彼らは、すぐに行動する事にした。
すぐにでも、廃品回収車を追う事にした。
「といっても、どうやって追うんだ、相手は車だぞ」
「さすがに脚では」
そう、坂本達が話している時だった。
「大丈夫、俺が追いかけるから」
「はぁ、幾ら人外染みても、そんな事は」
そう坂本が呆れて、ショウマに言おうとした。
しかし、そこにはピンク色と水色に彩られた原付が一台あった。
そして、それに跨っているのは、ショウマだった。
「ショウマ、何時の間に!」
「あんな派手な奴、あったか?」
そう、疑問に言っているが。
「これで、追いかける!乗って!」
「えっ、いや、普通に駄目だから!」
「けど、俺、その回収車の場所、分からないから」
「だからって、原付の2人乗りは法律で駄目だろ!」
「そうなのか?」
「そうだぞ!」
ショウマの言葉に、坂本は思わず叫んでしまう。
「問題ない、既に用意している」
「んっ」
見ると、そこには土屋が自転車を用意していた。
彼らが会話している間に、ピッキングで、近くにある自転車で鍵を開けておいたのだ。
「よし、これなら良いだろう」
「そういう問題かよ、あぁ」
これ以上、やっても無駄だと諦めた坂本。
「とにかく、追いかけよう!」
ショウマは嬉しそうに言う。
それに対して、坂本は頭を痛めながらも、そのまま廃品回収車を追いかける為に自転車を走らせる。
ある程度ルートを知っている坂本の案内と共に、廃品回収車を追いかける。
「あっあそこにあるのって、廃品回収車じゃない!」
「よっし!」
それと共に、ショウマ達は走らせる。
かなり勢いは凄まじく、かなりの速さだった。
「ぐっ、このままじゃ」
「とぅ!」
「えぇ!?」
すると、ショウマは、なんと廃品回収車の前に飛び出た。
自殺行為に近い行為。
それには、吉井と坂本は驚きを隠せなかった。
だが、廃品回収車とショウマがぶつかる。
廃品回収車が止まる事によって。
「「なっなにぃぃぃ!?」」
幾ら何でも、馬鹿げた光景に、驚く2人。
そんな2人を余所に。
「すいません!少しお願いがあります!」
「えっ何を!?」
その出来事に驚いている間に、ショウマは廃品回収車に乗っている運転手に聞いてきた。
そうして、ショウマ達は無事に運転手から新品の教科書を貰う事が出来た。
「・・・なぁ、ショウマ、一体何が起きたんだ」
「えっ、何が?」
「いや、車にぶつかったような気がするけど」
「・・・えっ、気のせいじゃないかなぁ」
そのままショウマは目を逸らした。
一体、目の前にいる彼は何者なのか。
坂本は勿論、吉井も思わず疑問に思う。
そう、彼らは疑問に思いながら、その意識は突然消えてしまう。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子