ショウマ達が向かった場所。
そこは大きな公園を使った会場。
かなり大きな祭りという事もあり、大勢の人で賑わっていた。
そして、その出店は。
「へぇ、こんな所にケバブがあるんだ」
「こっちは焼きそば、向こうにはイカの姿焼きまで」
「おいおい、これってもしかして全部食べられるんじゃないか?」
1人1つ、好きなものを食べていいと聞かされれば嬉しく感じる物だろう。
夏祭りという事で普段ならば見ないような食べ物に眼を輝かせていた。
「千束!たきな!なんだか凄くワクワクしないかい!?こういうお祭りなんて初めてだからさ!!」
興奮したように語るショウマに対し、千束もまた頷く。
「本当にね!こういう祭りは、学園の祭りともまた違って、良いよね!!」
「はぁ、ショウマも千束も、少し落ち着きなさいな」
そんな2人を見て、たきなは呆れたように言っていた。
その様子を見ていた明久と雄二は。
「ショウマの妹だと聞いた時は、どういう奴かと思ったけど、どちらかと言うと似たポジションだったか」
「なんだか、苦労しているね」
そう、たきなの様子を見ていた2人であった。
それでも、祭りを楽しみながら、ふと見えたのは。
「これって」
「納涼ミス浴衣コンテスト?」
そのチラシを見て、明久と雄二は首を傾げる。
「ミスコンテストか。面白そうだな」
「このお祭りは、町興しも兼ねているようですね。色々と手がかかっていないようです」
「凄いね、浴衣の貸し出しもやっているみたいだし」
「・・・・・撮影チャンス」
そう、各々が反応する最中。
「面白そう」
「じゃぁいっその事、出場してみたらどうかな?皆ならきっと良い線までいくと思うよ?」
そう、何気ない言葉を明久が言う。
ただ、それが普通ならば参加しないだろう。
だが。
「良いですね」
「じゃあ、申し込んでみましょうか」
その言葉と共に、明久達は疑問に思わなかった。
「はい、出ましょう。ここにいる全員で」
その呟きと同時に。
「「「散開!!」」」
「えっ?」
それは、まるで訓練された兵士のように、その場から消えた。
その様子を見ていたショウマは驚いている。
しかし、その一瞬だけで。
明久達は掴まってしまう。
「3人共、まさか、昼間の1件が許されたと思っていますか?」
「むしろ、本番はここからですから」
「まさかっ!これに参加させる為に僕達を誘ったのか!」
その事実に、明久達は驚愕していた。
「んっ?ミスコンって、男も参加出来るの?参加項目には書いていないけど」
「ショウマ君も参加してみる?なんだか、面白そうだから?」
「そうなの?」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子