ビターガヴの対策を行う為の特訓。
その特訓を行う為に、喫茶リコリコの面々、そして六課のメンバーと共に、とある場所に来ていた。
「へぇ、こちらの世界の浜辺って、なかなかに綺麗じゃないか」
そうして、六課のメンバーの中でただ1人の男性である浅羽悠真が海を見る。
「うん、俺も海はよく見ているけど、こうして白い浜辺で一緒に見るのは初めてだよ
ショウマも、普段から近くの海へと来る事はある。
だが、このような夏の海は、初めてである。
だからこそ、その海に見惚れていた。
「・・・さて、この場において若い男は、俺達2人だけ、そして、これから特訓を行う訳だ」
「あぁ、俺はその為にここに来たのだから」
ここで、行う事。
その事を、再度、確認する。
そして。
「そう、そして、ここで行うべき特訓。その最初の特訓はズバリ!」
「ズバリ!」
「ナンパだよ!」
その自信に満ち溢れた悠真の言葉に対して、ショウマは思わず首を傾げる。
「ナンパって」
「あぁ、ここにいる女の子と仲良くなる。その度胸が精神的に強く「浅羽隊員」・・・」
「あわわわぁ」
その熱弁する悠真。
その後ろに、立つのは、1人の女性。
普段は母性のある人物、月城柳。
だが、その人物は、今、眼鏡が反射した光でその眼を見る事は出来ない。
だが、そこから放たれる殺気に、ショウマは震えていた。
「今回は確かにショウマ君の特訓を目的にしていますが、そのような事はショウマ君の成長に関係はありません」
「いっいやぁ、人生には色々な経験が必要だと思いましてぇ」
「確かに経験は必要ですが、その経験は必要ありません。まぁ、とりあえずは浅羽隊員には少しオハナシをしなければなりませんね」
「あっ、ああぁぁぁ!!」
その言葉と共に浅羽は、そのまま走り出した。
普段から鍛えているらしく、その跳躍力は凄まじい。
けれど、それよりも速く。
月城は走り、そのまま蹴った。
蹴られた浅羽隊員は、そのまま海に向かって行った。
「なんだぁ!今のは!」
「人間が、まるで石の水切りのようになる!?」
その光景を見て、ショウマは震えていた。
「あれぇ、ショウマ?どうしたの?」「何か、大きな音がしたようですが」「あっナギねえ!」
そうしている間にも、千束達も既に水着に着替えて、こちらに来ていた。
その際に、ショウマは、オロオロしながら、どのように答えれば良いのか困惑していると。
「いえ、浅羽隊員が張り切った様子で、先に海に入ってしまったので」
「そうなの!ハルマサだけ狡い!」
そう、月城の言葉を聞いて、青い肌が特徴的で、この面々の中で一際グラニュート側の特徴が目立つ蒼角が頬を膨らませている。
「そうですよね、ショウマ君」
「うっうん、そうだね」
そして、笑みを浮かべる月城に対して、ショウマは頷く。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子