フルコースとライダーと学園生活   作:ボルメテウスさん

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ヴラムの裏側

ショウマ達が会話を行った同時刻。

その場所は、薄暗い場所。

ソファや机などは置かれているが、あまり清潔とは言えない場所。

そんな場所に、一人の男が来訪する。

 

「よぅ、モニターで見ていたか」

 

場所に入ると共に荒い声と共に、部屋の中にいる人物に話しかける。

その人物こそが、先程までショウマと死闘を演じていた仮面ライダーヴラムに変身していた男、真島だった。

真島が部屋に入るが、そんな彼の声が聞こえていないのか。

そこには、既にパソコンにて、先程までのショウマとヴラムの戦闘を見ている二人。

 

「へぇ、なるほど、これがヴラムか、なかなかに面白いシステムだね、これは彼らのシステムとはやっぱり違うのかい?」

 

そんな風に、部屋の住人である酸賀が隣にいる人物に質問をする。

酸賀の、その質問に対して、かけている丸眼鏡を親指、人差し指で両サイドから上げながら。

 

「まぁね、これらは酸賀さんがこれまで提供してくれたデータを元に造ったからね」

「さすがだよ、ニエルブ君」

 

そう、酸賀が、一緒にいる人物であるニエルブに笑みを浮かべながら話す。

 

「・・・まったく、このマッドサイエンティスト共は」

 

そう呟きながらも、真島は近くにあるソファに座ると。

 

「おい、お前」

「あぁ」

 

そんな真島に質問したのは、ジープ。

ジープが、この場所に来たのは、少し前の事。

 

「・・・それにしても、まさかニエルブ兄さんが、こんな所にいるとは」

「まぁ、僕にも色々とね。それにしても、やっぱり派手に壊されたね」

 

そうして、ニエルヴはそのままジープの腹部を見る。

腹部には、壊れているミミックキーが突き刺さっている状態。

 

「まぁ、このミミックキーの故障のせいでグラニュートの姿にはなれない。けれど、面白い状況だねぇ」

 

笑みを浮かべながら、ジープを見つめる。

 

「おかげでジープはこの世界への滞在が、ハーフグラニュートと同じように長期間に滞在出来るからね」

「・・・それは、本当なんだよね、ニエルブ兄さん」

「あぁ、勿論」

 

そうして、ジープの質問に笑みを浮かべながらニエルブは頷いた。

 

「だったら、私はこっちの世界で滞在出来るんだったら、シータを助け出すっ」

「そうか、まぁ、それだったら、目的は一致はしているね」

 

その言葉と共に、ニエルブは頷く。

 

「にしても、酸賀さんよぉ。あんたも悪い人間だよなぁ、政府側、つまりは仮面ライダー側の人間のはずなのにこっち側と協力して」

「んっ、何を言っているんだい?僕はどちらの味方でもないよ。それはニエルブ君も同じだと思うが」

「まぁ、そうだね、僕達の目的は同じだからね」

 

そう、彼らは呟く。

 

「「好奇心のままにね」」

ゼンゼロから出る陣営は

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリア家政
  • 特務捜査班
  • カリュドーンの子
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