フルコースとライダーと学園生活   作:ボルメテウスさん

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氷のガヴ

ブリザードソルベに変身したショウマ。

その全身から漏れ出る冷気は、これまでのガヴにはなかった力だった。

ショウマは、ゆっくりと息を吸う。

 

「うわぁ、なにそれぇ!!」

 

ショウマの、その姿を見たビターガヴは、まるで新しい玩具を見つけた子供のような声を出す。

無邪気な言葉と共に、そのままビターガヴは、そのままショウマに向かって行く。

だが、ショウマは、その腰にあるソルベエゴチゾウを回す。

 

「ハァァァァ!!」

 

これまでのゴチゾウにはなかった、回転と共に、ショウマは、そのまま息を吐く。

口から出てきたのは冷気であり、その冷気は、そのままビターガヴの隣に巨大な氷の柱を作り出す程だった。

 

「うわぁ、なんだ?!」

 

それに驚きを隠せないビターガヴに対して、ショウマは既に接近していた。

 

「ここじゃ、他の人を巻き込む。こっちに来い!」「えっ、ガァァ!」

 

ビターガヴの懐に飛び込んだショウマは、そのまま蹴り上げた。

腹部を蹴られたビターガヴは、ショウマからの攻撃を避ける事が出来ず、そのまま跳び上がる。

ビターガヴは、そのままショウマによって造り出された氷の柱の頂上まで吹き飛ばされてしまう。

 

「ぐっ、痛いっ、ダメージが」

 

その腹部を見ると、ショウマの攻撃によって、直接凍らされていた。

それによって、ダメージの軽減を行う事は出来ず、さらには再生する事も出来ない。

そうしている間にも、ショウマは既に辿り着いていた。

 

「はぁ!」「えっ、ぐぅ!」

 

ショウマは、そのまま回し蹴りを、放った。

ビターガヴは、すぐに腕を盾に、その攻撃を受け止めようとした。

しかし、その蹴りに対して、腕の防御は無意味だった。

触れた瞬間、その部位が凍り、砕け散る。

一瞬で、防御を無意味へと変わった。

 

「痛い!俺の腕!凍って無くなった!!」

「・・・どうする」

「えっ」

 

そう、ショウマは、眼前にいるビターガヴに問いかける。

 

「ここで、俺に凍って永遠に生きるか、それとももう誰も傷つけないって約束するのか」

「えっえっ」

 

ショウマが、ゆっくりと歩く。

その姿は、夜空に浮かぶ月を背にしている事もあり、まるで魔王を思わせる姿。

 

「分かった!誰も、傷つけないから!」

「・・・そうか」

 

その言葉を聞いたショウマは、頷く。

そのまま、背を向ける。

 

「にひぃ!」

 

だが、ビターガヴは。

 

『ブルキャンスパイシー!ヤミー!』

 

既に、ブルキャンバギースパイシーを、召喚していた。

そのまま、砲台は、真っ直ぐとショウマに向けていた。

 

「ばぁか!そんなのつまらないからやらないよぉ!」

 

ビターガヴは、そのままショウマを馬鹿にするように呟く。

しかし。

 

「・・・そうか、だったら、良かった」

「えっ」

 

ショウマのその一言に疑問。

だが、二人を足場にしていた氷が崩れる。

 

「えっえぇえ?!」

 

それは、ビターガヴが召喚したブルキャンバギースパイシーの重みに耐えられなかったのか。

崩れ去る氷の足場と共に、ビターガヴは、そのまま地面に落ちる。

 

『チュポン……チュポン……CHARGE ME CHARGE ME!アイスブレイク!!』

「っ!」

 

それと同時に見つめた先には、既にショウマはガヴのハンドルを回していた。

そして、その脚には、周囲の氷が集まり、巨大な塊となる。

そのまま、真っ直ぐと、ビターガヴに向かって、ショウマは飛び蹴りを放つ。

 

「うっうわぁぁぁぁ!?」

 

その叫び。

そして、ビターガヴは、その氷の塊に飲み込まれ、そのまま閉じ込められる。

そして、そのまま、ショウマとビターガヴは地面へと降り立つ。

 

「ふぅ!」

 

そして、ショウマの後ろには、氷の中に閉じ込められたビターガヴがいた。

ゼンゼロから出る陣営は

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリア家政
  • 特務捜査班
  • カリュドーンの子
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