「さて、それじゃ嬉し恥ずかし戦後対談といくか。な、負け組代表?」
「‥‥‥」
床に座り込んでいる根本君。その周りをBクラスとFクラスの生徒が戦後対談を見守るように取り囲んでいた。
「本来なら設備を明け渡してもらい、お前らには素敵な卓袱台をプレゼントするところだが、特別に免除してやらんでもない」
雄二の発言に、ざわざわと周囲の皆が騒ぎ始める。
それは本来ならば設備を好感するのは当たり前に要求する事だしね。そうなるのも無理は無い。
「落ち着け、皆。前にも言ったが、俺達の目標はAクラスだ。ここがゴールじゃない」
「うむ、確かに」
「ここはあくまで通過点だ。だから、Bクラスが条件を呑めば解放してやろうと思う」
その言葉は、全員が確かに納得していた。
だが、それだけで終わる事はない。
「‥‥‥条件はなんだ」
力なく根本が問う。
「条件? それはお前だよ、負け組代表さん」
「俺、だと?」
「ああ。お前には散々好き勝手やってもらったし、正直去年から目障りだったんだよな」
雄二の言葉に誰も何も言わない。
けれどそうやって言われるだけのことを彼はやっている。
根本自身もそれは理解しているみたいだ。
「そこで、お前らBクラスに特別チャンスをやろう。Aクラスに行って、試召戦争の準備が出来てると宣言して来い。そうすれば設備については見逃してやってもいい。ただし、宣戦布告はするな。すると戦争は避けられないからな。あくまでも戦争の意思と準備があるとだけ伝えるんだ」
「‥‥‥それだけでいいのか?」
疑うような根本の視線。
だが、Fクラスが、これからAクラスとの戦いを考えると、その宣言は確かに重要な事である。
「ああ。Bクラス代表がコレを着て言った通りに行動してくれたら見逃そう」
そう言って雄二が取り出したのは、女子の制服だった。
「ば、馬鹿なことを言うな! この俺がそんなふざけたことを!」
根本が慌てふためく。
だが。
「ショウマ」
「分かった」
それと共に、既にショウマが根本を拘束した。
「なっ、離せ!!」
「おいおい、代表、それはさすがに見苦しいぞ」
「そうだね、何よりもこれらはBクラスを全体的に考えたら、むしろ得しかないよね」
そうし、ショウマが拘束している間に、Bクラスの仮面ライダー達もまた、根本を拘束していた。
「あっそう言えば、あの時は自己紹介はまだだった。俺は井上ショウマです」
「おぉ、噂は聞いていたぞ、俺はリキ。それでこっちは妹のドリン」
「よろしく」
それと共に、二人の仮面ライダーと共に自己紹介を行っていた。
「いや、お前ら!何を呑気に話しているんだぁ!」
「「お前は黙っていろ、屑」」
そう、助けを求めている根本を余所に。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子