ヴラムの1件が気になりながらも、ショウマは、教室に戻ってきた。
戻ってきたのだが。
「明久ぁ!」「雄二ぃ!!」
そこでは、明久と雄二の二人が喧嘩を行っている場面であった。
「えっと、これは一体」
「あっ、お帰り、ショウマ、お疲れ様ぁ」
「見ていたぞ、まさかあのように逆転するとは思わなかったぞ」
ショウマが教室に戻ってきた際にも、それに関しては特に気にしていない様子だった。
「えっと、これは一体」
「召喚大会ではコンビとなっていた。その際に、まぁこの二人がコンビを組むと言う事は」
「あぁ」
その一言と共に、ショウマも納得したように頷く。
その時だった。
「お邪魔するわよ」
「んっ」
ふと、聞こえた声。
入り口の方を見てみると、そこに立っていたのは、見覚えのある4人組と一人の少女がいた。
「あぁ、ニコ達、来ていたのか」
「えぇ、遊びに来たわよ、ショウマ」
その面々は邪兎屋のメンバーがそこに立っていた。
「それにしても、その子って、確か」
「はい、島田葉月です!今日、ここに来る時に、久し振りに皆さんに会って、ここまで案内してくれたんです」
そう言った葉月は笑みを浮かべながら、答える。
「まぁ、私はその時には関わっていなかったんだけどにゃ」
「あぁ、猫又も一緒に来ていたのか、あれ、それだったら、依頼が出来たんじゃ」
邪兎屋が、こうして来れた事を考えれば、護衛の依頼も行えたのではないか。
そう考えた、ショウマは首を傾げるが。
「それが明日には別の仕事があってな。だからせめて今日は楽しもうと思ってな」
「なるほど」
ビリーから、耳元からに聞いた言葉に納得する。
「・・・ねぇショウマ」
「なんだ、明久?」
「いや、目の前にいるロボットみたいな人はコスプレなの?」
そう、ビリーに全員が注目を集めていた。
邪兎屋の面々は、見目麗しいメンバーがいるが、その中でただ一人の男であるビリーは確かに注目はある。
確実に男だった。
だが、それ以上に、その見た目は完全にロボットだった。
ロボットである事は間違いなく、それを否定する事は出来ない。
「・・・まぁ、ビリーはなんというか、色々とあってな」
グラニュート世界の事を話す訳にはいかない。
「まぁ、顔の下には火傷があってな。それを隠すのと同時に俺自身の趣味のような感じだからな。なかなかに格好良いだろぅ」
「あっあはははぁ、そうなんだ」
それに対して、明久は、苦笑いをする。
「けど、道中で聞いた店の評判とはまるで違って、清潔じゃない」
「えっ、それって、どういう事?」
ニコからの言葉に対して、ショウマは疑問に思った。
「実は、ここに来る途中でこの店の評判を聞いたけど、かなりヤバいって」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子