「・・・こいつが仮面ライダー」
雄二は流れで行った仮面ライダーの変身。
全身を身に纏った鎧によって、雄二は、力を無理矢理引き出されている感覚があった。
だが、それはこれからの決して負けられない戦いに勝つ為の力だと理解した。
「雄二、無理はしないでね、とにかく今は」
「あぁ、分かっているよ、てめぇこそこっちに気を遣って、負けるんじゃねえぞ」
「あぁ!」
その言葉に対して、ショウマは頷くと共に、その手に持つクリスマックスを雄二と共に構える。
「お前達、まさかカップルのもう片方が仮面ライダーだったとはな」
二人の姿を確認したカブト虫の特性を持ったグラニュートであるグラニュート・ビートルは、その叫びと共に、その背中にある翼を広げて、真っ直ぐと迫る。
両腕にある鉤爪と共に、ショウマと雄二に向かって行く。
「それだったら、ここで始末すれば、一気に手柄という事だよなぁ!」
それに合わせるようにクワガタ虫の特性を持ったグラニュート・スタッグビートルもまた両腕のガトリングを既に構えていた。
彼らは、各々の武器を生かした連携で、二人を倒そうとした。
だが。
「手柄って、何の事がさっぱり分からないがよぉ!!」
雄二は、その手に持ったクリスマックスを持ちながらも、既に走り出していた。
迫るグラニュート・ビートルに対して、まるで野球のバットを思わせるように振るう。
その攻撃を、グラニュート・ビートルは、正面から受け止められる。
はずだった。
「なっ!」
それは、人間の力ではなかった。
ゴチゾウから提供される力もあるだろう。
だが、それ以上に、雄二は、怒りがあった。
「てめぇらはあいつの夢を笑うような行為をした!だったら、俺はてめぇらをぶっ潰す!」
「がぁ!!」
そのまま、グラニュート・ビートルを、グラニュート・スタッグビートルの元まで吹き飛ばした。
それは、本来のハーフグラニュートであるショウマでも、DAとして数々の任務を熟してきた千束でもない。
ただの高校生であるはずの雄二が出した力。
それによって、2体のグラニュートは、そのまま互いにぶつかる。
「凄いな、雄二、だったら俺も!」『CHARGE ME CHARGE ME!ブシュエル!フィニッシュ!!』
地面から大量の丸太型攻撃効果を生やして二体のグラニュートを拘束する。
それと共に、ショウマと雄二は、そのままクリスマックスを構える。
クリスマックスには、その刀身だけを高速回転させて斬撃波を、二人は同時に放った。
「「っ」」
それに対して、周囲にある丸太ごと、二体のグラニュートをそのまま斬り裂かれる。
それにより、その勝負は決した。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子