フルコースとライダーと学園生活   作:ボルメテウスさん

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正体がばれても

雄二との共闘を終えた後、ショウマはヒトプレスとなっていた二人を解放した。

霧島の方は、記憶の方は曖昧な様子であった為、すぐに戻るのではなく、近くの河原まで向かう。

 

「このまま結婚式から逃げ出すのには丁度良いからな」

「そういう感じなの?」

「まぁな、けど」

 

そう、話している間にも、雄二はその手に持っているヴァレンバスターに関する疑問をショウマ達に尋ねようとした。

だが。

 

「・・・まぁ別に良いか」

「何々?これの事は気にならないの」

 

そうして、雄二がため息を吐いている間に、既に千束が彼の手元からヴァレンバスターを回収しながら、にやりと笑みを浮かべながら聞く。

それに対して雄二は首を振りながら。

 

「このシステムが学園にある以上は、あの怪物達に関しては色々と事情があるだろう。第一、ここでお前達に正直に聞けば、何やら面倒な事に巻き込まれるんだろ」

「まぁ、確かにね、雄二には、守秘義務はあるけど、これ以上は深く聞かなかったら、特に問題ないかな」

「だったら、それで十分だ。というよりも、さっきの戦いだけでもこっちは筋肉痛がヤバいんだよ」

「システムの補助もないし、いきなりゴチゾウを酷使しちゃったからねぇ」

 

千束はそう、笑みを浮かべながらも、答える。

 

「まぁ、これだけ確認させろ」

 

それと共に雄二は、ショウマの方を見つめる。

 

「1年前、あの時戦ったのはお前なんだな」

 

それは、未だに仮面ライダーが、召喚獣戦争に実装されていない頃に。

雄二が、その戦いに巻き込まれた。

そして、ショウマもまた仮面ライダーとしての姿を見せていた。

 

「・・・うん、そうだよ」

 

それに対して、嘘を言わずに答えた。

 

「まぁ、あの見た目で今更だからな、けどまぁ、お前だったら納得かもな」

「そうなの?」

「まぁな、とりあえず、世話になったな」

 

それだけ言い、ショウマ達と別れた雄二。

その先で、霧島と一体、どのような事を行うのか。

 

「まぁ見たいけど、それは霧島さんから詳しく聞けるから良いか」

「・・・そうだね」

 

すると、ショウマは少し残念そうにしていた。

 

「どうしたの?まさか恋愛に興味があるの?」

「それもそうかもしれないけど、それ以上に、結局、ウェディングケーキを、食べれなかった」

 

そんな、ショウマの言葉を聞いた千束は、少しだけ腕を組んだ。

 

「・・・そう言えば、ショウマ君の誕生日って、もうすぐだよね」

「えっ、うん、そうだね」

 

千束の質問に対して、頷くと共に笑みを浮かべ。

 

「だったらさ、ショウマ君、せっかくだからさ、作ってみない。一緒にケーキを」

「ケーキを」

「そう、せっかくだから、皆と一緒に食べられるね」

 

千束からの言葉を聞くと、驚きながらも。

 

「・・・うんっ」

 

ショウマは、興味があり、そのまま頷く。

ゼンゼロから出る陣営は

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリア家政
  • 特務捜査班
  • カリュドーンの子
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