう。それも許せません。あなたの一部だけを知っただけであなたのことを理解したような輩が存在することそれ自体が許せません。なので、わたしは賛成するわけには行きません。」

 

「…でも、僕はやりたい。」

「僕も、何かを一番欲してる人に、その何かを渡してあげたい。欲しいものが手に入らなくて苦しんでいる人がいることが嫌だ。僕が、そうだったから。やっと見つけられたんだ、自分がやりたいこと。人助けがしたいわけじゃない。ただ、誰かが何かを諦めるのを見たくないだけ。大丈夫、僕がやったってことはバレないようにするし、それに‥」

 

「?」

 

「僕が誰かに取られたら、アキラが盗みに来てくれるでしょ?」

 

「‥ふふっ、そうでしたね。あなたを一番理解しているのはわたしですし、その価値を知っているのも、わたしだけでしたね。あなたはわたしのもの。それは変わりません。何があっても、どんなことをしても‥」

 

「じゃあ、僕もやっていいかな?」

 

「そうですね。どうせなら、二人で参りましょうか。」

 

「いいねそれ。きっと、二人ならどんなものでも盗めるよ。」

 

 

ー今ー

 

「あら、そちらも終わりましたか?」

 

「うん。証拠になりそうなものはあらかた、ね。」

 

「素晴らしいです。流石あなた様ですね。ところでどうでしたか?」

 

 

 

 

 

「カイザーコーポーレーションのセキュリティは?」

 

 




次回、カイザー死す。

デュエルスタンバイ!
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