フルコースとライダーと学園生活   作:ボルメテウスさん

150 / 366
情報社会の強み

アンビー達は、すぐにメイド服を身に纏った。

 

それと共に、彼女達は、未だにFクラスの悪口を言い続けている二人組の方へと近づく。

 

「あぁ、なんだ」

 

「見た事のない姉ちゃん達だけど一体」

 

「あんた達、食い逃げした金、いい加減、払って貰えるかしら」

 

「「はぁ?!」」

 

ニコは、2人組に近づくと共に開口一番に。

 

それも大声で叫ぶ。

 

それは周囲の注目を集めるには十分であり。

 

すぐにメイド喫茶にいる客が全員、そっちの方に目を向ける。

 

「・・・Fクラスで、サンプル品を食べたあげく、そのまま何事もなかったように逃げた。結果、食い逃げとして、ここまで追ってきたわ」

 

「はぁ!サンプル品って!何を言ってやがる!」

 

「というよりも、あの時、俺達は死にかけたンだぞ!」

 

「サンプル食品だから、普通は食べられないでしょ。む・し・ろ!応急処置して助けたのに、お礼も一つもせずに逃げたあげく、逆恨みでこんな事をするなんて。私達がここにいなかったら、まだ周りに迷惑をかけていたのかしら」

 

そう、ニコはそのまま言葉を続けた。

 

「なぁ、ショウマ。あの女は、一体何なんだ?何だが、Fクラスと似たような感じをするのは気のせいか?」

 

「ニコはお金に五月蠅いから。そういう所では確かに似ているかも」

 

ショウマが知る限りでも、ニコはかなり金にがめつい。

 

だからこそ、こういう交渉はかなり得意であり、その点に関しては頼りになる。

 

そして、メイド服を着た3人は、2人組に対して言う。

 

「とりあえず、この店から出て行きなさい。そうしたら、見逃すわ」

 

「はぁ!ふざけんな!そんな話があるかよ!」

 

「そうだぜ!こっちだって、痛い目に遭わされたんだ!」

 

2人共、自分達が悪いという事は微塵にも思っていないようだ。

 

むしろ、こちらの方が悪いと言い張っている。

 

「えぇ、けどさぁ、これを見ているお客さんはどう思うかなぁ?」

 

千束の、その一言。

 

同時に2人組は、周囲を見る。

 

それは、明らかに自分達の方を見ており、視線は明らかに敵意を持っていた。

 

噂を流す為に、メイド喫茶で、中央で騒いでいた事によって。

 

2人は、メイド喫茶の他の客から見たら、ただの迷惑な存在であった。

 

「ぐっ・・・」

 

「ここは一旦逃げるぞ!」

 

その言葉と共に、すぐに2人は逃げていった。

 

そんな光景を見ながら。

 

「けれど、これで解決出来たのかな?」

 

「くくっ、情報社会での、こんなの公開したら、解決よ!ついでに宣伝して、こっちの資金も手に入れるわよぉ!!」

 

「・・・もしかして、ニコって」

 

「・・・ギャラを渡すなんて、言っていないけど、どうしよう」

ゼンゼロから出る陣営は

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリア家政
  • 特務捜査班
  • カリュドーンの子
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。