「つまり、明久が言いたいのは……謎の手紙主から脅迫されていて更にその脅迫ネタが明久の女装だと言っている」
雄二は、そう言い、それまでの出来事を纏めるように言う。
その事に関して、間違っていないようで、明久も頷く。
すると、雄二はため息を吐くと。
「なんだ、その程度の事か」
「ついでにいうと、明久の女装写真がばらまかれた場合は世界中に拡散される可能性高いと言うことだ」
「……お前も似たような脅迫されているのか」
「……そこにも、同じ境遇の被害者がいたとは」
ムッリニーニの言う通り脅迫されていてる被害者が目の前に二人もいる。
それを聞くと、ショウマは。
「それって、つまりは、今回の事件って、同一犯の可能性が高いという事?」
「・・・この技術から考えても、同一犯である可能性は十分にある」
それを聞くと。
「だったら、僕も協力するよ!こんな風に人を脅迫するんだ、もしも放っておいたら、他にも被害者が出る可能性がある!」
「うん、確かに、こういう脅迫って、以外と他にも被害者がいる可能性があるからね」
ショウマの言葉に、千束もまた頷く。
「それはありがたい。ムッツリーニだけでは調べられない範囲を調べてくれるのは助かるな」
「女子で情報を集めてくれるのは助かる」
その二人の助けを聞いて、頷く。
そのやり取りが終わった後。
ショウマ達は教室に戻り席に座り込むと鉄人がちょうどタイミングよく来て、段ボールをもってきた
「遅くなってすまないな。強化合宿のしおりのおかげで手間取ってしまった。HRを始めるから各自座ってくれ」
その内容は、明日から始まる学力強化合宿の事に関してだった。
「さて、明日から始まる『学力強化合宿』だが、だいたいのことは今配っている強化合宿のしおりに書いてあるので確認しておくように。まぁ旅行に行くわけではないので、勉強道具と着替えさえ用意してあれば特に問題はないはずだがな」
そう、軽い説明が終わった後、ショウマ達は、資料に目を通す。
目を通して資料を確認するが、今回の会場は卯月高原という少し洒落た避暑地で、この街からは車だとだいたい4時間程、電車とバスの乗り継ぎで行くから5時間程。
「車でかなり時間かかるところで合宿か……」
「あぁ、そういえばいい忘れていたな。特に他のクラスの集合場所と間違えるなよ。クラスごとでそれぞれ違うからな」
「そうなのですか?」
「あぁ、だからお前達Fクラスは……他のクラスと違って我々Fクラスは現地集合だぞ」
「えっ」
その一言に、さすがにクラスの全員が驚きを隠せなかった。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子