ブルキャンバギーに乗り込んだまま、そのままハンドルを捻り、そのまま走り出す。
このレースは、基本的に仮面ライダーの能力ならば、どんな能力を使っても良い。
それはつまり。
「俺がこうやってブルキャンバギーを召喚して、運転する事は、別にルール違反でもなんでもないっと!!」
そのままアクセルを踏み、走り出す。
ブルキャンバギーの、その4輪は、巨大であり、並大抵の障害物では止められないだろう。
そんな巨大なタイヤの前では、それを防ぐ事は出来なかった。
何よりも一番は。
「なっ、ガヴっそれって、狡くないか!!」「バイクもまた俺の能力だからな、別に狡くないよ」
バイクによって出てくる機動力は、人間よりも遙かに上だ。
それも、ライダーを乗せて、走るモンスターマシンならば、尚更だ。
先程まで最下位が信じられない程に。
瞬く間に上位との間を詰めていく。
そして、ついにトップへ躍り出た。
「まさか、バイクで追いつかれるなんて」
「乗り物を生み出すのなんて、こっちにはないのに!」
そうして、ショウマの方へと見つめる。
「ルールはなんでもあり!だったら、これもありという事!」
「あぁ、けどねぇ!」
それと共に、ショウマの行く先。
そこには、既に油が敷かれていた。
「バイクのスリップすれば、それも出来ないはずだよね!」
それは、ガッツが行った妨害工作。
自身の肉を焼く特製と共に、溢れ出る肉汁による妨害であった。
しかし。
「あぁ、けど、ここまで来たら!」『グミ!フィッシングミ!』
その音声が鳴り響くと共に、ショウマは左腕には魚を模した籠手が現れ、その先には釣り針があった。
現れるのに合わせるように、ショウマがハンドルを回して。
『CHARGE ME CHARGE ME フィッシングミストーム!』
左腕にある釣り針を、既にゴールに放った。
そして、同時に。
「なっ!?」
ガッツの声が上がると同時に、ショウマの姿が消えた。
糸の勢いと共に、一気に加速したのだ。
それに合わせるように、他の選手達も追いつこうとした。
だが。
『ゴール!第1種目を征したのは、序盤に最下位ではあったが、途中でバギーを使って、大逆転をした仮面ライダーガヴこと、ショウマ選手だぁぁぁ!!!」
それを遮るかのように、実況の放送が流れた。
それと共に盛り上がる歓声。
その中で。
「・・・まさか、あの時の坊主がガヴだったとはな」
静かに、その光景を見つめていたヴラムこと、真島がいた。
真島は、先程までの試合を見ると共に、その強さを確認すると共に。
「さて、どうしようかねぇ」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子