フルコースとライダーと学園生活   作:ボルメテウスさん

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それは、透明で見えず、迫る

仮面ライダーへと変身を終えたショウマは、その手にはガヴブレイドを手に持ちながらも、自身の現状を再確認してしまう。

 

(やばいっ、剣がいつもよりも重いっ。やっぱりケーキングを使った後だと力が出ない)

 

先程までの大会での全力を出し切った影響もあり、ショウマは、本調子とは言えなかった。

 

ガヴガブレイドを持つ事すら、難しい程に。

 

けれども、ショウマは、それを目の前にいるグラニュートに悟られないように、すぐに走り出す。

 

「はぁ!」

 

「ふんっ!」

 

ショウマは、グラニュートの一体である、グラニュート・Tレックスに向かって、跳ぶ。

 

幸い、ポッピングミによる跳躍力は変わらず使う事が出来、そのまま手に持ったガヴガブレイドを真っ直ぐと振るう。

 

その斬撃に対して、グラニュート・Tレックスは、それを見つめながら。

 

「トリケラ!」「はいぃ!」

 

グラニュート・Tレックスの前に出てきたのは、グラニュート・トリケラトプス。

 

その、トリケラトプスを思わせる巨大な顔で、正面からショウマの斬撃を受け止める。

 

「なっ!」

 

攻撃を行ったはずのショウマの手が痺れてしまう。それほどまでに強固な防御力がグラニュート・トリケラトプスの力だろう。

 

その衝撃と共に、ショウマは後ろに吹き飛ばされる。

 

「ぐっ」

 

しかし。

 

そのまま倒れこむのではなく、足に力を入れ踏み止まった。

 

そして、視線を上げればそこには、グラニュート・Tレックスが、その口を大きく開けていた。

 

「ガアアァァァ」

 

グラニュート・Tレックスの叫び声と共に放たれたブレス。

 

それが、ショウマに襲いかかった。

 

本来ならば、ショウマは、この場で防御を行う為に、グルキャンに変身するべきだった。

 

しかし。

 

「ぐっ」

 

体力の限界に近い、ショウマは、それを行う事が出来なかった。

 

「ショウマ君!」

 

千束は、すぐにショウマを助けようとした。

 

けれども、それを妨害するように、グラニュート・プテラノドンが牽制している。

 

ショウマに迫るブレス。

 

それを受ければ、死は確実だった。

 

「っ」

 

だが、次の瞬間。

 

『カップ・レディ インビジブル・ゼリー!』

 

突然、聞こえた音声。

 

それと共に。

 

「がぁぁ!」「ぐぎゃぁぁぁ!!?」

 

グラニュート・Tレックスの方向が、変わる。

その攻撃の方向は、グラニュート・トリケラトプスに向けてだった。

突然の事で、グラニュート・トリケラトプスは戸惑いを隠せず。

 

「ボス、いきなり何をするですか!」

「分からん!いきなり、身体が勝手に」

「ふぅ、全く、この力、相当に厄介だな」

 

聞こえた声。

それと共に、ショウマの隣にいたのは。

 

「ヴラム」

 

ピンク色のヴラムが、そこに立っていた。

ゼンゼロから出る陣営は

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリア家政
  • 特務捜査班
  • カリュドーンの子
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