ザクザクチップスフォームへと変身したショウマは、ザクザクチップスラッシャーの斬撃をそのままジュワに放つが、ジュワは、その斬撃を両手のハマグリの盾で受け止める。
「ぐっ」
ザクザクチップスラッシャーの鋭い刃は確かにハマグリの盾に当たったが、その斬撃は脆く瞬く間に砕け散る。
刃筋を立てなければ軽くぶつけた程度でも刀身があっさり砕け散るザクザクチップスラッシャーにとって、ジュワのハマグリの盾はまさしく天敵であった。
「どうしたんだぁ!他の姿にはならないのかぁ!」
それと共にジュワは豪快な動きで、ショウマに向けて、ぶつかってくる。
ショウマは、瞬時に再生したザクザクチップスラッシャーの刀身でその攻撃を受け流しながらも、再度ジュワに攻撃を仕掛ける。
だが、ジュワは本能なのか、反射でその斬撃をハマグリの盾で受け流す。
ジュワに攻撃を当てるには、まずはあのハマグリの盾を破壊する必要があった。
しかし、ジュワのハマグリの盾もまた非常に頑丈であり、生半可な攻撃では破壊する事はできない。
また、ハマグリの盾は二枚一組であり、ジュワの背後からの攻撃を防ぐように動くため、ジュワの死角から攻撃をしてもすぐに反応して防御してしまう。
その防御力の高さから、おそらくはあのハマグリの盾を壊す事は容易ではないだろう。
「どうすれば」
この場において、ジュワに対抗出来るのは、ショウマだけだった。
しかし、ショウマが先程から行っている斬撃は、ジュワへの決定的な一撃を与える事は出来なかった。
反対に、ジュワはショウマへ一撃を当てる事が出来れば、それで勝ちが確定するのだ。
このまま戦い続けていても、先に力尽きるのは確実にショウマの方だ。
(……何か、何か手はないのか)
その時だった。
「ショウマ君!!」
聞こえた声。
それはショウマにとって、最も信じられる相手である千束からの声だった。
「受け取ってねぇ!」『チョーコードーンー!!』
それと共に聞こえた声。
見ると、それは千束が変身したヴァレンの必殺の一撃の弾丸。
それが真っ直ぐとこちらに向かって来る。
「うおっと危ないなぁ」
それを援護射撃だと感じたジュワは、その場を離れた。
だが、ショウマは。
(・・・受け取って、もしかして!!)
ショウマは逆に、その弾丸へと向き合うように、ザクザクチップスラッシャーを両手で構える。
すると、その弾丸はショウマに辿り着く前に液体へと変わる。
「なに?」
そうする事によって、ショウマの全身はチョコによって包み込まれる。
チョコは、そのまま固まる。
「なんだ、それは」
ジュワは、思わず疑問に思い、呟く最中。
「しょっぱいポテトチップスと、甘いチョコの夢のコラボ!チョコドン・ザクザクチップスフォームだ!」
そう、ショウマはそのまま宣言をし、構えた。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子