Bクラスとの戦いの最中。
ショウマの元から、千束の連絡が来た。
突然の連絡に対して、ショウマは首を傾げながらも、すぐに答える事にした。
「どうしたの、千束?」
「あぁ、ショウマくん、少しだけお願いがあるんだ」
「お願い?こんな時に?」
千束からの言葉に、疑問に思いながら聞くと千束はそのまま話を続ける。
「うん、これから少し作戦があるんだ。その際に、相手の仮面ライダーがこちらの動きを邪魔したら危険。だから、ショウマくんが一人で陽動しながら、派手に動けない」
「千束は、無理なの?」
「ごめん、ちょっとね」
千束は、そう申し訳なさそうに言った。
電話越しでの、千束の声に対して、ショウマは首を横に振る。
「うぅん、千束がそう言うんだったら、俺はそれを信じるよ」
「ありがとう、ショウマくん」
それを最期に、千束からの連絡は途絶える。
それと共に、Fクラスによる特攻攻撃が少し止んだ頃だった。
「まさか、ここまでFクラスがとんでもない行動をするとは思わなかったよ」
「・・・」
見つめた先、そこに立っていたのは、二人の人影がいた。
その二人は、手には変身を行う為のゴチゾウがあり、それがショウマの戦う相手だと悟る。
「君達がBクラスの仮面ライダー」
「そうだね、そういう君は今の所、無敗の仮面ライダーじゃないか」
「そうなのかな?」
「あぁ、これまでの戦いにおいて、あのAクラスでも君には勝てなかった。最も、それは」
それと共に、既に二人はゴチゾウを各々の変身アイテムに装填する。
「今日までだけどね」「ここで、俺達がお前を倒すから」
そうして、ゆっくりと構える。
ショウマもまた、その手にあるゴチゾウを、そのままドライバーに装填する。
「そうか、けど、俺も負ける気はないから」
それと共に、既にショウマもまた構えていた。
「「「変身」」」
三人の声が合わさる。
一人は、まるで狙撃手を思わせるアーマーを身に纏い、各部に珈琲豆を思わせる装甲が見られる。
飲み物である珈琲のゴチゾウの力を借りる事によって、変身するそのライダーの名はゴク。
そんなゴクの隣で変身したのは、狙撃手とは正反対な重装甲のバイキングを思わせる姿。
手にはジョッキ型のハンマーを持っており、身体には、コーラをイメージをさせる鎧を身に纏う。
そのライダーの名は、シュゴウ。
そうして、ショウマの目の前に、新たな二人のライダーが現れると共に、その手にある武器を構える。
それと共に、ショウマもまた新たな姿となっていた。
『チョコホネ!パキパキ!』
ショウマの、ガヴの新たな姿。
それは、ガヴが変身した姿の中で、チョコダンフォームのようなウェスタンなスタイル。
しかし、何よりも特徴的なのは、そんなチョコダンフォームにはないティラノサウルスを思わせる白い骨の装甲が追加されていた。
「あれ、見た事がないね」
「新しいフォームだからね、さぁ行くよ!」
ショウマのその宣言と共に、その手には、チョコダンフォームでも使われた武器であるチョコダンガンとチョコドンダンガン。
二つの銃を手に、二人のライダーへと向かって行く。
ショウマのその行動を見て、最初に動いたのはシュゴウ。
その手にあるハンマー、シュゴウハンマーでショウマから放たれたチョコの弾丸を正面から受け止める。
シュゴウが前に出て、その身を盾にしている間に、ゴクもまたその手にある狙撃銃、ゴクゴクレーガンの銃口をガヴに向ける。
そのまま冷静に、引き金を放つ。
「っ!」
すぐにショウマは、その身を翻した事で、身体に当たる事は出来なかった。
しかし、ショウマの身に纏っていたポンチョがゴクゴクレーガンに当たり、穴が空いた。
「凄い威力だねっ!」
冷や汗を掻きながらも、ショウマは、そのまま両手にある銃を交互に撃つ。
それはシュゴウやゴクには当たらなかった。
「ふぅ」
ショウマは、そうして、何時、来るか分からないゴクによる狙撃。
狙撃と近接による連携。
それにより、ショウマは確かに窮地に陥った。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子