『おぉっと、これは、一体どういう状況だ!一日目においても大逆転を見せた仮面ライダーガヴことショウマ選手が、他の仮面ライダーに囲まれています!これは一体』
『ショウマ選手は、実はこれまで、5人の仮面ライダーと対戦しましたが、どの戦いでも勝ってきました』
『なるほど、それを考えれば、他の仮面ライダー達が、彼を警戒するのも無理はありませんね。けど、これはさすがに不利ですね』
そんな実況を耳にしながらも、ショウマはそのまま周囲を見る。
(正直に言えば、このケーキングフォーム、未だにその強さが分からないから)
ケーキングフォームに変身したのは、シータとジープの二人と戦った時のみ。
(ケーキングフォームは、他の姿よりも強力で切札に相応しい力を持っているけど、その分、エネルギーの消費が激しく、他の姿に変身が出来なくなるのが難点だ。それもあって、これまで練習する機会もなかった。けれど、この状況で他の姿じゃ、5人を一気に相手に出来ない)
冷静に、ショウマはその手に持つガヴホイッピアを構える。
「守っているだけじゃ、勝てないからね!!」
その一言と共に、素早く走り出す。
周囲にいる5人が連携を取る前に、ショウマは一人だけでも倒す。
それと共にショウマは、ガヴホイッピアで、ジュワに向けて突く。
真っ直ぐと放たれた突きの威力は凄まじく、そのまま当たれば、ジュワはすぐにやられていただろう。
しかし、それよりも前に立っていたスズのコーンバットが当たる。
「ぐっ」「そちらの動きは読んでいるからね」
その言葉と共に威力が減り、そのままガヴホイッピアの突きは不完全な状態でジュワに当たる。
同時に、ショウマの背中に向かって、残りの3人が攻撃を仕掛ける。
「だけどっ」
ショウマは、すぐに腹部にあるガヴからガヴブレイドを取り出し、そのまま二刀流で、迫る攻撃を防ぐ。
「なぁ」「土壇場でやったが、けどなぁ!!」
その攻撃を防いだが、次の瞬間。
足下にトマトの爆弾が爆発する。
その威力で吹き飛ばされてしまう。
「まだまだぁ!!」「っ」
追い打ちをするようにジュワが迫る。
ガヴガブレイドが吹き飛ばされてしまった為、ショウマは咄嗟にガヴホイッピアを両手で盾のように構える。
その時、ショウマのガヴホイッピアが触れた部分が。まるで袋状のような部分だった。
そして、次の瞬間。
『ホイップパーティ!!』「「えっ」」
鳴り響いた音声。
それと共に見つめれば、ガヴホイッピアの先端部分からクリームが飛び出た。
クリームは、そのまますぐに人型に変わると共に、その手に持った槍で、ジュワに攻撃する。
「「「「えっ」」」」
遅れて、その状況に、驚きを隠せない4人のライダー達。
見れば、ショウマの前にいるのは、ホイップクリームのような頭部が特徴的な兵士が現れていた。
「もしかして、この姿は」
そのホイップ兵は、まるでエージェントのように思えた。
(ストマック家の、エージェントと同じ、だったら!)
未だに混乱はあった。
けれど、ショウマは、すぐに構えた。
「これで、数の差は、埋められる!!」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子