その報告を受けた後、すぐに現場へと向かった。
響き渡った音の場所に、ショウマが向かった場所。
そこには。
「これは一体、何が起きたんだ」
その光景に、ショウマは思わず呟いてしまう。
校舎裏で、行われたのが、戦闘が行われたのは分かる。
校舎の壁には、戦闘が行われたと思われる穴が空いており、地面もクレーターのように凹んでいたり、罅割れていたりしている箇所もある。
しかし、何より驚くべき事は、周囲に飛び散った血のような何か。
「これは」
その血の正体は分からなかった。
まるで、何かを潰したかのような跡がある。
それに、周りに飛び散っている赤い液体も、一体何なのか分からずにいると。
「騒ぎで聞いて、来てみたけど、これは一体、何なんだ」
「シーザー」
それと共に、シーザーもまた、来訪していた。
「シーザーは、これをどう見る」
ショウマは、思わず問いかける。
その意味は。
「確実に殺し合いが行われただろうな。しかも、普通の人間じゃこんな事は出来ない」
それはこれまで幾度となく戦いを潜り抜けた彼女からの言葉。
「それじゃ、グラニュートが、人間を虐殺を」
「かもしれない。けれど、これは人間相手じゃなくて、まるでグラニュート同士の、もしくは仮面ライダーに変身した奴とグラニュートが戦ったような感じだ」
「えっ」
シーザーの言葉にショウマは驚きを隠せなかった。
「けれど、あの時の予選で、俺達は全員、あの場にいた。ここの知らせも、数分前だけど」
「あぁ、普通はあり得ない。けれどな、お前は、知っているだろ、それが出来るのを」
シーザーからの言葉に対して、ショウマは頷く。
「ヴラム。俺達の敵であるはずのグラニュート側のはずの仮面ライダー」
その情報が間違いないはずだった。
だが、そんなヴラムがこの学校にいる理由とはなんなのか。
そんな疑問を抱いていた時だった。
「実際に、ヴラムに関しては俺達も未だに分からない事だらけだろ」
「うん、けれど」
そうして、探していると見つけたのは、ヒトプレスされた人達が、そこにあった。
ショウマは、そのヒトプレスをされた人が無傷な所を見れば、ヴラムが、彼らを助けたのは、分かる。
だからこそ。
「ヴラムは、一体何を考えているんだ」
未だに、その正体が分からないヴラムという存在に、ショウマは頭を悩ませるしかなかった。
「全く、難しく考えすぎだよ、お前は」
「シーザー、けれど」
「話し合っても分からない事もあるんだったら、簡単だ、1度、喧嘩すれば良い」
「喧嘩って」
その言葉に、少し、迷いはあった。
けれど。
「迷うよりも、良いかもしれない」
ここに、ヴラムがいる。
ならばこそ、ショウマは、彼からその真意を聞く為に。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子