フルコースとライダーと学園生活   作:ボルメテウスさん

18 / 366
まだ、友達じゃない

ショウマは、無事に廃品回収車から教科書を手に入れた時だった。

 

「これだよね、吉井君!坂本くっ」

 

そう、ショウマが言おうとした時だった。

廃品回収車の運転手だと思われる人物の後ろ姿だけが見えた。

そして、そこには吉井と坂本の姿はなかった。

代わりに、その廃品回収車の運転手の手には、アクリルスタンドが。

 

「全く、いきなり仕事の邪魔をするなよ」

「お前、グラニュートっ」

 

そうしながら、ショウマは叫びながら、見つめる。

その腹部には口が開いており、それが廃品回収車の運転手が、グラニュートである証となっていた。

 

「そういうお前もなんだろ?車にぶつかって無傷なんて、グラニュートぐらいしかいないからな」

 

そうしながら、笑顔になっている2人を見る。

 

「本当、こういう風に廃品回収の仕事をしていれば、青春している奴らをヒトプレス出来るからな。若くて幸せな奴らは本当に良いスパイスになるからな」

「彼らを、闇菓子にするのか」

「当たり前だろ、あぁ、お前が狙っていたのか、だったら早い物勝ちって事で」

 

その言葉を最後まで聞き終える前に、既にショウマはグラニュートに近づくと共に、2人を取り返す為に突っ込む。

 

「なっ、お前っいきなり何をしやがる!」

「返せっ、2人を!」

 

そう突っ込むが、グラニュートは、その後ろに避ける。

 

「おいおい、ここは文月学園じゃないんだぜ、こんな所でやっても、すぐに帰る事になるんだぜ」

「だったら、帰る前に2人を取り返す」

「取り返すって、まさか、マジで人間と友達だと思っているのか?」

「・・・」

 

グラニュートの言葉に対して、ショウマは、僅かに止まる。

 

「いや、友達じゃない」

「だったら、良いじゃないか」

「だけど、それはまだだっ」

 

ショウマは、そう叫び、その腰にあるガヴを剥き出しにする。

 

「まだ、友達じゃない!だけど、俺はちゃんと言うんだ!」(吉井君と坂本君だけじゃない。木下君と土屋君にもちゃんと言う!友達になってくれって!)『グミ!』

 

ショウマは、そのままゴチゾウを取りだし、ガヴにセットする。

それと共にショウマは、そのまま構える。

 

「なっ、マジかよ!たくっ、学園外での戦闘はただでさえ体力を使うってのにっ!」

 

それと共にグラニュートは、反対に自分の腹部にあるガヴから何かを取り外す。

すると、そのグラニュートの姿も変わる。

その背中には禍々しい翼が生えており、鋭い嘴がある。

以前、戦った犬を思わせるグラニュートから一変。

まるで、空から獲物を狙う鷲だった。

 

「さっさとてめぇを片付けて、闇菓子を食って、寝る!」

 

そう、叫ぶグラニュートに対して、ショウマは。

 

「変身!」『ポッピングミ!ジューシー!』

 

同時にショウマもまた仮面ライダーガヴへと変身し、そのまま構える。

ゼンゼロから出る陣営は

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリア家政
  • 特務捜査班
  • カリュドーンの子
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。