ショウマは、無事に廃品回収車から教科書を手に入れた時だった。
「これだよね、吉井君!坂本くっ」
そう、ショウマが言おうとした時だった。
廃品回収車の運転手だと思われる人物の後ろ姿だけが見えた。
そして、そこには吉井と坂本の姿はなかった。
代わりに、その廃品回収車の運転手の手には、アクリルスタンドが。
「全く、いきなり仕事の邪魔をするなよ」
「お前、グラニュートっ」
そうしながら、ショウマは叫びながら、見つめる。
その腹部には口が開いており、それが廃品回収車の運転手が、グラニュートである証となっていた。
「そういうお前もなんだろ?車にぶつかって無傷なんて、グラニュートぐらいしかいないからな」
そうしながら、笑顔になっている2人を見る。
「本当、こういう風に廃品回収の仕事をしていれば、青春している奴らをヒトプレス出来るからな。若くて幸せな奴らは本当に良いスパイスになるからな」
「彼らを、闇菓子にするのか」
「当たり前だろ、あぁ、お前が狙っていたのか、だったら早い物勝ちって事で」
その言葉を最後まで聞き終える前に、既にショウマはグラニュートに近づくと共に、2人を取り返す為に突っ込む。
「なっ、お前っいきなり何をしやがる!」
「返せっ、2人を!」
そう突っ込むが、グラニュートは、その後ろに避ける。
「おいおい、ここは文月学園じゃないんだぜ、こんな所でやっても、すぐに帰る事になるんだぜ」
「だったら、帰る前に2人を取り返す」
「取り返すって、まさか、マジで人間と友達だと思っているのか?」
「・・・」
グラニュートの言葉に対して、ショウマは、僅かに止まる。
「いや、友達じゃない」
「だったら、良いじゃないか」
「だけど、それはまだだっ」
ショウマは、そう叫び、その腰にあるガヴを剥き出しにする。
「まだ、友達じゃない!だけど、俺はちゃんと言うんだ!」(吉井君と坂本君だけじゃない。木下君と土屋君にもちゃんと言う!友達になってくれって!)『グミ!』
ショウマは、そのままゴチゾウを取りだし、ガヴにセットする。
それと共にショウマは、そのまま構える。
「なっ、マジかよ!たくっ、学園外での戦闘はただでさえ体力を使うってのにっ!」
それと共にグラニュートは、反対に自分の腹部にあるガヴから何かを取り外す。
すると、そのグラニュートの姿も変わる。
その背中には禍々しい翼が生えており、鋭い嘴がある。
以前、戦った犬を思わせるグラニュートから一変。
まるで、空から獲物を狙う鷲だった。
「さっさとてめぇを片付けて、闇菓子を食って、寝る!」
そう、叫ぶグラニュートに対して、ショウマは。
「変身!」『ポッピングミ!ジューシー!』
同時にショウマもまた仮面ライダーガヴへと変身し、そのまま構える。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子