フルコースとライダーと学園生活   作:ボルメテウスさん

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結婚は幸せ?

無事?に、坂本と霧島の二人はクイズをクリアする事が出来た。

そんな最中で、トラウマを刺激されてか、ショウマは落ち込んでいた。

 

「どうする?さすがにショウマをこのままにしておくのは」

「あぁ、どうすれば良いのか」

 

そうしながら、明久と秀吉の二人は、ショウマを慰める為に、どのような行動をすべきか、話あっている。

尚、その後ろには、強制的に白いタキシードを着せられている坂本が大声を出していた。

 

「そんな事を言っていないで、雄二も一緒に考えてよ!」

「お前、もう俺に隠す気ねぇだろ、たく」

 

そう苛立ちながらも、ショウマの方を見る。

そして、雄二はため息を吐く。

 

「おい、ショウマ」

「・・・何?」

「お前の家庭環境なんて、俺は全く知らない。家族にトラウマがあるのは仕方ない。けどな、お前は千束と一緒にいたいと考えているのか?」

「千束と、一緒に」

 

雄二からの言葉を聞くと、ショウマは俯きながらも。

 

「・・・一緒にいたい。千束は、俺に幸せを、母さんと同じぐらいに教えてくれたから」

「お前の母親とは仲は良かったのか?」

「・・・うん、母さんは、優しくしてくれた」

「だったら、それが家族だ。てめぇが好きだと思える奴が」

「それが家族なの、けど、兄さんや姉さんは」

「それこそ知るかよ、お前は、そいつらの事は好きなのか」

「・・・あの人達のやり方は、俺は、嫌だ。それだけは分かる」

「だったら、それで十分だろ」

 

そう言った、

 

「てめぇが千束と一緒にいたいんだったら、それで良いじゃないか?結婚は、それぐらいだと考えろ」

「雄二、分かったよ、俺、頑張るよ」

「雄二、そこまで言ってくれて」

「あぁ、だから、俺の代わりに千束と式をあげてこい」

「あぁ、それだったら大丈夫、二つの結婚式を同時に行うから」

「明久、てめぇ!!」

 

そうしながら、雄二と明久の二人は喧嘩を始める。

ショウマは、そんな雰囲気の最中だった。

足下にゴチゾウが来ていた。

 

「んっ、どうしたの?」

 

すると、ゴチゾウが。

 

「えっ、霧島さん達がっ」

 

その言葉を聞くと、ショウマはすぐに走り出した。

 

「えっ、ショウマ君、どこに行くの!」「なんだぁ?」

 

それに対して、明久は疑問に思い、走り出した。

そして、雄二もまた、拘束が一時的に外れたので、その後をついていく。

そして、彼らが向かった先。

そこには、花嫁が待つ部屋。

だけど、そこには、人が多く集まっている。

 

「おい、なんだこれ?」

「それが、霧島さんと錦様の姿が」

「っ」

 

見てみると、千束が持っていたヴァレンバスターが、地面に置かれていた。

それと共に、ショウマは察した。

 

「まだ、この辺にいるはずっ」

「おい、ショウマって」

 

すると、雄二は、そのヴァレンバスターと、ショウマの落としたゴチゾウを見る。

それと共に、思い出すのは一年前の怪物騒動。

Aクラス戦での出来事もあり、疑いはあった。

だが。

 

「まさかっ」

 

その後を、雄二が追った。

彼らが向かった先。

そこには。

 

「いやぁ、あのカップル、幸せそうだったなぁ」「こういうのって、結構、高く売れるからねぇ、楽しみぃ」

 

そこには、遊園地の入り口にいたチンピラのカップルの二人がいた。

それと共に、彼らの会話で、ショウマは察した。

 

「待て」

「あぁ、てめぇは、あの時の新郎かよ、一体何の用だ?」

「・・・千束と霧島さんを返せ」

「私、知らないんですけどぉ」

「とぼけても無駄だ、グラニュート」

 

そう、睨みながら、ショウマは呟いた。

すると。

 

「・・・バレていたようだな」「まさか、噂の仮面ライダーだった訳か」

 

同時に、チンピラのカップルの二人の姿は変わる。

そこには、カブト虫とクワガタ虫。

2体の昆虫に似たグラニュートであり、そのままこちらを見る。

 

「まさか、こんな所で現れるとはな」「けど、さっさとここで逃げさせて貰うぜぇ」

 

そう、2体のグラニュートが叫ぶ。

その時だった。

 

「おい、ショウマ」「ゆっ雄二!」

 

そこには、遅れてきた雄二の姿があった。

その手にはヴァレンバスターがあり、もう片方には、ショウマが落としたゴチゾウがあった。

 

「お前には、聞きたい事があるが、今は、それ所じゃないようだな」

「雄二、下がっていて、今は「あいつらは、今、翔子を攫っているんだろ」あぁ」

 

それと共に雄二は、その手に持つヴァレンバスターに、ゴチゾウを装填していた。

 

「なら、絶対に取り戻してやる!」

「えぇ、何、普通の人間が変身するの?」「それだったら、楽勝じゃねぇ」

 

そう、馬鹿にする二体のグラニュートに対して、ショウマは。

 

「笑うなよ」

「何?」

 

ショウマは、グラニュートに向けて、睨む。

 

「お前らに笑う権利はない。俺と雄二が、花嫁を取り戻す」『EATケーキ!EATケーキ!』

「そうかよ、だったらぁ!」『SETケーキ!SETケーキ』

 

そのまま、二人は、構える。

雄二もまた、変身する動作を、ある程度知っており、そのまま構える。

そして。

 

「「変身!!」」『ブシュエル!ふわふわ~』『ブシュエル フワフワ』

 

その鳴り響く音声と共にショウマはガヴに、雄二はヴァレンに変身する。

同じゴチゾウに変身した影響もあり、ブシュエルのアーマーを身に纏い。

ガヴは白いクリームを、ヴァレンはチョコという色違いはあるが、共通したアーマーに。

そして、手にはブッシュ・ド・ノエルの断面をモチーフにした斧、クリスマックスを手に構える。

ゼンゼロから出る陣営は

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリア家政
  • 特務捜査班
  • カリュドーンの子
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