文月学園の祭りの本番。
その本番に備えて、ショウマ達は、準備を進めていた。
「それにしても、まさかダンボールで机を作るなんて、こっちとしても初めてだぞ」
「ごめんね、こういうのを俺達はやった事はないから」
そうしながら、現在、文化祭の為の店を作る為に、とある人達に協力を要請した。
「なぁに、こういうのも初めて、面白いから、なかなかに燃えているぜ!」
そうしながら、作業を行ってくれている人物達。
そこで作業をしてくれているのは、白祇重工の面々である3人。
その内の一人である黒髪で所々赤いメッシュが入った人物であるアンドーが笑いながら答える。
「まぁ、そもそもダンボールで机を作るとか、面倒な事を頼むなぁ」
そうして、目の前にあるダンボールをどのように作業するべきか考えている少女。
赤髪のツインテールに、熊のようなカチューシャ、右に眼帯を着けた女、クレタ・ベロボーグが腕を組みながら、呟く。
「いやぁ、俺としても、ダンボールでどうするべきか悩んでいたから」
「まぁ、こういうのも面白いからな。にしても」
「んっ?」
そうしていると、クレタが見つめた先。
そこには、四つん這いになって、何か悲鳴のような声を出しているFクラスの面々がいた。
「あいつら、一体何があったんだ?」
「さぁ?」
その状況に疑問に思ったクレタは、思わずショウマに質問する。
だが、ショウマもまた、それが一体、何が起きたのか分からずに首を傾げる。
しかし、その先では。
「へぇ、こっちの学校のシステムって、こうなっているんだぁ!文化の違いもあるけれど、こういうシステムって1度見たかったのよねぇ!!」
学校の中にある設備を嬉々として改造している赤いゴーグルを装着した黒髪で動きやすい作業服を着た女性、グレース・ハワードがいた。
彼女の格好は、確かに動きやすく、作業しやすい。
故に、動く度に揺れているのを見て、彼らはうつ伏せになっていた。
「ねっねぇ、ショウマ君、あのとんでもない人は、その知り合いなのか?」
それに対して、明久は思わず質問する。
「そうだよ、社員のグレースさんにアンドーさん」
「なるほど、なるほど」
「そして、社長のクレタだよ」
「・・・社長」
そうして、明久はそのままクレタを見る。
「なんだよ、私が社長で文句あるのかよ?」
「えっ、いえ、その、労働基準法とかは、どうなっているのかなぁって」
「「・・・」」
明久は、そのまま疑問をぶつけた。
それに対して、ショウマとクレタは一旦黙る。
それと同時に。
「「色々とあって」」
「その色々、結構聞くのが怖いけど」
二人の言葉に対して、明久は、思わず呟いてしまう。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子