ヴラムからの逃走を行った後。
「まさか、向こうにも仮面ライダーが現れるなんて」
それを聞いたたきなは、驚きを隠せなかった。
これまで、グラニュートに対抗してきた力である仮面ライダーが、敵側にも現れた。
その強さを知っているからこそ、たきなは恐ろしさを感じる。
一方で。
「ライカン達は、あんまり驚かない様子だけど、もしかして心当たりがあるの?」
そう、ショウマは、あまり驚かない様子のライカン達に質問する。
それと共に、ライカン達は互いに見て、頷くと共に。
「はい、実は、それが行える人物が一人心当たりが」
だが、その口は、重い。
それだけでも、その人物の話題はライカン達としても避けたかった様子。
「ニエルブ」
「っ」
その言葉と共に、ショウマの脳裏に思い浮かべたのは、眼鏡をかけた男性。
それと共に。
「ニエルブ兄さん?」
「えっ、それって」
ショウマの言葉と共に、千束は察すると共に、目を見開く。
「ストマック家の次男であり、人間に擬態するアイテムのミミックキーや質を保ったまま人を圧縮させるヒトプレスといった技術を造りだした人物です」
「えっ!?」
それは、驚くべき事実だった。
「それって、もしかしてショウマ君のもそのニエルブが造ったの?」
そうして、ショウマの腹部にあるガヴに目を向けると。
「いえ、ショウマ様の改造を行ったのはデンテ・ストマック様です。ニエルヴは彼の師事のもと育ち、ストマック社の技術開発担当を引き継いだ技術者でもあります」
「・・・そうなんだ、その人は」
「行方不明となっております」
「そうなんだ」
それを聞いて、少しは気になった。
それでも、今は。
「そのニエルブが造ったのが、あのヴラムらしいけど、変身したのはグラニュートだったのかな?」
「それは」
公園で、千束を囲んでいた人物達。
彼らは、ヴラムに変身していた仮面ライダーに対して、警戒していなかった。
「いやぁ、それはどうなんだろう、だって、あれだけ人数の差があれば、普通にグラニュートに変身した方が有利だったんじゃないかな」
その時の状況を、冷静に言った千束の呟く。
「確かにありますが、ニエルブは闇菓子への執着よりも、実験への執着が強いですね。ですが」
「それ故に、今回のようなヴラムを造りだして、送り出す可能性はあります」
それに対して、ショウマは。
「・・・もっと、強くならないと」
これまで以上の戦い。
その覚悟を決めるように、ショウマは手を強く握り締める。
ショウマの、自らを追い詰めるような姿を見て、皆は、不安そうに見つめる。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子